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ベッドフレームの防音対策を解説!音が鳴りにくいおすすめベッド6選



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「ベッドで横になっているとギシギシと軋む音が聞こえる」「寝返りをしたとき音が気になって目が覚めるときがある」など、ベッドフレームから出る音が気になっていませんか。
そういった方に向けて今回は、ベッドフレームの防音についてお話ししていきます。
そもそもなぜベッドフレームから音が出るのかというところから考えて行くと、正しい防音対策が分かるはずです。

ベッドフレームから音が鳴る理由

ベッドフレームから音が鳴る原因はさまざまですが、主なものとしては「軋み音」が考えられるでしょう。
軋み音とは、具体的に「ギシギシ」「ガタガタ」という異音です。
こういったベッドフレームの軋み音に関しては、ネジを締め直すことで簡単に対処できるでしょう。
組み立てた当初はしっかりとネジが締まっていたとしても、ベッドフレームは1日のうち、何時間も全身の力を支えなくてはいけません。
そのため、正しい使い方をしていたとしても、ネジが自然に緩んでいくでしょう。
ベッドフレームが故障しているわけではないので、安心してください。
ギシギシという軋み音が気になったのであれば、防音対策の一環としてベッドフレームのネジを締め直しところから始めてみましょう。

また、とくにパイプベッドやアイアンベッドといった鉄を用いたベッドフレームは、軋み音がなりやすくなります。
他にもデザイン上、ネジが多く使われているベッドフレームも軋み音が発生しやすくなるので、ドライバーを使って定期的に防音対策をしっかりしていきましょう。

しかし、ネジを締めたとしても、まだベッドフレームから異音がするケースもあるでしょう。
そういったときには、どのように対処すれば良いのでしょうか。
次の項目で防音対策について詳しくお話ししていきます。
 

ベッド以外の場合も

ベッドフレームがギシギシなって、落ち着かないと感じている方もいるかもしれません。
しかし、それらの軋み音は実はベッドフレーム以外から発生している場合があるので、注意してください。
ベッドフレームから音が鳴っていると感じたので、とりあえずネジを締めてみた。
けれども、まだギシギシ、ミシミシといった軋む音が鳴り止まないというときには、ベッドの位置を変えてみましょう。
そうすることで、床など本体以外の部分に問題が生じているようであれば、すぐに解消できるはずです。
具体的には下記のような部分から軋み音が発生しているケースもあります。

・マットレスのコイルがたわむ音

マットレスも使用を続けて行くことで劣化していきます。
とくに体を支えている部分には負荷がかかり、他の部分よりもコイルがたわむケースも多々あるでしょう。
マットレスのコイルが劣化していくと、その際に異音を発するようになります。

・床からの音

ベッドフレームやその他ベッドのパーツから軋む音が聞こえているように感じても、実は床がギシギシしている可能性もあります。
床に何らかの異常が発生していれば、寝返りを打つたびにギシギシという異音がするはずです。

・床とベッドのフレームが当たる音

床とベッドの側面は平行であるようにみえて、わずかな歪みが生じていることもあります。
そういった歪みが生じている際、目で確認しても隙間がないように見えても、実はわずかなスペースが開いているケースもあるでしょう。
床とベッドのフレームが当たる音が、本体から発している軋みのように聞こえている可能性もあります。
これらの原因の中でマットレスのコイルに問題があるのであれば、メンテナンスや買い替えの時期を迎えているかもしれません。
それ以外の場合、ベッドフレームを買い換えなくても、防音対策をすればトラブルが解消することも多々あります。

寝室の防音アイテム

寝室で使用できるアイテムとしては、下記があげられます。
それぞれのアイテムはホームセンターや100円ショップ、ECショップなどで簡単に購入することができるでしょう。
一つ試してみて今一つ手応えがないようであれば、複数の防音対策を試してみることをおすすめします。

・フェルト

ベッドフレームと床の間に隙間が生じていて、かみ合わせに問題があると感じたときには、フェルトを挟むことで一気にトラブルが解決するかもしれません。
ベッドフレームの脚用に販売されているフェルトもあれば、自由にカットできるタイプもあるので、デザインに応じて選ぶことができるでしょう。

・防音マット

フェルトで調整する範囲が広い場合は、ベッドフレームの下に防音マットを敷くのもおすすめです。
防音マットを敷くことで寝返りを打ったときはもちろん、マンションやアパートならば下の方への配慮にもなります。

・防音・吸音パネル(クッションシート)

先程ご紹介した防音マットのパネルタイプです。
別名・クッションシートとも呼ばれています。
衝撃を吸収する素材が用いられており、床とベットフレームが当たって音がするときには非常に有効です。
また、柔らかな素材が用いられているため、傷がつきにくいのもポイントです。

・遮音カーテン

もし他の部屋の住人から異音がすると苦情を受けてしまったのであれば、これまでご紹介してきた防音対策の他に、遮音カーテンを組み合わせてみるのも良いでしょう。
防音カーテンとは、その名の通り防音効果のあるものです。
使い方としては、通常のカーテンとなんら変わりはありません。
自分の部屋から出なく外からの防音対策にもなるので、使う側にもメリットがあります。
軋み音に関してはその都度対策ができますが、ベッドフレームの買い替えを検討しているのならば、最初から音が鳴りにくいタイプを選ぶのも良いでしょう。

おすすめベッド6選

買い替えるのならば、できるだけ防音対策になるベッドフレームを検討している方もいるでしょう。
ここでは実際にネルコンシェルジュ・ネルコがおすすめしたいベッドをご紹介していきます。

 

ネジや金具が少ないすのこタイプのベッドフレーム

ベッドは脚が長くなればなるほど、軋みやすいと言われています。
さらにネジや金具が多くなると、使用していく内に緩んでしまい、音がなる可能性が高くなりがちです。
こちらのベッドフレームは、すのこが本体に固定されていて、ネジや金具が少ないため、特別な防音対策をしなくても、ギシギシという音が気になりにくいでしょう。

しっかりとした作りで機能性が高!すのこベッドフレーム

機能性が高いベッドフレームは、その分ネジや金具が多くなり、軋みの原因になるでしょう。
こちらのベッドはすのこを用いたベッドフレームで、機能性は十分ながらシンプルな作りになっています。
収納部分があることによって、床との接地面も近いのもポイントです。

高さ調節が可能なシンプルすのこベッドフレーム

ネジや金具を最小限に抑えたいのであれば、木製のすのこベッドフレームがおすすめです。
こちらのベッドフレームは、太い角脚と、厚いすのこ板を使用しているため異音が発するリスクを減らすことができます。
また高さ調節が可能ですから、ギシギシという音が気になる方は低めに調整してみましょう。

スタイリッシュな宮付きすのこベッドフレーム

すのこベッドは防音効果が期待できると言われても、アイアン製にあるような機能性が高いデザインの方が好みな方もいるでしょう。
そんな方にオススメしたいのか、こちらのタイプです。
一見するとすのこベッドとは思えないスタイリッシュな棚付きベッドです。
棚部分にはスマートフォンや目覚まし時計など、小物を置くことができるでしょう。
また、高さも低めに抑えられているため、その点でも防音性が高いと言えそうです。

おしゃれで頑丈なパレットベッド

最近、パレットを組み合わせたパレットベッドが注目されています。
パレットは、元々重い荷物などを積んで運ぶために作られたものなので、構造がとてもしっかりとしています。
また、脚のないローベッド・スタイルで、フロアの設置面積も広いため、軋みにくく、安定性に優れています。

自分の好みにアレンジできるボトムベッド

自分の好みのマットレスを載せて、大きめのクッションを置いたりと自由度が高いのがボトムベッドです。
ボトムベッドはフレームレスであることから、作りがシンプルになっています。
移動も楽なので、引っ越しが多い方にもおすすめです。

まとめ

ベッドフレームから異音がするときには買い替えを検討する前に、さまざまな対処法を試してみましょう。
また、ベッドフレームに異常があるように思えて、実はその他のパーツから音が発生しているケースもあります。
ベッドフレームの防音対策をしっかり行い、毎日ぐっすり眠れるようにして行きましょう。
音がなりにくいベッドフレームをいくつかご紹介しましたが、その他にもネルコンシェルジュ・ネルコでは種類を用意しています。
ベッドフレームがそろそろ寿命かもしれないと感じた方は、ぜひチェックしてください。

 

※この記事の内容は、投稿日(更新)時点での情報に基づいて書かれています。仕様変更や取扱い終了商品もございます。ご了承ください。

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この記事を書いた人:あびる

ネルコンシェルジュ2号(スリープアドバイザー、電動ベッドアドバイザー資格取得)
ベッド・マットレス・寝具販売30年、(株)インテリアオフィスワン代表の阿比留亮です。
前職からベッド・寝具を仕入れ販売し、2003年、ネット時代の到来を感じ、一念発起。
ベッド・寝具のネットショップ運営会社を設立し、「ネルコンシェルジュ neruco」楽天市場店、Yahoo!店、amazon店、本店をOPENしました。
「ネルコンシェルジュ neruco」では、前職の経験をいかして、
国内・海外の優良メーカーと、ベッド、マットレス、寝具の共同開発・販売を行っています。
ネルコンシェルジュ nerucoのプロダクト指針です。
1、Comfortable 快適性があること
2、Design デザインがよいこと
3、Function 機能性があること
4、Price リーズナブル・プライスであること
5、Quality 品質が確かなこと
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