床に直接敷き布団を敷いていたり、マットレスを使用した上で寝ていたりする方の中には、ベッドフレームに興味のある方もいるでしょう。
これまでずっと布団で寝ていると、ベッドフレームに切り替えるのは少々勇気が必要な決断です。
そのような決断をするにあたって、できるだけ後悔はしたくないと考えるのは当然です。
そこで今回は、ベッドフレームのメリットとデメリットについて詳しくお話ししていきます。
ベッドフレームの種類
まず、ベッドフレームのメリット、デメリットの前に種類について知っておきましょう。
ベッドで寝る=マットレスを使用するといったイメージがある方も多いですが、実際には布団を敷いて寝ることができるベッドフレームも存在しています。
<ベッドフレームの主な種類>
・すのこベッド
ベッドとマットレスが接する部分が、すのこになっているベッドフレームです。
すのこは通気性が良く、湿気によるカビの発生を抑えてくれるでしょう。
すのこベッドの中にはマットレスではなく、敷布団を敷いて眠れるタイプも存在しています。
・収納ベッド
収納機能とベッド機能が一緒になったベッドフレームです。
下の部分に引き出しがついていたり、マットレスとすのこ部分を外すと大容量の収納が現れたりするため、収納が少ないコンパクトな部屋に住んでいる方から人気があります。
・ローベッド
ベッドは脚の部分が高く、下部分を収納として使用できるフレームイメージする方もいるでしょう。
ローベッドとは、脚の部分が短く背の低いタイプのことを言います。
・ロフトベッド
寝床が高い位置にあるベッドフレームのことです。
高い位置にベッド部が付いており、下部はソファーや収納として活用できます。
・システムベッド
システムベッドは、先ほどのロフトベッドとほぼ同じような寝床が高い構造になっています。
ロフトベッドよりもさらに機能面が充実しており、机や引き出し部分がセットになっているベッドフレームもあるでしょう。
・折りたたみベッド
使わないときには、折りたたむことができるベッドフレームです。
コンパクトな家に住んでいる方や、来客が多い方におすすめです。
・ソファーベッド
普段はソファーとして使用し、眠るときにはベッドに変身できるタイプのベッドフレームです。
主なソファーベッドのタイプとしては、ベッドの短辺が座椅子のように折れるタイプと、ベッドの長辺が折れていて、ソフアー状態から手前に引き出すとベッドになるタイプがあります。
・跳ね上げ式ベッド
跳ね上げ式ベッドとは、マットレスを置く板の下が収納できるタイプです。
通常であればマットレスを動かす作業が必要になりますが、跳ね上げ式の場合は、簡単操作でマットレスと板を上に持ち上げ、下の収納スペースを活用することができます。
・電動ベッド
電動ベッドは、リモコンで背や脚の角度を変えられるベッドフレームです。
介護ベッドで多く使われていますが、最近では一般ベッドでも就寝前の読書やスマホ閲覧が楽なので人気がでてきています。
<ベッドフレームの素材>
ベッドフレームにはさまざまな種類の素材があります。
部屋の雰囲気や、それぞれの機能に合わせて選んでください。
一番人気はやはり木製になりますが、強度やデザインでスチールを使っているベッドも人気がでてきています。
<ベッドフレームの色>
ベッドフレームには白、黒、ナチュラル(木の色)、ブラウン等多彩な色があります。
どれを選ぶかによって、部屋の雰囲気がガラリと変わるでしょう。
ベッドフレームの中には、自分で塗装できる無塗装の木を用いたタイプもあります。
ここまでベッドフレームの種類についてお話ししてきましたが、実際に使うことによってどのようなメリットがあるのでしょう。
ベッドフレームにはさまざまなメリットがあります。
ベッドフレームのメリット
今回はその中でも特に人気が高く、代表的なベッドフレームのメリットを解説していきましょう。
・すのこベッド
風通しが良いので湿気が溜まりにくく、マットレスやベッドフレーム自体がカビが発生しにくいといったメリットがあります。
常に清潔を保つことができるため、アトピーや喘息といった症状で悩んでいる方からも選ばれています。
また、独自の木のぬくもりが美しく、自分で塗装をしたり組み立てたりといった、DIY要素を楽しめる点もメリットです。
・収納ベッド
一人暮らしの方やコンパクトな部屋を寝室にしている方にとって、収納は非常に厄介な問題です。
そういった収納スペースを確保してくれるのが、収納ベッドです。
引き出しがついているタイプもあれば、跳ね上げタイプの収納ベッドもあります。
また、セミダブルサイズになると、シングルサイズに比べ、ベッド下の収納スペースが大きくなるので、寝心地と収納力がアップするでしょう。
とくにマットレスの下が収納になっているタイプは、オフシーズンは使わないスノーボードといった、シーズン・スポーツ用品も楽々入るメリットがあります。
・ローベッド
通常よりも背の低いベッドです。
背が低いことで圧迫感がなく、おしゃれな部屋づくりができるメリットがあります。
お部屋が広く見えるのも大きなメリットです。
また、気軽に腰掛けて使うこともできるため、ソファーとしての用途として使うこともできます。
・ロフトベッド
間取りの都合上ベッドを置いてしまうと、その他のスペースが圧迫される方もいるでしょう。
ロフトベッドならば、一つのベッドを設置する場所にプラスして机置いたり、ソファーを置いたりといったスペースとして活用することができます。
例えば4畳程度の広さの部屋だったとしても、ロフトベッドならばベッドとソファー、そして机を配置することができるでしょう。
お部屋を広く、有効的に活用できるメリットがあるベッドフレームです。
・折りたたみベッド
折りたたみベッドは使わないときには、その名の通り折りたたむことは可能です。
限られたスペースを有効活用できるメリットがあります。
折りたたみベッドのタイプによっては、30~40cmほども薄さにできるものもあり、来客が多い方からも選ばれているようです。
このように、各ベッドフレームはメリットも多くなっています。
その一方、やはりデメリットも存在していることを忘れてはいけません。
ベッドフレームのデメリット
先ほどメリットを紹介したベッドフレームのデメリットについてお話ししていきましょう。
メリット・デメリットの両方をチェックして、自分に合ったベッドフレームを選んでください。
・すのこベッド
本来風通しの良いすのこベッドですが、やはりマットレスや敷布団をそのままにしていると、カビが発生する恐れがあります。
また、耐荷重不足のすのこベッドフレームを選んでしまうと、割れが発生するデメリットも存在するでしょう。
・収納ベッド
収納できるスペースが確保されているからこそ、ベッドフレームそのものがやや大きくになるのがデメリットです。
収納できるスペースを確保したいから収納ベッドフレームを選んだのに、結果として部屋に圧迫感が生まれ、狭く感じるケースもあるようです。
購入する際には、サイズ感を確認することが大切です。
・ローベッド
圧迫感がなくオシャレな雰囲気になるメリットが人気のローベッドですが、収納力がありません。
そのため、ある程度の広さを確保できる部屋でないと、設置できない点はデメリットだと言えそうです。
・ロフトベッド
ロフトベッドで、寝床を上段にしている場合、上段に上ってり、下りたりするのが面倒といったことがデメリットになるでしょう。
また夏に上段でお休みになる場合、下より暑いことがデメリットとなります。
・折りたたみベッド
折りたためる点が最大のメリットではありますが、逆にそこがデメリットにもなるため注意が必要です。
折りたたむ回数が多くなればなるほど、ベッドフレームの劣化が進み壊れやすくなるでしょう。
また、折りたたむことを前提で設計されているため、通常のベッドよりも寝心地が悪くなる点もデメリットです。
おすすめベッドフレーム6選
ネルコンシェルジュ nerucoがおすすめするベッドフレームです。
気になるベッドの種類をチェックしてみてください。
ベーシックな、すのこベッドフレーム
通気性の良さがメリットの「すのこベッド」が気になっている方におすすめしたいのがこちらです。
すのこベッドの入門編とも言える、非常にベーシックな作りになっています。
激安のすのこベッドはきしみ音がしたり、壊れやすいという欠点がありますが、こちらのすのこベッドは、耐荷重試験350kgも合格した頑丈で安心なベッドフレームです。
引き出し&USBポート付き収納ベッドフレーム
収納できるベッドを探している方におすすめなのが、こちらのタイプです。
大容量の引き出しが2個所も付いており、枕元には小物類を収納することができるでしょう。
またUSBポート、コンセント付きのため使い勝手も抜群です。
収納ベッドフレームのメリットを存分に感じられます。
スタイリッシュなロフトベッドフレーム
こちらは一般的なロフトベッドより背が低く高さ160.5cmのロフトベッドで、お部屋の圧迫感も感じにくいデザインになっております。
また、上段の寝床のサイドフレームに高さがあるため、薄型のマットレスを敷くことも可能です。
ロフトベッドにありがちな、寝心地が悪いデメリットを解消できそうです。
収納力のキープした檜すのこベッドフレーム
すのこベッドフレームは通気性の良さはメリットではあるものの、シンプルなデザインが多く、収納に関しては期待できないタイプが主でした。
しかし、こちらのすのこベッドは高さを調節することで、下部分にスペースを確保し収納することが可能です。
また、枕元にも棚を設置しているため、小物類をラクラク収納できます。
便利なアイアンタイプのシステムベッド
収納スペースと寝るスペースを一緒にし、有効活用できるシステムベッドフレームです。
ただ眠るだけでなく、洋服をかけるスペースや、有孔ボードによってアクセサリー類や小物を収納することも可能です。
また、見せる収納として部屋をおしゃれに演出できるメリットも得られるでしょう。
棚・コンセント付きのおしゃれなローベッド
ローベッドは圧迫感が少なく、おしゃれな空間を演出できるメリットはあるものの、収納力に関しては期待しないタイプがほとんどでした。
こちらのローベッドは、一口コンセント付きの宮棚を採用しており、スマートフォンやタブレット、その他目覚まし時計や小物などを置くことができます。
まとめ
ベッドフレームにはさまざまな種類があります。
自分のライフスタイルや寝室の間取りに合わせたものを、メリット・デメリットを知った上でお選びください。
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