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すのこベッドの耐久性はどれくらい?頑丈なすのこベッドを選ぶポイントを解説!



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通気性が高いので湿気やカビ対策に最適と言われるすのこベッドですが、普通のベッドと違って床板に隙間があるので耐久性が心配という声もあります。
確かに1枚の板のベッドの方が頑丈で長持ちしそうなので、普通のベッドにした方が良いのか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、すのこベッドの耐久性を構造や素材別に詳しく解説。耐久性の高いすのこベッドもご紹介しています。

すのこベッドの特徴

寝心地の良さと快適な空間作りを追求するなら、すのこベッドがおすすめです。
優れた通気性で湿気を防ぎ、快適な睡眠環境を整えるだけでなく、さまざまなデザインでお部屋のインテリアにもぴったり。
ここでは、すのこベッドの特徴や魅力について詳しくご紹介します。

すのこベッドとは?

「すのこ」とは、太い木の角材の上に薄い木の板を直角に打ち付けたもの。
そんなすのこを寝具として加工したのが「すのこベッド」です。

吸湿性が高く、カビが生えにくい性質を持つ桐(きり)や檜(ひのき)が、すのこベッドの素材としてよく使われています。

夏は気温や体温の関係で、冬は床からの冷気と体温の差で湿気が生まれ、寝具周りにはカビやダニが発生しやすくなるものですが、すのこベッドはそのような寝室環境を改善するのに役立ちます。

ベッドの構造上から空気が通りやすく、湿気を逃がしてくれるのが特徴です。
すのこベッドとは?

すのこベッドのメリット

快適で健康的な睡眠環境を実現するすのこベッドならではのメリットは以下です。

<メリット>

  • 通気性が良くカビの発生を軽減できる
  • デザインや素材が豊富で自分に合うものを選べる
  • 木の香りを楽しめる(木製の場合)

すのこベッドのデメリット

すのこベッドは設置する場所や使用する寝具によってはデメリットを感じる場合もあるため、購入前にしっかりと注意点をチェックしましょう。

<デメリット>

  • きしみが気になる場合がある
  • 冬は寒く感じる場合がある
  • ベッド下収納に向いていない

すのこベッドは耐久性が低い?

すのこベッドは、床板に隙間があるため通気性が良い一方で、きしみ音が原因で耐久性に不安を感じるかもしれません。
しかし、適切なメンテナンスと正しい使用方法で耐久性を高めることが可能です。

床板が割れる主な原因は「カビや腐食」、「耐荷重オーバー」、「1か所に荷重をかけ過ぎたこと」ですが、湿気対策や荷重分散を意識することで防げます。

また、すのこベッドの耐久性は素材や構造によって大きく異なります。頑丈な天然木や耐久性の高い構造を採用したベッドを選ぶことで、長く安心して使用できます。

すのこベッドの耐久性を確認するには

すのこベッドとは床板にすのこが使われたベッドのことで、ヘッドボードやフットボードの有無など構造やデザインに様々な違いがありますが、床板がすのこであれば全てすのこベッドと呼ばれます。
すのこを床板に使用することで湿気がこもることなく、カビやダニ、ニオイ対策としても有効、通気性が高いのでジメジメした季節でも快適に眠れます。
こうしたすのこベッドの耐久性は「耐荷重」の数値で表されます。
ベッドの商品詳細などに書かれた「耐荷重100Kg」などの数値を耐久性の参考にしましょう。
また、頑丈なすのこベッドを選ぶには、素材や構造も確認すると更に安心です。

すのこベッドの耐久性の目安となる「耐荷重」について


すのこベッドの耐久性を確認するには、耐荷重の数値がポイントになるとお伝えしましたが、そもそも耐荷重とは何なのかというと「その商品にかけても良い最大の荷重」のことで、ベッドの場合で言うと「何Kgの重みにまで耐えることができるか」をあらわした数値ということになります。

「耐荷重●●Kg」だけでなく「静止耐荷重●●Kg」と記載されることもありますが、どちらも同じ意味です。
これを超える重みがかかると破損の可能性があるので、耐荷重以上の重さをかけないことが大事です。

また、「静止耐荷重」と記載があるように、この数値はあくまでも静止した状態での重さであり、強い衝撃が一瞬で加わる時の数値ではありません。
ベッドの上で飛び跳ねたりすると静止耐荷重以内であっても破損などのリスクがあるので注意しましょう。

ネルコンシェルジュで紹介しているベッドの場合、商品紹介ページの「詳細・スペック」欄に静止耐荷重が記載されているので、購入時には必ず確認しておいてください。

また、静止耐荷重は利用する人の体重だけでなく、寝具やマットレスなどベッドの上に載せるもの全ての重みが含まれる点にも気をつける必要があります。

例えば体重80Kgの人の場合、静止耐荷重が80Kgあれば十分なわけでなく、マットレス約20Kg、寝具約5Kgの重みをプラスすることになるので、耐荷重105Kg以上のすのこベッドを選ぶと安心です。

▶参考:【ベッドフレームの選び方】ベッド専門店nerucoが選び方をご紹介します!

「素材」で異なるすのこベッドの頑丈さ

すのこベッドには天然木が用いられることが多いですが、使われる木材によって頑丈さ、特徴が異なります。

LVL(単板積層材)

LVLとは、Laminated Veneer Lumberの略で、ポプラ材などの木を、スライサーなどで切削し単板にし、木の方向の向きを変え貼り合わせた板になります。
安価でかつ、反りや割れがなく、強度、特に上からの力に対して粘り反発する力が強く、ベッドのすのこ床板の材料として一番多く使用されている材料となります。

檜(ひのき)

檜は丈夫で強度が高く、防虫、防腐性の高い素材として知られており、日本の古い建築物でもよく使われています。
また、リラックス効果の高い独特の香りで、快適に眠れるのも檜の特徴で、ベッドには適した素材と言えます。

桐(きり)

湿気に強く断熱性にも優れている桐は、軽くて扱いやすい素材です。
タンスにも使われる素材で、虫の嫌う成分が含まれていることから防虫効果の高さでも知られています。

杉(すぎ)

成長が早いため流通量が多く、天然木材としては比較的手ごろな価格の杉は、湿気に強く断熱性の高い素材です。

「構造」で異なるすのこベッドの頑丈さ

すのこベッドに使われるすのこの形状や板の厚みなどの構造は、ベッドによって異なります。
頑丈なすのこベッドを選ぶためには「横桟の太さ、厚み、本数」、「すのこ板の厚み」、「脚の太さ、本数」といった条件を確認する必要があります。
横桟が太く、厚みがあり、本数が多ければ1本の横桟にかかる荷重を減らすことができ、きしみや揺れなども軽減できます。すのこ板の厚みや脚の太さ、本数についても同様です。

隙間が多くなるすのこベッドですが、パーツの厚みや数などによって強度を高めているものも多いため、床板がすのこだからと不安を感じる必要はありません。

ネルコンシェルジュおすすめ!耐久性が高いすのこベッド【5選】

ここまで、耐久性の高いすのこベッドを選ぶには、素材や構造のチェックが重要とお伝えしました。
こうしたポイントを踏まえたうえで、ネルコンシェルジュのベッドの中でも特に耐久性が高いすのこベッドをピックアップして5つご紹介します。

耐荷重350Kgのシンプルで頑丈なすのこベッド「バノン」

耐荷重350Kgのシンプルで頑丈なすのこベッド「バノン」

公的検査機関による試験で静止耐荷重350kg(JIS規格耐荷重7000N=約700kg試験合格品)をクリア。
厚さ3cmの極太フレームとすのこ床板を支える極太の横桟できしみや揺れも軽減された頑丈なすのこベッドです。

島根県産高知四万十産頑丈ひのきすのこベッド

島根県産高知四万十産頑丈ひのきすのこベッド

耐久試験で1トンの荷重に耐えた頑丈なすのこベッド。
極太の脚で支えるので耐荷重500Kgの超頑丈構造。
布団でもマットレスでも使えて、床面下を収納としても活用できます。

檜材を贅沢に使用したステージベッド

檜材を贅沢に使用したステージベッド

リラックス効果の高い檜を使用した総檜の北欧調ステージベッド。
耐荷重150Kgのがっちり頑丈なベッドは、布団でもマットレスでもOK。
床に近いロータイプのデザインでお部屋を広く見せてくれます。

耐荷重350kg棚付きすのこベッド バノンプラス

耐荷重350kg棚付きすのこベッド バノンプラス

シンプルで頑丈な当社オリジナルの天然木すのこベッド「バノン」にヘッドボードの付いた「バノンプラス」公的検査機関で静止耐荷重350kgをクリアした頑丈設計構造はそのままに、便利なコンセント棚付きのヘッドボードが付きました。

高さ3段階調節可能 頑丈すのこベッドマーヴィン

高さ3段階調節可能 頑丈すのこベッドマーヴィン

厚みのある天然木の板を並べてすのこにした、ステージベッドのような雰囲気もあるデザインすのこベッドです。脚部が継脚式のため、高さ調節も可能です。

すのこベッドのきしみが気になる時は

すのこベッドのきしみ音や揺れが気になる時には、ネジが緩んでいないか確認してみましょう。
組み立て式のベッドの場合、使っているうちに少しずつネジが緩んできてしまい、それがきしみの原因になることもあります。

また、ベッドを設置する床面と脚部の摩擦がきしみの原因になることもあるので、フローリングの部屋にベッドを設置している場合はラグやカーペットなどを敷いてみると音が軽減されるかもしれません。
すのこベッドのきしみや揺れ対策として、定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

すのこベッドの寒さが気になる時は

すのこベッドの通気性の高さは暑い夏でも心地良く眠るために役立ちますが、冬は冷たい空気が循環してしまうので体を冷やしてしまいます。
ただ、通気性の高さをそのまま生かして寒さ対策をすることは可能ですし、他に考えられる寒さの原因も効果的な対策を取ることで、一年中快適に眠れるすのこベッド、理想的な睡眠環境を作ることができます。

1.通気性の高さを生かしてベッド下を温かく
エアコンやストーブで暖められた空気は部屋の上の方にたまり、部屋の下の方にはつめたいくうきがたまっていくので、これをサーキュレーターなどで循環させれば、すのこベッドの下に暖かい空気の流れを作ることができるので冷えも軽減されるでしょう。

2.床からの冷気を遮断する工夫を
すのこベッドをフローリングの部屋に設置すると冷たさをダイレクトに感じてしまうので、冷気を遮断するためのマットやシートを敷いて対策をしましょう。
ベッドの下だけにラグを敷くのも一つの方法ですし、すのこの床面下を収納スペースとして使用し、冷気をシャットアウトするという方法もあります。
また、厚めのマットレスや寝具でも工夫をすれば冷気対策が可能です。

3.冷たい外気を部屋に入れない
冷気が入り込む窓のそばやドアからの隙間風が当たる場所ではなく、部屋の中で一番暖かく感じる場所、エアコンなどの暖房器具で暖まりやすい場所にベッドを設置するだけでも、寒さが軽減されるはずです。
厚手のカーテンや窓に直接貼るタイプの断熱シートで冷気を遮断する方法や、ドアの下に隙間風を防ぐテープを貼ることでも寝室の寒さ対策となりますね。

すのこベッドのマットレスを選ぶポイント

ここまではすのこベッドの構造や特徴についての解説でした。以下はすのこベッドに合うマットレスについても解説していきたいと思います。

マットレスの厚み

マットレスの厚みは10センチ程度のものから30センチを超えるものまで色々ありますが、快適に眠るためには厚みのあるマットレスがおすすめです。
薄いマットレスの場合は、すのこの隙間がわかるほど底付き感があり、人によっては体が痛いと思うかもしれません。

マットレスの詰め物の量

ポケットコイルマットレスはコイルの上にウレタンなどの詰め物が入っていますが、この厚みが寝心地を大きく左右します。
たっぷりと詰め物が入っていればコイルでしっかりと支えながら、寝心地は適度に柔らか、クッション性があるので快適に眠ることができます。
詰め物にはウレタンや保温性の高い羊毛が使われており、詰め物の種類や量もマットレスの価格に反映されています。

マットレスのコイルの直径

すのこベッドの床板には板と板の間の隙間がありますが、ポケットコイルマットレスのコイルの直径が小さいとこの隙間に入り込んでしまいます。
そのため、コイルの直径がどのくらいなのか、すでに使っている、あるいは購入しようと思っているすのこベッドの隙間に入り込むことがないのかをしっかりと確認しておく必要があります。

すのこベッドにおすすめのマットレス【5選】

すのこベッドと相性の良いマットレスをご紹介します。

nerucoオリジナルのポケットコイルスプリングマットレス

nerucoオリジナルのポケットコイルスプリングマットレス

日本人の体格、環境を考慮して作られた高密度ポケットコイルスプリングマットレスです。
寝心地はソフトながら、寝る人それぞれの体型や体重に合わせてきめ細かく対応してくれるので、起きた時の体の傷みもなく、しっかりと熟睡できます。

理想的な寝姿勢を保てるポケットコイルスプリングマットレス

理想的な寝姿勢を保てるポケットコイルスプリングマットレス

高級マットレスにも採用されているポケットコイルスプリングの中でも、しっかりとした反発性のある2.0mm径 のポケットコイルスプリングを採用したnerucoオリジナルのマットレスです。
一つずつ独立したスプリングが寝る人の体重や体型に合わせて体を支えてくれます。

三つ折りできてコンパクトに収納可能なポケットコイルマットレス

三つ折りできてコンパクトに収納可能なポケットコイルマットレス

三つ折りマットレスでは珍しいポケットコイルを採用。
ほど良い硬さに仕上げてあるので、幅広いタイプの人におすすめできるマットレスです。
コンパクト収納可能な三つ折りにできるだけでなく、ファスナーで三分割できるので簡易ソファとしても使えます。

厚さ11cmの薄型ポケットコイルスプリングマットレス

厚さ11cmの薄型ポケットコイルスプリングマットレス

点で支えるポケットコイルスプリングが個々の体型や体重に合わせてきめ細やかに対応するマットレスです。
厚さ11cmの薄型なので、高さのあるチェストベッドや、ロフトベッドでも使いやすく、お届けは圧縮真空パッケージなので衛生面でも安心です。
ショートサイズもございます。

厚さ8cmの高反発三つ折りウレタンマットレス

厚さ8cmの高反発三つ折りウレタンマットレス

高反発のプロファイルウレタンを使用。寝返りを適度にサポートしてくれるため、理想的な寝姿勢を保てます。薄型ではありますが底付き感がなく、ベッドでも快適。
カバーは簡単に取り外して洗濯でき、軽くコンパクトな設計なので持ち運びや収納にも便利です。ロフトベッドや来客用のマットレスに利用するのもおすすめです。

耐久性の高いすのこベッドを探すなら「ネルコンシェルジュ」!

いかがでしたか?すのこベッドのメリットやデメリット、特徴を知ることで耐久性について理解を深めることができたのではないでしょうか。
すのこベッドの耐久性を心配する声は少なくありませんが、すのこの構造や素材を工夫することで耐久性を高め、耐荷重をアップしたベッドもたくさんあります。
通常のベッドよりも頑丈なすのこベッドも豊富に揃っているので、購入を検討する際にはぜひ以下のリンク先ページもご覧ください。

 

※この記事の内容は、投稿日(更新)時点での情報に基づいて書かれています。仕様変更や取扱い終了商品もございます。ご了承ください。

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この記事を書いた人:あびる

ベッド・マットレスのEC通販「ネルコンシェルジュ neruco」を
運営します。
株式会社インテリアオフィスワン、代表の阿比留亮です。
ネルコンシェルジュ(スリープアドバイザー、電動ベッドアドバイザー資格取得)
かれこれベッド・マットレス・寝具販売は30年以上続けております。
「ネルコンシェルジュ neruco」は、その経験をいかして、
国内・海外の優良メーカーと、ベッド、マットレス、寝具の共同開発・販売を行っています。
ネルコンシェルジュ nerucoのプロダクト指針です。
1、Comfortable 快適性があること
2、Design デザインがよいこと
3、Function 機能性があること
4、Price リーズナブル・プライスであること
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