ベッドガードを手作りしたい場合の方法

お子様のいるご家庭でベッドを使用している場合、転落防止策としてベッドガードを取り付けるケースは多いですが、本当に必要なのか迷うという人もいるようです。
また、取り付けるならどんなものを選べば良いのか、手作りすることは可能なのか知りたいという人も少なくありません。
ここでは、ベッドガードのメリット、デメリットとあわせて手作りする方法や注意点についてもお伝えしていきます。

ベッドガードのメリットデメリット

ベッドガードにはたくさんのメリットがありますが、同時にデメリットがあるのも事実です。
取り付ける際には、メリットとデメリットの両方を理解しておく必要があります。

メリット

お子様の転落を防ぐというのがベッドガードの一番のメリットと言えますが、それ以外にも寝具の落下を防止することができ、ぐっすり眠れるというメリットがあります。
寝相が悪いお子様が心配で、何度も寝室を覗きに行かなければならないという、保護者の不安を軽減できるのもベッドガードのメリットの一つでしょう。

デメリット

ベッドガードの形状によっては、ベッドをぐるりと囲むことになるため圧迫感がある、ベッドへの上り下りの邪魔になるといったデメリットがあります。
また、手すりのように体重をかけてしまうと破損してケガをすることもあるので注意が必要です。

ベッドガードの選び方

ベッドガードを選ぶ時には、誰が、どんな目的で使うのかが重要なポイントとなります。
お子様の落下防止であれば、ベッドの周囲を広範囲に囲うタイプ、布団のずり落ちを防ぐためなら部分的なものを選ぶと良いでしょう。
ベッドフレームに取り付けるもののほか、マットレスの下に差し込むだけで設置できるものもあるので、今あるベッドを買い替えずに設置することもできます。

小さなお子様用のベッドガードの場合、身体が当たった時に痛くないよう柔らかい素材でできたもの、メッシュタイプのものもおすすめです。

選ぶ時の注意点

ここまで、ベッドガードを設置するメリット、デメリット、選び方についてお伝えしてきましたが、次は何に注意して選べば良いのかについてご説明していきます。

お子様用としてベッドガードを使用する場合については、消費庁からも安全のための注意喚起が出されているので、併せてご紹介します。
選ぶ際の注意点の一つ目はマットレスの厚みです。
厚みのあるマットレスに低いベッドガードを設置しても、お子様が乗り越えてしまう可能性が高いですし、布団もずり落ちてしまいます。
逆に、マットレスが薄すぎると差し込みタイプのベッドガードを支えることができないので、購入時にはどのくらいの厚みのマットレスでの使用が推奨されているのか確認しておきましょう。

消費庁から出されている０～１歳児のベッドガード使用についての注意喚起は次の通りです。

注意点

「大人用ベッドに取り付ける幼児用ベッドガードは、生後18か月未満の 乳幼児には絶対に使用しないでください。
子どもが隙間に挟まり、自力で抜け出せずに窒息するリスクがあります。
製品購入前に子どもがその製品の対象月齢か確認し、購入後は使用前に、 製品の取扱説明書や注意表示をよく確認しましょう。
」

ベッドガードを手作りする場合

ベッドガードは簡単に手作りすることもできるので、とりあえず自作のもので様子を見るのも良いかもしれません。
ただし、安全面には十分に気をつけること、自作のものを設置する場合の安全性については自己判断が必要だという点については確認しておいてください。
手作りのベッドガードのアイデアとしては「クッションをベッドの周囲に並べる」、「ホームセンターや100均などにあるワイヤーネットで代用する」などの方法があります。
ベッドのサイズ、お子様の年齢、使用する目的に合わせて色々と工夫してみましょう。

まとめ

ここでは、ベッドガードの選び方、手作りする場合の注意点などをお伝えしましたが、ベッドによっては元々ベッドガードが付いているものもあるので買い替え時の候補にしてみてはいかがでしょうか。
また、ベッドを豊富に揃えたショップでは、ベッドガードも色々と選べます。
ぜひ、こちらのページを参考にしてみてください。