すのこベッドを使っていたけれど床板が割れてしまったので補修しようと思っている。
けれど、上手な直し方がわからない人は少なくありません。
また、補修が面倒だったり、自分で直す自信がなかったりする場合は、壊れたことが買い替え検討のきっかけになることもあるようです。
ここでは、そもそもすのこベッドが割れてしまうのはなぜなのか、素人でも直すことができるのかといった情報とあわせて、買い替えの参考にもなるおすすめベッドについてもご紹介しています。
目次
すのこベッドの床板が割れる原因
すのこベッドの素材は天然木やスチールですが、どんな素材が使われていても床板が割れる可能性はあります。
床板が割れる原因として考えられるのは「カビや腐食」、「耐荷重オーバー」、「ベッドの上で立つ、飛び跳ねるなどで1か所に荷重をかけ過ぎた」といったケースで、これらについては適切なメンテナンスを行い、正しく使用することで対処は可能です。
また「経年劣化」により床板が割れてしまうこともありますが、これについては気をつけていても防ぎづらい破損原因と言えるかもしれません。
床板が割れた時の対処法
気をつけていたけれど床板が割れてしまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。
破損の程度にもよりますが自分で補修することはできます。
どこが破損したのかによって補修方法は変わりますが、すのこの横板が破損した場合は桟を残して横板を張り替えることができますし、桟が折れている場合は桟の取り換えプラス補強金具の取り付けで強度を上げることも可能です。
単に床板が桟から剥がれてしまったという場合は、木材用の接着剤で貼り付けるだけで補修できます。
必要な材料はホームセンターなどで購入できますし、木材のカットサービスなどを利用すればぴったりサイズの木材を簡単に入手できるので、DIY経験が浅い人でも思った以上に手軽に補修ができるでしょう。
どうしても補修は無理、時間も手間もかけたくないという場合は、床板だけを買い替える、あるいはベッド自体を買い替えるのも一つの方法です。
床板が割れてしまったベッドをどのくらい使っているのか、今後どのくらい使おうと思っていたのかなど、色々と検討してみてどのように対処するかを決めましょう。
すのこベッドの破損を防ぐ対策とは
ここまで、すのこベッドが破損する原因、対処法をお伝えしてきましたが、ここからはすのこベッドの破損を防ぐための対策についてお伝えしていきます。
<耐荷重を守る>
すのこベッドの商品情報には、耐荷重や静止耐荷重という記載がありますが、これを守ることで破損を防ぐことができます。
気をつけなければならないのは、使う人の体重だけでなく、寝具の重みもプラスされるという点で、体重50㎏の人がマットレスで使う場合には、「体重50㎏+マットレス・寝具約20㎏=70㎏」が最低でも必要な耐荷重ということになります。
<定期的なメンテナンスを行う>
ベッドにはたくさんのネジが使われていますが、定期的にネジを締め直すなどのメンテナンスを行うことでベッドを長持ちさせることができます。
ネジが緩んでフレームが歪むと床板にも歪みが生じ、結果として割れてしまうこともあるのでメンテナンスを忘れないようにしてください。
また、カビが生えてしまったすのこも強度が落ちてしまうので、カビ対策も忘れないようにしましょう。
<1か所に過度な負荷をかけない>
大人になるとベッド上で飛び跳ねることはないと思いますが、お子さんがいる家庭ではベッド上での飛び跳ね、ベッドからの飛び降りなどには注意が必要です。
また、ベッドを踏み台のようにして高いところのものを取ろうとした時など、1か所に過度な負荷がかかることもあるので、大人でも気をつけるようにしましょう。
<マットレスを敷いて使う>
すのこベッドに布団を敷いて使うとマットレスよりも床板に重みが伝わりやすく、重みが分散されないため1か所に負荷をかけることになってしまいます。
中には布団の使用も可能というものがありますが、そうでない場合には必ずマットレスを敷いて使いましょう。
<頑丈なベッドを選ぶ>
元々、頑丈に作られているすのこベッドとそうでないものを比べると、頑丈なものの方が耐久性が高いのは当然です。
すのこの横板や桟に厚みがある板を使用している、横板の数が多いなど頑丈に作られているベッドを選ぶことで、割れを防ぐこともできるでしょう。
頑丈!敷き布団でもOKなすのこベッド5選
すのこベッドの破損を防ぐにはマットレスの使用が基本ですが、頑丈なすのこベッドであれば布団でも安心して使えます。
nerucoオリジナルの天然木すのこベッド「バノン」
公的検査機関で静止耐荷重350kgをクリアした頑丈なすのこベッド。
すのこ床板を支える極太の横桟、厚さ3cmの極太フレームは、一般的なベッドに比べると太く、耐久性にも優れています。
国産檜を使用したヘッドレスすのこベッド
シンプルなデザインで、マットレスでも布団でも使えるすのこベッド。
耐荷重300㎏なので男性でも安心して眠れます。
床面の高さは4段階に調節可能なので、ベッド下収納としても便利です。
タブレットスタンド付きすのこベッド
シンプルで機能的、素材の良さを生かした美しいデザインが魅力のすのこベッド。
圧迫感のないロータイプからベッド下収納に便利なハイポジションまで、高さの調節も可能です。
圧迫感の少ないヘッドレスすのこベッド
マットレスでも布団でも使える頑丈なすのこベッドは、床板に国産檜を使用しているのでリラックス効果の高い香りも楽しめます。
お子様から大人まで、どなたにでも飽きずにお使いいただけるシンプルデザインです。
無塗装の檜を使用した総檜のステージベッド
北欧調のシンプルなデザインで、床との距離が近いステージベッドは圧迫感なく設置できます。
布団でもマットレスでも使える頑丈な設計なので、お子様から大人まで長くご愛用いただけます。
カビ対策!布団が干せるすのこベッド2選
すのこの床板が割れる原因の一つにカビがありますが、布団を敷きっぱなしにしておくと通気性の高いすのこと言えどもカビが発生してしまうので、布団干しは重要です。
布団をベランダに持って行く必要がない、布団が干せるベッドならメンテナンスの手間を省いて、家事を時短できるので、新しく購入する時には選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
天然桐100%のすのこマット
すのこ板の1枚ずつにスリットを入れてあるので通気性が高く、天然桐ならではの調湿、耐熱効果も期待できるので、一年中快適に眠れるすのこマットです。
山折りにすれば布団干し、三つ折りにすればコンパクトに収納もできます。
【便利グッズ】湿気を吸い取ってくれる除湿シート
布団やマットレスのお手入れはしているけれど湿気が取れているか心配だったり、季節によっては布団を干してもジメジメとしてしまったりすることもあるかもしれません。
そんな時に便利なのが敷くだけでOKな除湿シートです。
湿気を取ってくれるだけでなく、防ダニ、消臭などの効果も期待できます。
吸湿センサー付き「快眠ドライプラス 防ダニタイプ」
敷布団やベットパットの下に敷くだけで、湿気を吸収してくれる除湿マット。
湿気を吸収するとセンサーの色が変わってお知らせ。
天日干しすれば繰り返し使えるので、お財布にも優しい快眠グッズです。
ジャバラ式すのこ型除湿マット「エアジョブ Plus」
湿気と汗臭を吸収する「ベルオアシス」、菌の増殖を抑制しニオイを防ぐ抗菌防臭効果とダニ忌避効果を発揮する「マイティトップII」を使用。
ジャバラ式なのでコンパクトに収納することもでき、布団の下に敷けば断熱効果もあります。
まとめ
すのこベッドの床板が割れても自分で補修することは可能ですし、使い方に気をつければ破損を防ぐことはできます。
ただ、経年劣化でどうしても防げない破損もありますし、壊れ方によっては補修しても強度が落ちることもあります。
その場合は、買い替えも含めて検討してみると良いかもれしません。
こちらのページでは頑丈で長持ちするすのこベッドもたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてください。