ベッドはサイズが大きく、スペースに余裕のないお部屋では設置が難しいこともあります。また、和室がなく布団が敷けないためにベッドを置いているものの、部屋が狭くなると悩むご家庭も少なくありません。
そんな中、マットレスをベッドフレームなしで使うことで、お部屋のスペースを有効活用したり、模様替えが手軽にできたりといったメリットがあります。
ただし、マットレスはベッドフレームと組み合わせて使うものなので、直置きすることに不安がある方もいるでしょう。
今回はマットレスの直置きについて詳しくご紹介します。
マットレスの直置きについてyoutubeでも公開しております。動画で確認されたい方は是非こちらをご確認ください♪
低ホルムアルデヒド 桐すのこマット
抗菌 防臭 洗えるカバー三つ折りウレタンマットレス
三つ折りすのこマット マットレス付き
目次 [開く]
そもそもマットレスは床に直置きしても大丈夫?
マットレスをベッドフレームやすのこを使用せずにフローリングや畳の上に直置きして使用することはあまりおすすめできません。
コストを抑える目的で直置きを検討する方もいますが、通気性が悪くなることでカビが発生しやすくなり、衛生面に問題が生じる恐れがあります。
また、底冷えによって寝心地が悪化したり、マットレス自体の劣化が早まる可能性もあります。そのため、長く快適に使うためには直置きは避けた方が良いでしょう。>
マットレスの直置きがよくない4つの理由
それではマットレスの直置きがよくない理由を以下の4つに分けて紹介していきます。
- 理由1.カビが発生しやすい
- 理由2.睡眠中にホコリやハウスダストを吸い込みやすい
- 理由3.マットレスの劣化が早まる
- 理由4.床の冷気を感じやすい
理由1.カビが発生しやすい
人間は寝ている間にコップ一杯分ほどの汗をかくと言われています。
着ている洋服、寝具やマットレスが汗を吸い込んでいることになり、しみ込んだ汗は、床と接している裏面にたまっていきます。
寝具はこまめに洗濯できますが、マットレスは洗濯もできず、頻繁に干すのもかなり手間がかかるため日常的なお手入れはほとんど行っていないというのが現実です。
ベッドフレームを使っている場合、マットレスが床と直接接することはないので上部と下部から湿気を放出することができます。
一方、ベッドを使用しない場合は上部からしか湿気を放出できず、十分に乾かないまま湿気がたまり続けます。床との間で結露がおこり、カビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
理由2.睡眠中にホコリやハウスダストを吸い込みやすい
マットレスの直置きは床との距離が近く、低い位置になるため、舞い上がったホコリやハウスダストを吸い込みやすくなります。
また、ホコリやハウスダストが肌に触れやすくなるため、アレルギー症状や肌トラブルの原因になる可能性があるので注意が必要です。
理由3.マットレスの劣化が早まる
マットレスの劣化の原因には、床との摩擦のほか、湿気対策の難しさも挙げられます。
コイル式のマットレスは密閉性が高い構造になっているため、内部に湿気がこもりやすく、コイルが錆びるリスクが高まります。
また、多くのマットレスにはウレタンなどの素材が使われており、これらは湿気によって劣化しやすい性質を持っています。
湿気が溜まった状態が続くと、ウレタンが膨張・変形し、へたりや破損の原因になる恐れがあります。
理由4.床の冷気を感じやすい
マットレスの直置きをすると、床の冷気が直接マットレスに伝わる為、寒さを感じやすくなります。
冷え性の方や小さなお子様がいるご家庭などは特にマットレスの直置きによる床冷えに注意が必要になります。
マットレスを直置きするならデメリットを軽減するための対策を!
マットレスを直置きしたい方の為に5つの対策をご紹介します。
- 対策1.すのこで床との間に空気の通り道を作る
- 対策2.湿気対策グッズを活用する
- 対策3.マットレスをこまめに陰干しする
- 対策4.床にホコリを溜めないようにする
- 対策5.マットレスの下にアルミシートやコルクマットを敷く
対策1.すのこで床との間に空気の通り道を作る
「マットレスは直置きできない」というわけではなく、十分な湿気対策をする必要があります。床とマットレスの間にすのこを敷くことで、ベッドを使ったときと同じように空気を循環させることができるので、カビやニオイを予防できます。
マットレスを床に直置きすると、空気の通り道がないので湿気を放出することができません。マットレスの下にすのこを敷くと、空気が循環し湿気がたまるのを防いでくれるので、ベッドなしでマットレスのみを使う時にはすのこを活用しましょう。
また、マットレスの裏面から常に湿気を放出する環境を作ることができるので、床にもマットレスにも湿気がたまりにくくなり、カビやニオイ対策としても有効です。
対策2.湿気対策グッズを活用する
湿気対策グッズを活用することでカビ対策をすることができます。
- 除湿シート、除湿パッド
- 珪藻土マット
- 通気性の良いベッドパッド
- こまめな部屋の換気をすることも大切
除湿シートや除湿パッドを使用すると寝汗が直接マットレスに染み込むのを防いでくれたり、こまめに部屋を換気することで、湿度の上昇を抑えることができます。
1つのアイテムの使用だけではなく複数併用することで効果的に湿気対策を行うことが可能です。
対策3.マットレスをこまめに陰干しする
マットレスの内部にたまった湿気を放出するため、こまめにマットレスを立てかけ、陰干しましょう。
マットレスの素材のなかには熱に弱いものもあるため、直射日光に当てないように注意しましょう。底面を浮かせてサーキュレーターや扇風機などで風を送ることも効果的です。
対策4.床にホコリを溜めないようにする
こまめに床を掃除し、ホコリを溜めないことも大切です。掃除機をかけたあとに水拭きや掃除シートで仕上げることを有効的です。
折りたたみマットレスや軽量なマットレスを選ぶと移動が楽なので掃除もしやすくなります。
対策5.マットレスの下にアルミシートやコルクマットを敷く
寒さ対策として、マットレスの下にアルミシートやコルクマットを敷くという手段もあります。
アルミシートには床からの冷気を遮断し、温かさを保つ効果があります。そのため、寒い時期に使用するのが良いでしょう。
コルクマットにはクッション性、調湿機能があるため、カビ対策をしながら冷気対策ができます。また、クッション性があることでフローリングにつきやすい傷を防いでくれます。
ベッドなしでマットレスを使うなら「すのこ」の活用がおすすめ
小さなお子様の落下を予防するためにベッドなしでマットレスのみを使用しているご家庭もありますが、すのこは数センチの厚みしかないため安全に利用できます。
マットレスだけを床に直置きした時とほとんど変わらない高さのため、圧迫感もなくすっきりと設置できるのもすのこを使用するメリットです。
ベッドフレームと違ってマットレスの下に完全に隠れてしまうので手狭なお部屋も広々と使うことができるうえ、すのこには程よい弾力性があるのでマットレスだけを敷いている時よりもクッション性が感じられます。
床に直置きする場合のマットレスの選び方
マットレスをベッドなしで使う時に心配なのは湿気や湿気によるカビです。どうしてもマットレスを直置きしたい場合は、湿気・カビ対策が必須です。
そのためには、お手入れしやすいマットレスを選ぶのがポイントです。お手入れしやすいタイプのマットレスを選ぶことでも湿気対策をすることができます。
一般的なマットレスは厚みも重量もあるので、立て掛けるだけでも大変です。折り畳みできるマットレスなら使わない時には立て掛けておいて風を通すこともできます。また、ベランダで陰干しする際にも、持ち運びがラクにできます。
薄型のマットレスは女性一人でも扱いやすく、手軽に毎日のお手入れができていつでも清潔なマットレスをお使いいただけます。
三つ折りできるマットレスは陰干しもしやすく、掃除の時には簡単に移動することが可能です。
コンパクトに収納できるため、スペースに余裕のない寝室、一人暮らしのワンルームにもピッタリです。
また、折り畳みできる薄型マットレスを床に直置きすると、厚みのあるマットレスよりもクッション性が低いと感じることもあります。下にすのこを敷くことで適度なクッション性から寝心地の良さもアップし、しっかりと湿気対策ができます。
マットレスを直置きしている方におすすめの「すのこ」11選
ここではマットレスを直置きしている方におすすめのすのこをご紹介します。すのこは通気性をしっかり確保できるため、湿気やカビの対策に効果的です。折りたたみ式やロールタイプなど種類も豊富で、設置や収納も簡単なものもあります。
低ホルムアルデヒド 桐すのこマット
三つ折り&分割が可能
素材に天然の桐材を100%使用した総桐すのこマットです。すのこ板1枚1枚にスリットの入ったすのこの通気性と天然桐ならではの調湿、耐熱効果で季節を問わず快適な睡眠が期待できます。
片付けるときは2つに分けて、重ねるとスペースも確保できてコンパクトです。
ロール式桐すのこマット
完成品なので敷くだけ
丸めた状態で持ち運びや収納ができるロール式の桐すのこベッド。天然の無塗装桐材を100%使用。桐材には断熱効果があります。
折畳み樹脂すのこマット
扱いやすい軽量タイプ
金属や塗料、接着剤を使用していないので安全性が高く、安心してお使いいただける6つ折り可能な樹脂製のすのこベッド。軽量で持ち運びも簡単にできます。
四つ折り桐すのこマット
サッと敷けて簡単に山折り出来る
軽くて簡単に敷けるのに、分厚く頑丈な桐すのこマット。豊富なサイズ展開も魅力で最適なサイズを選べます。
耐荷重350kg 高さ4段階調整ができるすのこベッド
一人でも組立て簡単
高さが4段階に調整ができ、脚を取り外せばすのこマットのように使う事も出来ます。シンプルながらもナチュラルな優しさと耐荷重350kgの頑丈さを併せ持つ、ありそうで他には無いヘッドレスすのこベッドです。天然木無垢材をふんだんに使用しています。
高さもちょうど良く、下に収納スペースがあるため、収納力も抜群。狭い部屋でもスペースを有効活用でき、機能的にも大満足です。
ロール式国産ひのきすのこマット
マットレスでも布団でも使用可能
丸めて収納でき、持ち運びも簡単なロール式檜すのこマット。布団でもマットレスでも使用でき、贅沢に使用された国産ヒノキの香りが寝室をリラックス空間に変えてくれます。
すのこ4枚組 国産ひのきパレットベッド
国産のひのきを使用した日本製
4分割でコンパクトに収納可能なパレットすのこベッド。布団やマットレスの下にたまる湿気を逃がすスノコ仕様でカビや湿気対策に最適です。
使わないときは重ね置きOK!パレットベッド
OSB素材の風合いが魅力
パレット同士を連結させる金具が付属しており、パレットのズレを防止します。すのこベッドでもあるため通気性抜群で季節を問わず快適な眠りが期待できます。
天然木材 並べるだけのパレットベッド
色々使える杉材の木製パレット8枚セット
シンプルで正方形の無塗装パレットは、DIYに慣れた方はもちろん、DIY初心者にもおすすめの木製パレットです。
高さ5cmロール式桐すのこベッド
おふとんサラッと快眠生活
使い方はとても簡単!ロールすのこベッドを床に敷いてその上に、マットレスまたは布団を置くだけ。通気性抜群で収納も簡単です。
4分割式桐すのこベッド
並べるだけですぐ使える
梱包から出して並べるだけですぐ使える、組立要らずで完成品の桐すのこベッドです。天然桐ならではの調湿、耐熱効果で季節を問わず快適な睡眠が期待できます。
すのこに最適!おすすめ三つ折りマットレス3選
軽量でコンパクトに収納できるため、引っ越しや部屋の模様替えにも便利。来客用や一人暮らしにも最適で、快適な寝心地を保ちながら使い勝手も抜群な折りたたみ式で、移動しやすいおすすめマットレスを紹介します。
抗菌 防臭 洗えるカバー三つ折りウレタンマットレス
280Nの硬めの寝心地
素材に天然の桐材を100%使用した総桐すのこマットです。すのこ板1枚1枚にスリットの入ったすのこの通気性と天然桐ならではの調湿、耐熱効果で季節を問わず快適な睡眠が期待できます。
私は体重が重く、腰痛に悩んでいたので、硬めの寝心地がピッタリでした。 価格と品質のバランスがとてもいい商品だと思います。
三つ折りポケットコイルマットレス
三つ折り&分割が可能
三つ折りマットレスではあまりない、ポケットコイルを使用。ファスナーで三分割でき、簡易ソファとして使うことも可能です。
分割できるので、引越の際も運ぶのが楽で助かりました。 寝心地も良いので、今回は子供用に買い足しました。
折り畳みポケットコイルマットレス
体圧分散性に優れたポケットコイルを採用
高密度に敷き詰められた優れた体圧分散を持つポケットコイルスプリング。一つ一つ独立したコイルは、寝る人の体型や体重に合わせてきめ細やかに対応し、気持ちのよい眠りをサポートします。
本製品は二つ折りにできるだけでなく、ファスナーで2分割できます。収納や移動時にも役立つ機能です。
セットで買える!おすすめマットレス&すのこセット2選
おすすめのマットレス&すのこセットをご紹介します。セットで買うことで、サイズの合うすのことマットレスを手に入れることができます。
三つ折りすのこマット マットレス付き
三つ折りポケットコイルマットレス付き
すのこマットは三つ折りにできるだけでなく、さらに縦に二分割できるため、使わないときはコンパクトで省スペース。山折り状態にすれば布団を干すことができます。
マットレスも柔らか過ぎずで、マットレスの上に敷布団を敷いて使っています。部屋の移動や、引っ越し時も女性1人で運べそうです!
檜三つ折りすのこマット
天然木檜材を使用したすのこマット。直置きではなく、檜すのこマットを1枚挟むだけで、寝具の通気性が改善し、不快なカビやダニ・結露の発生を抑制します。
高級建材の檜を贅沢に使用したロール式すのこと折り畳み可能な薄型ポケットコイルマットレスのセット。檜の心地よい香りを手軽にお楽しみいただけます。
マットレスを直置きするなら「すのこ」で湿気・カビ対策を!
いかがでしたか?マットレスの直置きはカビが発生しやすかったり、マットレスの劣化が早くなってしまう可能性があるのであまりおすすめはできませんがもし、直置きをするときはすのこや除湿シートなど、十分な湿気対策をしてからマットレスをおきましょう。
今回紹介した以外にも様々なすのこがありますのでこちらのページからぜひご覧ください。