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寝室のスペースにあまり余裕がなく大きなベッドを置けないご家庭では、シングルベッドで2人で寝るという選択をされることもあるかもしれません。
基本的にシングルベッドは大人1人が寝るのに最適なサイズとして作られているので、ふたりで寝ると窮屈に感じるサイズであることは間違いなさそうです。
ただ、2人の体格によっては狭さを感じたとしても寝られないことはなさそうですし、何よりもシングルベッドにすればスペースに余裕ができるので他の家具を置いたり、部屋を広く見せたりという効果を得ることができます。
ここでは、シングルベッドに二人で寝た時に寝返りは打てるのか、ぐっすり眠れるのかなど、ベッドのサイズと快適に眠れる人数の関係についてお伝えします。
シングルサイズのベッドに二人で寝ても寝返りはうてる?
寝返りがしづらく体に負担がかかることも
一般的なシングルベッドの横幅は95センチ~100センチなので、単純に考えると一人当たりの幅は約50センチです。
男性と女性で多少の差はありますが、成人の肩幅は45センチ程度なのでシングルベッドを二人で使う場合は寝返りすることができず寝るのが困難ということになります。
寝ている時間のほとんどを横向きの姿勢で過ごすことになるので血流が悪くなりがちで、それを解消するためにも自然に寝がえりをうってしまいますが体勢を変えたとしても再び横向き、さらに相手の体をよけようとして不自然に体をひねった寝返りになることもあるので目が覚めてしまう人も多いようです。
ベッドを壁付けしていなかったり、壁付けしていても反対側に寝ていたりした場合は、寝返りの際に腕や足がベッドからはみ出たり、ベッドから落ちてしまうということも考えられます。
寝相が良いので寝返りはほとんどしないという人もいますが、寝ている間なので気づいていないことがほとんどで本能的に寝返りはうつものです。
シングルベッドを二人で使う場合でも寝返りを打つことはできますが、寝返りのたびに起きてしまうという可能性が大きいと言えます。
二人一緒でもシングルベッドでぐっすり眠れる?
別々に寝るよりも快適さは損なわれる
住宅事情のせいで仕方なくシングルベッドを二人で使っているという人いますし、慣れてしまえば気にならないという人もいます。
とはいえ、中にはシングルベッドに二人で寝るようになってから眠りが浅くなった、朝起きたときに体が痛いという人もいるので快適に眠れる人ばかりとは言えないようです。
手足を伸ばしたくつろいだ姿勢で寝づらいことが起きた時の体の痛みの原因だと考えられますが、確かに相手のことを意識して必要以上に体を緊張させたり、手足をぎゅっと縮めてしまったりといったこともありそうです。
また、相手の寝返りのたびにベッドが揺れて目が覚める、自分自身も窮屈な姿勢のせいで寝返りが増えるなど、就寝中に脳がゆっくり休めない可能性もあります。
二人の就寝時間がズレる場合、相手のいびきや歯ぎしりがひどい場合なども眠りを妨げられることになるので、別々のベッド、あるいは大きなサイズのベッドに寝ている時よりも眠りが浅くなるのもシングルベッドに二人で寝るデメリットと言えそうです。
ベッドやマットレスの耐久性にも影響あり
静止時耐荷重だけでの判断は危険
ベッドやマットレスにはどれだけの重みに耐えられるかといった目安になる耐荷重がありますが、シングルベッドは一人で寝ることを想定して決められています。
もちろん、二人で寝たからと言ってすぐに壊れてしまうわけではありませんが、一人分の体重を支えるよりも傷みやヘタリが早くなる可能性は大きいはずです。
一般的なシングルベッドの耐荷重は100キロ~150キロ程度なので、普通の体格であれば2人分の体重を合わせても余裕があります。
ただし、耐荷重は静止している状態の重みを想定しているため単純に100キロ、150キロを2で割った重さと考えることはできません。
余裕をもって計算するとすれば一人当たりの体重は70キロくらいまで大丈夫そうですが、それでもシングルベッドを二人で使うとすれば一人の時よりも耐久性が下がると思っていたほうが良いでしょう。
マットレスも同じで二人分の重みがかかるため早くヘタってしまう可能性は高く、一部だけがくぼんで寝づらさを感じることもありそうです。
二人で寝るのに最適なベッドはダブルサイズ以上
快眠のためにはベッドのゆとりが大事
シングルベッドに二人で寝られるのか、寝返りはうてるのかという問題についての答えは、可能ではあるけれど快適ではないというのが正解のようです。
ベッドは毎日使うもの、就寝は体にも脳にも必要な休息時間であることを考えると、シングルベッドを二人で使うのはお勧めできません。
では、二人で使うならどのサイズのベッドを選べばよいのかというと横幅が約140センチと大幅に広くなるダブルベッド以上、できれば160センチ幅のクイーンベッドがお勧めです。
ダブルベッドなら二人並んで仰向けに寝ることもできますし、二人で寝ることを想定して作られていることも多いのでシングルベッドに比べると耐荷重もアップしており、耐久性も高くなっています。
クイーンサイズの場合は、さらに横幅に余裕があるので体格の大きな人でもゆったり眠ることができ、お互いに気を遣うこともないでしょう。
ダブル、クイーンともにフレームサイズが大きく寝室に置くと圧迫感がありそうですが、シンプルなデザインのものを選べばそれも軽減できますし、逆にベッドが多機能であればナイトテーブルなどを置く必要がないので意外とすっきり見せることもできます。
二人でゆったり眠れるダブル&クイーンサイズのお勧めベッド
■お手頃価格でも満足できるダブルサイズ 幅140cm×195cm
ポケットコイルマットレス付 フロアベッド ダブル
圧迫感のないロータイプ
ポケットコイルマットレス付きで天然木を贅沢に使いながらも価格はお手頃、シンプルなデザインも魅力のダブルベッド。床面高11.5センチのロータイプなので、開放的な寝室でゆったりくつろげます。
ヘッドレスのシンプルで頑丈なすのこベッド「バノン」
nerucoオリジナルの天然木すのこベッド。
静止耐荷重350Kgを実現した頑丈設計、ヘッドボードのないシンプルなデザインで、どんなお部屋にも馴染みやすく、飽きずにお使いいただけます。
ポケットコイルマットレス付き収納ベッド ダブル
マットレス付きで5万円以下
ベッドフレームとマットレスで5万円以下の手頃なダブルベッド。省スペースで設置できヘッドボードには薄型の棚とコンセント付きで機能性もバツグンです。
床面下を収納として活用できるすのこベッド「マリッカ」
ヘッドボード背面にも棚が付いているので、お部屋の間仕切りにも使える便利なすのこベッド。
床面の高さを調節すれば、大き目の衣装ケースもすっぽり入るので収納の少ないお部屋にもおすすめです。
必要な機能と収納力を兼ね備えたシンプルベッド「ZESTO」
使い勝手にこだわった引き出し収納付きベッド。
小物などが置ける棚付きヘッドボードにはUSBポート1口、コンセント2口を搭載。
欲しい機能をコンパクトにまとめたデザインです。
LED照明とコンセント付きローベッド「レスター」
通気性の高いすのこ床板を採用、ヘッド部にはLED照明とコンセントも付いた機能性の高いすのこベッド。
北欧スタイルのデザインがお洒落でモダンで、スタイリッシュなお部屋作りにおすすめです。
圧迫感なく設置できるローベッド「ローゼ」
床面の高さを抑えてあるので、圧迫感なく設置できるローベッド。
湿気やカビ対策、通気性を考えたすのこ床板を採用しているので、汗をかきやすい季節も快適に眠れます。
耐荷重500kg 棚付き 頑丈タイプひのきダブルベッド
島根県・高知県四万十産の檜を使用
耐荷重500㎏の頑丈な国産ダブルベッド。耐久性も高く、ベッドの軋みが気になる方にもお勧めです。床面は高さ調節可能で布団でもマットレスでもお使いいただけます。
■ゆったりくつろげるクイーンサイズ 幅160cm×195cm
高さ3段階調節すのこベッド クイーン セミシングル×2台
2台並べてクイーンサイズに
親子で川の字、夫婦でゆったりおやすみいただけます。ベッド2台並べてもヘッド、サイド、フットに凹凸がない設計になっています。
シンプルで頑丈な天然木のすのこクイーンベッド
静止耐荷重350㎏で、ファミリーでも安心のクイーンベッド。
天然木製のすのこを床板に採用しているので通気性にも過ぎれており、厚さ3cmの極太フレームと床板を支える極太の横桟で安定感もあります。
高さを抑えたロータイプのクイーンベッド
圧迫感を軽減した開放的で機能的なローベッド。
厚さ15cm以上のスプリングマットレスを使用すれば「ハウスダストゾーン」も避けられるので、衛生面、健康面に気を遣う方にもおすすめです。