すのこベッドには様々な機能がありますが、高さ調節機能もその一つです。
ベッドの高さが変えられることで使い勝手の良さや見た目の印象も変わるので、便利な機能と言えるでしょう。
ただ、必ずしも必要な機能という訳ではなく、使う人や設置場所によっては高さ調節が必要ない場合もあります。
ここでは、すのこベッドの高さ調節機能とは何なのか、高さが変わることで何が変わるのかについて詳しくご説明していきます。
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すのこベッドの高さ調節機能とは?
すのこベッドに高さを調節する機能が付いている場合、調節の方法は大きく分けると「脚部を付け外しする」、「床面の位置を調節する」の2つです。
それぞれの調節方法は、メーカーやデザイン、構造によって細かな違いはあるものの、大まかには以下のように調節するものだと考えて良いでしょう。
・脚部を付け外しする
長さの違う脚が複数付属しており、それぞれの足を付け替えて高さを調節する、あるいは複数の足を組み合わせて取り付けて高さを調節する方法です。
脚を完全に取り外した状態でフロアベッドとして使うものもあります。
・床面の位置を調節
マットレスを乗せる床面の高さを変えることで調節するものもあります。
フレームにネジ止めしてある枠を移動させなければならないものなどもあり、脚部の付け外しで高さを調節するタイプに比べると手間がかかるものが多い傾向にあります。
高さ調節ができるすのこベッドのメリット
ベッドの高さが調節できれば、お子様が使う時は安全性を考えてロータイプに、高齢の方が使う場合は立ち座りがしやすい高さになど、同じベッドでも使う人それぞれに合わせることが可能です。
また、ベッドを簡単に買い換えるわけにはいきませんが、高さを変えることで雰囲気が変わり、お部屋のイメージチェンジをしたい時にも費用を抑えることができます。
ただし、脚部を付け外ししたり、床面の高さを変えたりできるということは、調節の際にベッド全体のネジが緩んだり、軋みやすくなったりする可能性もあるということです。
こうしたデメリットを避けるためには、定期的にネジを締め直すなどのメンテナンスを忘れないことが大事です。
高さによる快適さの違いはあるの?
すのこベッドの高さ調節の方法、高さを変えることによるメリット、デメリットについて解説してきましたが、ここでは高さによる快適さの違いについてお伝えしましょう。
すのこベッドの高さは2段階、3段階、4段階など様々に調節できるものがありますが、3段階に調節できる場合の違いを「ロー」「ミドル」「ハイ」の3例でご紹介します。
<ロータイプ>
床に布団を敷いているのと変わらないか、少し高い程度の高さをロータイプと呼ぶことが多いようです。
このタイプの一番の特徴は、視線を遮るものがないのでベッドを設置しても部屋が広く見える、天井までの空間に余裕があるので開放的に見せられるという点です。
手狭な寝室、一人暮らしのワンルームなどでベッドを置くと圧迫感があるけれど、布団をしまう場所もないという時にはロータイプでの設置がおすすめです。
<ミドルタイプ>
ちょっと腰掛けたい時にちょうど良い程度の高さをミドルタイプとしているすのこベッドは少なくありません。
ベッドとソファの両方は置けないけれど、リラックスタイムを床ではなくソファで過ごしたいという場合、ソファ代わりに使えるミドルタイプの高さに調節できるすのこベッドが便利です。
<ハイタイプ>
ハイタイプとしてすのこベッドを設置する場合、床面下を収納スペースとして活用するケースが多いようです。
大型衣装ケースがすっぽり収まる高さまで上げられるすのこベッドなら、収納家具が設置しにくいお部屋でも、荷物が多い人でもモノがあふれて困ることはないでしょう。
高さ調節ができるおすすめすのこベッド4商品
すのこベッドの高さが調節できれば、同じベッドでも人それぞれ、設置する場所それぞれに合った使い方、快適に使う方法が見つかるはずです。
ここでは、高さ調節ができるおすすめのすのこベッドを4つご紹介していきます。
4段階に高さ調節可能なすのこベッド
長短2種類の脚が付属しており、脚なし、脚の組み合わせで4段階に高さを調節できるすのこベッドです。
耐荷重は350キロの頑丈設計ながら、組立はラクラク。
天然木の優しい雰囲気を存分に味わえるシンプルデザインで、長くお使いいただけます。
床面高最大57.5cmの天然木製すのこベッド
北欧産天然木を使用したカントリー調デザインが可愛らしいすのこベッド。
床面下は最高で57.5cmと高めながら、サイドガードが付いているので安心しておやすみいただけます。
ヘッド部にはコンセント付きで、スマホの充電にも便利です。
3段階に高さ調節できる総ひのきすのこベッド
国産檜をヘッドボードにも使用した、贅沢な総檜すのこベッドです。
枕元で携帯やスマホ、タブレット端末の充電ができる2口コンセント、2段タイプの棚も付いているので、ベッド周りテーブルを置く余裕がないお部屋にも最適です。
マットレスでも布団でも使える丈夫なすのこベッド
圧迫感なく設置できるシンプルデザインのヘッドレスベッドです。
すのこ床板には国産のひのき材を使用しているので、リラックス効果があるといわれるひのきの香りに包まれておやすみいただけます。
まとめ
ベッドの高さが変えられるかどうかは、ベッド選びの絶対条件ではないという人も多いと思いますが、調節できるメリットもたくさんあるので、どちらにするか迷った時は調節機能付きを選んでおくのも良いかもしれません。
こちらのページでご紹介したもの以外にも、高さ調節できるすのこベッドはたくさんあります。
必要な機能かどうかを見極めるためにも、まずはたくさんのすのこベッドを見比べてみてはいかがでしょうか。