お布団のように気軽に洗えず、干せないマットレス。しかしお掃除でキレイに保てば、長持ちさせられ、金銭的にも助かります。
今回は、知って役立つ「マットレスのお手入れ方法」についてご説明していきます。
日々のお手入れでやっておくべきことは3つ!今からできるお手入れ術
ベッドを使っていると必ず出てしまうものに、「フケ」「皮脂」「ほこり」などがありますが、そのすべてがダニの栄養源となってしまいます。ダニは人に噛み付いて吸血することにより、かゆみだけでなく感染症を引き起こすことも。
こういった汚れやダニの発生、ダニによるかゆみ・感染症を防ぐ意味でも、まずは日々のお手入れが非常に重要となります。
それではマットレスを清潔にする、具体的な掃除方法を見ていきましょう。
1.ベッド用シーツ・ベッドパッドを使用する
ベッドパッドとは、マットレスの上に敷くクッション材のようなもので、パッドを敷いたら、その上にベッド用シーツをかぶせます。
ベッドパッドにピンとこない方はこちらの記事に図がありますので、ご覧ください。
マットレスは手軽に干したり洗ったりできません。よって、表面につく汚れをベッド用シーツやベッドパッドでキャッチし、洗濯をこまめにすることで、ベッドの環境を清潔に保てます。
ただし、洗濯するだけではダニは死滅しないといわれているので、60℃以上の高温洗濯をするのがベストです。
ご家庭の洗濯機に高温洗濯機能がない場合は、コインランドリーを利用すると良いでしょう。
洗濯する際は、シーツやパッドの洗濯表示を必ずチェックし、手洗いなのか洗濯機で洗えるのか、確認を忘れないでください。洗濯機OKの場合は、洗濯ネットに入れ、のり剤を入れると、パリッと仕上がります。
2.マットレスをフローリングに直接置かない・除湿シートを使用する
ダニは「25℃以上の高温度」「65%以上の高湿度」のいわゆる高温多湿の環境を好むといわれますが、マットレスはこれらの条件を満たしがちです。なぜなら、人間は就寝中にコップ一杯分(200ml程度)の汗をかくといわれているからです。
また、ダニのエサとなるフケや皮脂を落としながら寝ているのも、マットレスがダニに好かれる原因の一つです。
フローリングの上にマットレスを置いてしまうと、湿気の逃げどころがなくなり、マットレスに湿気がたまってしまうのでやめましょう。マットレスの下に、除湿シートを敷くことで、余分な湿気を逃がしてくれます。
3.マットレスを定期的に裏返して使用する(片面仕様のものは例外)
マットレスはずっと同じ面を使用していると、中綿がへたりやすくなり、寝心地に支障が出るものです。また、湿気がたまる底面をずっとそのままにしておくと、いつまでも除湿ができません。
そこで、定期的(3か月に1度程度)にマットレスを裏返して使用することをおすすめします。
また、ひっくり返すついでに、殺菌対策とカビ対策を兼ねて、天日干しも行いましょう。ここで注意したいのが、日光の当てすぎは中綿の消耗につながるということです。湿気が少なく、日が良く当たる、10時~14時の4時間ほどを目安に天日干しを行うのがおすすめです。
ダニアレルゲンに要注意!!掃除機をかけましょう
ダニを死滅させても、ダニの死骸や糞は「ダニアレルゲン」というアレルギーの原因となります。これらを除去することで、初めてダニ除去完了と言えます。
ベッドパッドやシーツの洗濯はもちろん、マットレスや布団に掃除機をかけることもダニアレルゲン除去において、非常に重要です。
千円前後で売られている布団掃除用ノズルで良いので、布団と一緒にマットレスもしっかりと掃除しましょう。
寝具清掃に本気で取り組む人は、掃除と殺菌を同時に行う「レイコップ」という布団専用掃除機もあるので、試してみてはいかがでしょうか?
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