スペースに余裕がないお部屋では、ベッド下を収納として利用できるかどうかがベッド選びの決め手になります。
使う予定の収納ケースが入れられるのかはもちろん、収納アイテムを買い替えた時にベッドの高さを変えて対応できるのかどうかも確認しておくとベッド下を有効に活用できます。
ここでは、高さを調節できるすのこベッドにはどんな特徴があるのか、おすすめのすのこベッドとあわせてご紹介していきます。
すのこベッドとは
すのこベッドとは、床板がすのこ状になったベッドのことです。
すのこは板と板の間に空間があるので通気性が高く、布団やマットレスの湿気を逃してくれるので、防カビ、防ダニ対策としても有効です。
高さ調節ができるすのこベッドとは?
すのこベッドの中には、高さ調節ができるものもあります。
高さ調節をすると床板と床の間の空間を広げたり、狭めたりできるので使用するマットレスの厚みがある時には床板を低くしてベッドへの上り下りをしやすくすることも可能です。
また、ベッドの下を収納スペースとして使いたい時には、床板を高くすることで空間を広げることができるので大きな衣装ケースなども入れられます。
ただし、すのこベッドはすのこによる通気性の高さがメリットでもあるので、床板の下を完全に塞いでしまうような収納方法はおすすめできません。
高さ調節が可能なすのこベッドなら、高くしたい、低くしたいと思った時に手軽に高さを変えることができるだけでなく、やっぱり元に戻したいという場合にも対応できます。
引っ越しの予定がある時や生活スタイルが変化する可能性がある時など、フレキシブルに対応できるのが高さ調節可能なベッドの特徴です。
すのこベッドの高さ調節方法
高さ調節可能なベッドとはどういうものなのかについてご説明しましたが、どうやって高さを変えるのかは、ベッドによって異なります。
例えば、長さの違う継ぎ脚が付いており、付け外しすることで高さを調節できるすのこベッドもありますし、フレームをひっかけるネジの位置を変え床板を高くしたり、低くしたりできるベッドもあります。
どちらも生活スタイルが変わった時に簡単に高さ調節できるのはもちろん、元に戻したい時にも対応可能なので、いつでも一番使いやすい高さにすることが可能です。
ベッドの高さで何が変わる?
ベッドの高さを変えれば床面下のスペースの高さが変わり、収納スペースが広くなるというメリットがありますが、それ以外にも高さが変わるごとに使い勝手も変わってきます。
ここでは、4段階に高さが調節できるすのこベッド「バノン」を例に4つのポジションごとの特徴をご紹介していきます。
→高さ調節可能 バノンすのこベッド
<ダイレクトポジション>
ダイレクトポジションは、すのこの床板を直接床に敷いたようなイメージです。
小さなお子様が寝ている場合、高さのあるベッドだと落下が心配ですが、ダイレクトポジションなら落ちたとしてもケガをする心配がありません。
<ローポジション>
短い方の6cmの脚を付けたローポジションは、少しだけ床と離れるけれど圧迫感なく設置できるのでお部屋を広く見せたい時におすすめです。
<ミドルポジション>
長い方の20cmの脚を付けたミドルポジションの場合、厚みのあるマットレスを敷いてもベッドへの上り下りがラクにできる高さです。
ちょっと腰掛けたい時にもピッタリな高さでお掃除ロボットも使えます。
<ハイポジション>
長短2つの継ぎ脚を両方つけると床面の高さが26cmのハイポジションに。
深めの収納ケースも入れられるので、クローゼットに入りきらない洋服もスッキリと片付けられます。
オススメ!高さ調節可能なすのこベッド
ベッドの高さが調節できれば、お子様も安心、ベッド下を収納スペースとしても活用できるので便利です。
ただし、ベッドによって高さ調節の範囲が異なるため、購入時には何段階に高さを変えられるのか、床面下のスペースはどのくらい確保できるのかを確認しておきましょう。
北欧風のシンプルデザインすのこベッド「バノン」
ライフスタイルに合わせて継ぎ脚で4段階に高さ調節ができるすのこベッド。
天然木無垢材を使用したナチュラルなデザインと耐荷重350kgの頑丈さが魅力で、長くお使いいただけるベッドとしておすすめです。
3段階に高さ調節なnerucoオリジナルすのこベッド「マリッカ」
ヘッドボードにはスマホやタブレットが斜め置きできる場所とコンセント付き。
就寝前のリラックスタイムに動画を見たり、音楽を聴いたりするのにもぴったりです。
安定感のある6本脚の檜すのこベッド
高さを3段階に調節できる檜すのこベッド。
床下スペースを収納として活用したい時は1段目での使用がおすすめ。
床面下の高さに余裕があるので、お掃除もラクにできます。
まとめ
もう少しベッドが高ければ手持ちの収納ケースが入るのにと残念な思いをしないためにも、高さ調節できるベッドがおすすめです。
使用するマットレスが変わっても高さを調節できれば、安全、かつ快適に眠ることができるのでベッドの買い替えも必要なし。
新しくベッドを購入しようと思っている、買い替えを検討しているという方は、ぜひこちらのページも参考に高さ調節可能なベッドを探してみてください。