ロフトベッドを購入する際、一人で組み立てできるかどうか不安という人は少なくありません。
買ったは良いけれど組み立てできずに放置となると無駄になってしまうけれど、お願いできる人がいないので諦めるしかないと思っている人もいるようです。
そこで、ここではロフトベッドの組み立ては一人でも可能なのか、もし無理な場合はどんな方法が考えられるのかについて詳しくご紹介します。
目次
ロフトベッドの組み立ては一人でも可能?
結論から言うとロフトベッドの組み立ては二人以上で行うことが推奨されており、女性一人では作業が難しいと思っておいた方が良いでしょう。
二人以上での組み立てが必要な理由の一つは、ロフトベッドの支柱になる部分が長く組み立ての時に倒しておいたとしても、いざ立てる時には安定性がなく、自分以外に支えてくれる人が必要だからです。
また、最も大きな理由としてはロフトベッドの重さが挙げられます。
例えば、下記で紹介するロフトベッドは配送時に3個に分けて届きますが、それぞれの重量は25キロ、18キロ、9.5キロで、これを一人で組み立てて、それぞれのパーツを組み合わせてとなると男性でもかなりの重労働になることがわかるのではないでしょうか。
ロフトベッドの中には、ロフト下とベッド部分を別々に組み立て、最後にベッドを持ち上げてロフトに載せるというものもあるので、重量的にもサイズ的にも一人で持ち上げることはできません。
安全面を考えても、ロフトベッドの組み立ては大人二人以上で行いましょう。
スチールと天然木を組み合わせたロフトベッド
耐荷重100キロ、頑丈なスチールを使用したロフトベッド。
天然木の温もりとスチールのスタイリッシュさがお部屋をカッコ良く見せてくれるヴィンテージ調のデザインがお洒落です。
ロフトベッドの組み立てに使える便利アイテム
ロフトベッドを組み立てるとなるときちんと工具を揃えなければいけないのではないかと思うかもしれませんが、基本的には付属している工具のみで組立可能です。
組み立てに入る前には、必要な工具が揃っているか、パーツの数や形状に間違いがないかを必ず確認しておきましょう。
ロフトベッドのように大きな家具を組み立てる場合は、広いスペースが必要になるので、部屋の片付けも必須です。
床や壁、他の家具を傷つけないように、できる限り広いスペースを確保しておきましょう。
必須ではありませんが、あると便利なアイテムとしては下記のようなものがあります。
・養生シート
床や壁、家具に傷をつけないようにカバーするのが養生シートです。
ホームセンターなどで販売されているクッションシート、ビニールシートのようなものを購入しても良いですし、自宅にある不要な毛布、布団などを使用しても構いません。
大きな家具は一つ一つのパーツも大きく、重いので、ちょっと床に置いただけ、壁に当たっただけでも傷がついてしまうことがあります。
床や壁の傷が余計な出費に繋がることもあるので、用心のためにも養生シートを敷くのを忘れないようにしましょう。
・軍手
完成したベッドを触っても気になることは少ないですが、組立の際には木でできたパーツのささくれ、スチールパイプの鉄粉などが手につくこともあるので、軍手をして作業をした方が安心です。
手のひら側がゴムになっている軍手なら滑り止めにもなりますし、布だけの軍手に比べて安全に使えます。
・電動工具
一人暮らしで電動工具を揃えている人は少ないかもしれませんが、ロフトベッドのような大型家具の組み立てには電動工具がとても役立ちます。
かなりの数のネジを締めていくことになるので、全てを手作業で行うとなると手が疲れてしまうでしょう。
たくさんの電動工具がセットになったものでなくても、ネジを締めるのに使えるシンプルなものがあれば十分ですし、ロフトベッドの組み立て以外にも電動ドライバーなどは便利に使えるので、ロフトベッド購入を決めたらついでに揃えてしまっても良いかもしれません。
ここでは、組立に使える便利なアイテムをご紹介しました。
次に一人暮らしにおすすめのロフトベッドについてご紹介します。
一人暮らしにおすすめのロフトベッドのポイント
一人暮らしでロフトベッドを購入する場合は、組み立てやすさ、設置した時の圧迫感のなさをポイントに選びましょう。
選ぶ際のポイントは次に挙げる3点です。
・狭い部屋にはショートサイズ
ロフトベッドの一般的なサイズは長さが195センチ前後ですが、これよりも約15センチ短いショートサイズならドアや他の家具を気にする必要がなく、狭い部屋にも設置できます。
長さ180センチのロフトベッドは小さく感じるかもしれませんが、日本人の成人女性の平均身長は160センチ前後、このくらいの身長であれば特に問題なく使えるはずです。
・シンプルで組み立て工数が少ない
棚やチェストが初めから組み込まれているシステムベッドとも呼ばれるタイプのロフトベッドは、パーツも組み立て工数も多くなるので、一人暮らしにはお勧めできません。
逆にシンプルなデザインで組み立て工数が少ないものなら、一人暮らしの手狭なお部屋でも組み立て、設置がしやすいのでおすすめです。
・圧迫感が少ないロータイプ
ロータイプならベッド全体の高さを150センチ以下に抑えることができますが、ハイタイプなら200センチ前後になってしまうので、かなり圧迫感があります。
そのため、一人暮らしでスペースに余裕がない場合は、ロータイプのロフトベッドを選んだ方が良いでしょう。
ハイタイプの方がベッド下のスペースを広く取れるので魅力的に思えるかもしれませんが、大きな面積を占めるベッドで、なおかつ高さもあるとなるとベッドの床面下が使えたとしても視覚的に狭さを感じるでしょう。
天井が高い、一般的な一人暮らしの部屋よりも広いというのでなければ、ロータイプかミドルタイプにしておくのが無難です。
では、具体的にどのようなロフトベッドが良いのか、併せて使いたいマットレスと一緒にご紹介します。
ショートサイズのおすすめロフトベッド
長さが約15センチ短くなるだけで、ベッドの占める面積は思った以上に小さくなり、設置場所も選びやすくなります。
ショートサイズのロフトベッドには、通常サイズのマットレスが使えないので、ベッドと一緒にショートサイズのマットレスも購入しておきましょう。
北欧産天然木を使用したショートシングルロフトベッド
床板にすのこを使用した木製のロフトベッド。
通常よりも短いショートシングルサイズで、高さを抑えたロータイプなので、圧迫感なく設置できます。
長さ180センチのショートシングルマットレス
ベッド・コンシェルジュ nerucoオリジナルのショートシングルマットレス。
11センチの厚みでロフトベッドでも使いやすい薄型ながら、寝心地にもこだわったポケットコイルスプリングマットレスです。
ロータイプのおすすめロフトベッド
ショートサイズ同様、一人暮らしにおすすめのロフトベッドは高さを抑えたロータイプです。
幅や長さは一般的なロフトベッドと同じでも、高さを抑えるだけで部屋をスッキリ、広々と見せることができ、圧迫感も軽減できます。
安心頑丈設計のロータイプロフトベッド「カティ」
ロフトベッドならではの収納スペースを確保しながらも、圧迫感なく設置できるロータイプ。
北欧産天然木を使用しているので、温もりのある雰囲気のお部屋作りにもおすすめです。
北欧産パイン材を使用した木製ロフトベッド「ゴンドラ」
ベッド下の収納はたっぷり、便利なコンセントも付いたミドルタイプのロフトベッド。
高すぎないので子供も大人も使いやすく、ベッドの上り下りも安心です。
スチールと天然木の組み合わせがお洒落なロフトベッド「エディス」
ビンテージ調のカッコいい系デザインのロフトベッド。
異素材の組み合わせがお洒落で、どんなタイプの家具ともマッチします。
ミドルタイプの程よい高さで、床面下の収納力も十分です。
無塗装の檜材を贅沢に使用した檜ロフトベッド
床板は通気性の良いすのこ仕様のロフトベッドは、組み替えることでシングルベッドとしても使えるので、引っ越しなどで部屋の配置が換わっても安心。
自由にレイアウトできるので便利です。
一人暮らしなら開梱組み立て設置サービスが便利!
一人暮らしのお部屋でもロフトベッドを置くことができますし、ロフトベッドを置くことで狭いお部屋を有効に使うことができます。
ただ、一人での組み立てがネックで、やはり購入をためらってしまうという場合は、組立設置サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
組立設置サービスを申し込むとプロが開梱から組み立て、設置までを行ってくれるので一人暮らしでも安心です。
ただし、組立設置サービスのみでの申し込みはできないので、必ず商品購入と同時に申し込むこと、配達日時の指定ができない場合があることなどの注意点があります。
申し込みをする場合は日程に余裕を持ちましょう。
また、商品や地域によってはサービスを実施していないこともあるので、購入時に開梱、組立、設置サービスが受けられるかどうか調べておきましょう。
まとめ
ロフトベッドを一人で組み立てるのは難しいですが、大人二人以上いれば30分ほどで組み立てられるものもありますし、頼める人がいない時は組立設置サービスを利用することもできます。
こちらの商品ページには、組み立てにかかる時間の目安なども記載されているので購入前に確認しておきましょう。