自分の親がベッドから立ち上がったり、ベッド上で体を起こす時に辛そうにしているのを見ると、電動ベッドを買ってあげた方が良いのではと思う人もいるようです。
ただ、あまり身近なものではないだけに、どう選べば良いかがわからない、高い買い物なのでじっくり調べてから購入したいという人も少なくありません。
ここでは、電動ベッドのメリット、デメリットとあわせて選び方のポイント、おすすめの電動ベッドを厳選してご紹介しています。
電動ベッドとは?
電動ベッドの購入を検討するためには、まず電動ベッドとはどんなものなのか理解しておくことが大事です。
電動ベッドとは「背中部分、脚部分の高さや角度を電動で変えることができるベッド」の総称で、モーターの数によって機能が変わります。
また、角度や高さ調節以外の機能が付いているか、どんなマットレスが使われているかなどもベッドによって違います。
電動ベッドとして販売されているものの中には、介護する方、される方の負担を軽減する目的の介護用ベッドもあれば、リラックスするための快適さを重視したものもあります。
購入の際には、何のために電動ベッドを使うのか、誰が使うのかをはっきりとイメージしてから選ぶようにしましょう。
電動ベッドのメリット・デメリット
電動ベッドとはどんなものなのかがわかったところで、次は電動ベッドのメリット・デメリットについてみていきましょう。
利点だけでなく、欠点についても知っておくことで後悔のないベッド選びができるはずです。
【メリット】
・ベッド上でのスマホ閲覧・読書が楽
・ベッド上で脚上げをし疲労回復を促進する事ができる
・身体全体に荷重を均一にかける状態にしてリラックスする事ができる
・上半身に角度をつけ「いびき」を軽減する事ができる
・起き上がる腰の負担を軽減する事ができる
・ソファ代わりになる
・フレームがスチール製が多く通気性に優れている
・フレームがスチール製が多いためカビが発生しにくく衛生的
【デメリット】
・価格が高い
・重い
・小さな子供が遊ぶ危険性がある
・一体型はマットレス交換ができない
・一体型は寝心地がよくない
電動ベッドを選ぶポイント
電動ベッドを選ぶポイントはいくつかありますが、機能の違いを生むモーター数、サイズ、課税対象か非課税対象かといった点は必ずチェックしておいてください。
・モーター数から選ぶ
電動ベッドはモーターの数によってできることが変わってきます。
背上げ、脚上げ、高さ調整の3つの動きが可能なのは3モータータイプで、サポート範囲が広くなるので快適さはアップするものの、値段がかなり高くなります。
ベッドの上り下りに問題がないのであれば、1モーター、2モータータイプにして購入費用を抑えることも可能です。
・非課税対象から選ぶ
介護用ベッドとして電動ベッドを購入するのであれば、非課税対象になるものを選びましょう。
ただし、全ての電動ベッドが非課税対象という訳ではないので、条件の確認が必要です。
非課税になる電動ベッドについては、こちらのページでご確認ください→ ※記事関連リンク、まだURLが出来ていないので案内のみ。
・サイズから選ぶ
電動ベッドも一般的なベッドと同じように、シングルサイズ、セミダブルサイズなどがあります。
また、介護用ベッドの場合は、シングルサイズよりも少し幅が狭く介護がしやすいサイズになっているものもあります。
使う人の体格、設置スペースに合わせてサイズを選びましょう。
電動ベッドおすすめ5商品
これまでに電動ベッドを選ぶ際のチェックポイントについてお伝えしましたが、ここではおすすめの電動ベッドを具体的にご紹介していきます。
モーター数やサイズ、機能が色々あるので、必要なもの、使う人に会うものを選んでください。
【2モーター】
背上げ・脚上げ・同時上げが専用リモコンで操作可能な電動ベッド
床板は通気性と耐久性に優れたスチール・メッシュ仕様、セットのマットレスは日本人の体格、環境を考慮したオリジナルのポケットコイルスプリングマットレスで快適な寝心地。
約12センチに折り畳めるので省スペース収納が可能です。
ワイヤレスリモコン&スマホアプリから操作可能な2モーター電動ベッド
リモコンとスマホから操作ができ、簡単に快適に調整が可能な電動ベッド。
背側・足側の2モーターで自由な操作が可能です。お好みの角度が見つかったら「じぶんポジション」として記憶させることができます。
アプリ限定でアラーム機能が付いており、例えば起きる時間に合わせて背もたれがリクライニングする動作を設定できます。
音声センサー付きなので音声でリクライニング指示が可能です。※商品リンクから音声なしもお選びいただけます。
背上げ・脚上げ・アプリ対応&睡眠センサー付き電動ベッド
独自のアルゴリズムで睡眠をスコア化、睡眠時間の詳細や睡眠の深さ等の各種計測データを確認することが出来る睡眠センサー付きの贅沢な電動ベッド。
手元のリモコンを操作して、お好きなポジションでおやすみいただけます。
【セミダブル】
静音2モーター内臓のセミダブルサイズ電動ベッド
体格が大きい方もゆったり眠れるセミダブルサイズ。
頭、脚の上下は専用のリモコンで操作でき、リクライニング中に障害物が挟まった場合はモーターの力が加わらない安全性の高い構造なので安心してお使いいただけます。
ゆったり眠れてコンパクトに折り畳めるセミダブル電動ベッド
移動がラクなキャスター付きで、コンパクトに折り畳みも可能なセミダブルサイズの電動ベッド。
体格の良い方も快適な睡眠姿勢へ導いてくれる静音設計の1モータータイプで、脚上げ・背上げ・背・脚連動動作が可能です。
【3モーター】
棚・LED照明付きで無段階に高さ調節できる電動ベッド
購入費用を抑えられる非課税対象の電動リクライニングベッド。
床面の高さは無段階に調節可能で、ヘッドボードは立ち上がりしやすいグリップデザインなので、起き上がり時の負担を軽減できます。
まとめ
電動ベッドを購入する前には、メリット、デメリットの両方をしっかりと確認しておくことが重要で、それを理解したうえで使う人に合うベッドを選ぶことが後悔しないコツです。
使う人によって適しているモーター数、デザイン、サイズは違うもの。
買ってから失敗したと思わないよう、事前に色々な電動ベッドを比較しておきましょう。
こちらのページでも電動ベッドをご紹介しているので、参考にしてください。