引っ越しは荷物をまとめるだけでも大変ですが、新居でも使うベッドを解体する作業はさらに大変です。
初めて解体する人は、方法すらわからないことも多いでしょうし、新居で改めて組み立てる時に途方に暮れてしまう人もいるかもしれません。
ここでは、収納ベッドの解体、組立方法、これから購入する方のために簡単に組み立てられる収納ベッドもご紹介しています。
収納ベッドは解体が大変
シンプルなデザインや構造でもパーツが大きく、長くなるためベッドの解体は大変な作業ですが、収納ベッドの場合は普通のベッドよりも部品が多いため、余計に手間がかかります。
収納付きベッドは、普通なら何もないベッド下に収納スペースを設けてあるので、それを作るためのパーツが必要で、収納部が複雑な構造であるほど、解体作業にも時間がかかります。
組立の際には、大人二人以上での作業が基本ですが、解体の際も同じです。
一人で解体しようとするとケガやベッドの破損、床や壁の傷などの原因にもなるので、無理をせず二人以上で作業してください。
収納ベッドの解体方法
ベッドを解体する手順は、ネジを外し、パーツごとに仕分けしてまとめるだけですが、パーツが増えるほど手間はかかります。
また、どこから外したネジなのか、どこのパーツなのかがわからなくなると組立に余計な手間がかかるため、解体しながら仕分けするというのが重要なポイントになります。
ネジを入れるためのジッパーバッグ、どこのパーツかを記載するための養生テープやメモ用紙などを準備しておくとスムーズに作業できるでしょう。
こちらでは、解体の詳細をご説明しているので参考にしてください。
解体、組み立てが簡単な収納ベッドを選ぼう
収納付きベッドの解体、組立が大変なのはパーツが多いから。
ということは、パーツが少なければ解体も組み立てもラクにできるという訳です。
とはいえ、収納ベッドには普通のベッドにない「収納部」というパーツが必須なので、それを外すわけにはいきません。
できるだけ手間なく解体、組立ができる収納ベッドを選ぶには、それ以外のパーツが少ないものを選ぶことが大事です。
例えば、ヘッドボードやフットボードのないベッドならパーツは少なくなりますし、キャスター付き引き出しをベッド下に入れるタイプは、BOX構造の引き出しタイプに比べると簡単に解体、組立ができます。
ヘッドボードの棚、照明などは便利ですが、機能が増えればパーツも増え、解体や組み立てに時間がかかるので、できるだけシンプルなもの、コンパクトなものを選ぶのがコツです。
解体、組み立てが簡単な収納ベッド
パーツが多い収納ベッドは解体も組み立ても時間や手間がかかるものですが、選び方次第では10分ほどで組み立てが完了するものもあります。
ここでは、解体、組立が簡単な収納ベッドを2つご紹介します。
■1人で10分で組み立てられる収納ベッド
シンプル構造で簡単に組み立てられる木製ベッド
面倒な手間なく10分ほどで組み立て可能な木製ベッドながら、静止耐荷重400kgの頑丈設計。
ヘッドレスなので狭いお部屋にも設置しやすく、お部屋を広く見せたい時にもピッタリです。
■BOX構造の収納ベッド
スライドレール引き出し付き収納ベッド「レスター」
スムーズに引き出せるスライドレール式の引き出しはBOX構造の完成品で、部品が少なく、組立時間の短縮が可能。
ヘッド部にはタブレットなどを立て掛けられる棚も付いています。
まとめ
引っ越してもお気に入りのベッドを使いたい、買い替えの費用を抑えたいのであれば、簡単に解体・組立できるベッド選びがポイントになります。
こちらのページで紹介している収納ベッドの中にも、手間なく組み立てや解体ができるものがたくさんあるので、一度ご覧ください。