シングルベッドを3台並べて設置すれば、大きなサイズのベッドを購入しなくても家族全員が一緒に寝られるベッドとして使うことができます。
ただ、いくらシングルベッドとはいえ3台並べるとなると、自宅の寝室に設置することが可能なのか、そもそも何畳くらいのスペースが必要なのか見当がつかないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、シングルベッドを3台連結した時のサイズ、設置するのに必要なお部屋の広さなどについて、わかりやすく解説していきます。
シングルベッド3台を繋げて使うのがおすすめな理由
家族用のベッドとして、あえてシングルベッドを3台並べるのは、大きなサイズのベッドにはないメリットがあるからです。
もちろん、設置するスペースや家族構成によって、複数台のシングルベッドがおすすめなのか、それとも大きなベッド1台がおすすめなのかは変わってくるので、どちらが自分に合うのかについてはじっくりと検討してから決めましょう。
シングルベッド3台を連結するのがおすすめな理由は、主につぎの3つです。
・1人分のスペースが広い
シングルベッドのサイズは幅100cm×195cmなので、3台連結すると横幅は約300cmです。
これは、ベッドとして最も大きい幅180cm×195cmのキングベッドより120cmも幅広なので、1人分のスペースが広く取れることになります。
・ライフステージの変化に合わせやすい
夫婦とお子様など、家族用に大きなベッドを購入した場合、子供の成長に合わせてベッドの買い替えが必要になりますが、シングルベッド3台なら子供が置きくなった時に1台を別の部屋で使うこともできるので、購入費用を抑えることができます。
・搬入や移動がラク
大きいベッドを1台購入する場合、搬入経路の確保が大変なケースも少なくありませんが、シングルベッドならほとんどのご家庭で問題なく搬入できるのではないでしょうか。
集合住宅のエレベーターや廊下、寝室のドアなどを通れるか、それほど心配しなくても良いのがシングルベッドのメリットとも言えます。
気分転換に模様替えしたい時、ベッド下を掃除したい時の移動もシングルベッドならラクラクです。
シングルベッド3台は何畳なら設置できるのか?
ここまで、シングルベッドを3台並べた時のサイズ、なぜおすすめなのかについてご説明してきましたが、ここでは、何畳のスペースがあればシングルベッド3台の設置が可能なのかお伝えしていきましょう。
まず、確認しておかなければならないのは、畳のサイズは地域によって異なるため同じ6畳であっても広さは変わります。
また、6畳でも部屋の形が正方形に近いのか、長方形に近いのかによっても設置可能かどうかが違うので注意が必要です。
シングルベッドを3台並べると横幅は約300cm、これに人が歩くスペースとして50cm以上+ドアを開閉するためのスペースが必要となります。
6畳のお部屋のサイズは約340cm×255cmなので、縦長のお部屋で他に家具がなければ設置できるかもしれません。
これが8畳のお部屋になると約360cm×360cmなので、6畳に比べると多少の余裕があります。
つまり、シングルベッドを3台と他の家具を設置したいのであれば8畳以上あった方が良いということです。
ただし、前述のように部屋の形、地域による畳のサイズの違いによって、同じ6畳、8畳でも広さは異なるので、購入前にはお部屋のサイズ、ベッドのサイズをきちんと計測し、実際のレイアウトをイメージしておくことが失敗しないコツと言えるでしょう。
ファミリーにおすすめ!ベッドの種類は
シングルベッドにはたくさんのデザイン、機能のものがありますがファミリー用に連結して使う前提であれば、あまりスペースを取らないもの、お部屋が広く見えるものを選ぶのがおすすめです。
特におすすめしたいのはヘッドレスタイプ、パネル型、ローデザインのベッドですが、なぜおすすめなのかを詳しくご説明していきます。
・ヘッドレス、パネル型
ヘッドボードがないデザインのベッドは、コンパクトに設置できます。
シングルベッドの一般的な長さは195cmですが、これはヘッドボード、フットボードなどを含まないマットレスのサイズなので、実際にベッドを設置すると200cm以上になることがほとんどです。
ヘッドレスならほぼマットレスのサイズと変わらないスペースで設置可能ですし、パネル型のデザインもあまり長さが変わらないので、狭い寝室にはとくにおすすめです。
・ローベッド
床面の高さを抑えたローベッドは、天井までの空間に広がりを感じさせてくれるので、お部屋を広く見せたい時におすすめです。
また、通常のベッドはフレームの高さ+マットレスの厚みがあるため、小さなお子様の落下などに気をつけなければなりませんが、ロータイプはそれほど高さがないので万が一の時にも安心です。
並べて使える!おすすめのシングルベッド
シングルベッドの中には連結して使うことを想定して作られた金具付きのものもありますが、金具なしのものでもぴったりくっつけられるデザインなら、使っている間にズレる心配は軽減できます。
ここでは、金具あり、なしのどちらもご紹介しているので、好みのベッドを探してみてください。
【連結金具なし】
シンプル&頑丈で長く使える天然木すのこベッド「バノン」
通気性の良いすのこ床板に脚部が付いた、シンプルデザインのベッド。
極太のフレームと横桟で耐荷重350Kgを実現した頑丈設計なので、耐久性にも優れており、長くご愛用頂けます。
ロータイプなので安心して眠れるすのこベッド「ローゼ」
天井までの空間が広がるローデザインのすのこベッド。
通気性の高いすのこ床板が採用されているので、カビや湿気対策も万全。
いつでも清潔なベッドでおやすみいただけます。
お部屋広々!スッキリデザインのパネルベッド「Lucille」
省スペース設置が可能なパネル型ヘッドボードがモダンでスタイリッシュな印象のすのこベッド。
床面の下を収納スペースとしても使えるので、お部屋を広々と見せられます。
【連結金具付属】
檜天然木の香りが楽しめるローベッド
寝返りによる転落を防止するサイドガード、ベッドのズレを防止する連結金具付きの安心ベッド。
ぜいたくに使われた檜天然木の香りが、一日の疲れを癒してくれてぐっすり眠れます。
まとめ
家族が一緒に寝るためのベッドとして、シングルを3台並べるのはおすすめの方法ですが、十分なスペースが確保できるかの確認、どんなベッドを選べば良いかのリサーチは大事です。
ここで紹介した以外にも、3台連結できるシングルベッドはたくさんあるので、ぜひこちらのページもご覧ください。