ベッドは頻繁に買い換える家具ではないだけに、購入の際には飽きずに使えるものをじっくり選ぶと思いますが、使っているうちに少しイメージを変えたいと思うこともあるのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、間接照明として使えるLEDテープです。
ベッド下やヘッドボードの背面に貼るだけで、一気にお洒落になるのがLEDテープを使うDIYのポイント。
ここでは、LEDテープを使った間接照明DIYについて詳しく解説していきます。
目次 [開く]
寝室で間接照明を使うメリット
部屋全体を明るく照らす照明と違い、間接照明は光がダイレクトに目に入ってこないのでまぶしさを感じず、ほんのりとした明るさだけを感じられます。
そのため、気持ちが落ち着きリラックスしたい寝室には最適で、眠る前の時間を間接照明で過ごすとスムーズに入眠できるという人もいます。
また、間接照明の配置で影を作り出すことによって空間に奥行きが生まれ、手狭な寝室を広々と開放的に見せることも可能です。
天井につけてある照明は明るさを確保することが一番の目的ですが、間接照明はライトとしてだけでなく、インテリアの一部として使えるというメリットがあります。
LEDテープの選び方
LEDテープとは平たいテープ状にLEDライトを配したもので、配線もテープの中にあるため見た目がすっきりとしています。
長さやLEDの色、機能などは様々なので、用途に合わせて選びましょう。
人感センサーや自動OFF機能の有無
人が近づいたら点灯、一定の時間が立ったら自動で消灯などの機能が付いたLEDテープもあります。
わざわざ自分でスイッチをONにする必要がなく、うっかり消し忘れることもないためこれらの機能があるLEDテープがおすすめです。
照明の色
蛍光灯にも暖色系、昼白色など色の種類がありますが、LEDテープにも暖色系、より明るい白色系、赤や青・黄色などのカラフルなものなどがあります。
寝室に使う場合は目に優しく、温もりを感じられる暖色系がおすすめです。
LEDテープの長さとカットの可否
LEDテープ内にはライトだけでなく配線も通っているので、余ったからといって適当な場所でカットできるわけではありません。
数センチごとにカットできるようになっているもの、カット不可のものなど長さやカットできるかどうかはテープによって違うので、きちんと確認してから購入しましょう。
アレクサ等のスマートスピーカーとの連動できるタイプも
アレクサなどのスマートスピーカーと連携可能なLEDテープもあるので、スマートスピーカーをすでに使っている人は、LEDテープも連携可能なものを選ぶと便利です。
スイッチのON、OFFを声やスマホアプリから操作でき、タイマーで点灯、消灯することもできます。
LEDテープを貼る時のポイント
LEDテープでの間接照明DIYは難しいものではありませんが、貼る時のポイントがいくつかあります。
せっかく貼ったのに見た目が気に入らない、剥がれてくるなどのストレスを感じないよう、貼る前のひと手間を忘れないようにしましょう。
LEDテープは見えない位置がおすすめ
テープが見えてしまうよりは、LEDの灯りだけが見えている方がお洒落ですし、消灯中のLEDテープが悪目立ちすることもありません。
貼付け面の清掃
LEDテープは両面テープで貼り付けるものがほとんどですが、貼り付け面が汚れているとすぐに取れてしまうので、事前にしっかりとお手入れしておきましょう。
賃貸などテープの跡が残ってしまうと気になる場所に貼る場合は下にマスキングテープを貼り、その上からLEDテープを貼ると跡が残らず安心です。
配線は隠す
配線が見えているとごちゃごちゃした感じになるので、コードはできるだけ隠しましょう。
配線を隠せるボックスなども販売されていますが、スッキリ見せたい、掃除の手間を省きたいという時にはおすすめです。
電源の確保
LEDテープはACアダプタを繋いで電源を確保しますが、コンセントの位置が遠いと延長コードが必要になり、ごちゃごちゃしてしまうかもしれません。
貼る位置をコンセントの近くにする、あるいはモバイルバッテリーが使用できるLEDテープを選ぶと良いでしょう。
カットは指定された箇所で行う
長すぎるLEDテープをカットする時、適当な場所で切ってしまうと断線して点灯しなくなってしまいます。
カットできる箇所が指定されているものは、必ずそこで切るようにしてください。
明るさに注意
間接照明は元々明るさを抑えたものですが、LEDテープの場合は明るさが控えめのものから強めのものまで幅広くあるようです。
LEDテープだけで明るさを確保するという目的ならば、明るさに重点をおいたモデルを選ぶ必要があるので注意してください。
LEDテープの周りをほんのり明るく、周囲にあるものを少しだけ照らし出す程度のものは比較的安価に手に入れられます。
LEDテープをベッドに貼る場所はここがおすすめ
LEDテープの選び方、貼る時の注意点などについてお伝えしましたが、どこに貼るのが良いのか迷う人もいるのではないでしょうか。
基本的には、ちょっと明るくしたいところに貼るのがおすすめですが、具体的な場所をいくつかお伝えしておきましょう。
ヘッドボード背面
ベッドのヘッドボードをピッタリ壁付けしなくても設置できる寝室なら、ヘッドボードの裏側にLEDテープを貼るのも良いでしょう。
ヘッドボードの上に好きな絵などを飾っておくとLEDテープがほんのり照らしてくれてお洒落。
高級ホテルのような寝室の演出にもおすすめです。
ベッド下、フットボード下やロフトベッド、システムベッドのはしご裏
足元が照らされる位置にLEDテープを貼ると夜中にトイレに行きたい時なども、部屋全体の照明をつける必要がありません。
夜中に起き出すことが多い人におすすめの場所です。
ロフトベッドやシステムベッドの下スペース
収納などに使われることも多いロフトベッドやシステムベッドの下スペースにLEDテープを貼っておけば、洋服を選ぶ時や必要なものを探す時に便利です。
部屋の照明をつけていてもベッド下の奥の方は見えづらかったりしますが、懐中電灯を持つのは面倒。
ベッド下を収納として活用している人はぜひ試してみてください。
ベッド専門店が選ぶ「LEDテープ」と相性が良いおすすめのベッド5選
ベッド周りの間接照明にちょうど良い明るさのLEDテープをベッドに貼る場合、照明としてのLEDテープが邪魔にならないシンプルなベッドを選ぶことが大事です。
ここではLEDテープとの相性が良く、自然に溶け込むおすすめベッドを5つご紹介します。
フィンランド産の天然木を使用したすのこベッド
天然木無垢材を使用したシンプルなヘッドレスデザインが、どんなお部屋にも馴染んでくれるすのこベッドです。
コンパクトに設置でき、レイアウトも自由に楽しめるので照明の色や明るさでも色々なアレンジができます。静止耐荷重350kg(JIS規格耐荷重7000N=約700kg試験合格品)の頑丈ベッドです。
お子様も大人も使えるロフトベッド
高さ160.5cm で圧迫感なく設置でき、お子様はもちろん大人も使えるシンプルなデザインのロフトベッドです。
2段ベッドのように使ったり、ベッド下の大きなスペースを生かした大容量収納家具として使ったり、ライフスタイルに合わせた使い方ができます。
デスク&多彩な収納が付いたシステムベッド
ベッド下には学習机やちょっとした作業デスクとして使用できる木製デスク、ブックシェルフ、オープンシェルフ、引き出し2杯のキャビネット、洋服が掛けられるハンガーバーが付いた多機能なシステムベッド。
正面の棚は飾り棚としても使えます。
和室にも馴染みやすい檜ステージベッド
さわやかな森の香りに癒され、リラックス効果も期待できる檜を贅沢に使用したすのこベッドです。
シンプルな北欧調ベッドは、和モダンなインテリアとの相性も抜群。
天然木そのものの優しくあたたかみのある風合いが感じられます。
スペースを有効活用できるスチールベッド
ベッド一台分のスペースに有孔ボード、ハンガーレール、シェルフなどの収納アイテムをまとめたオールインベッドです。
床面にはメッシュ仕様のスチールを採用しているので通気性も高く、十字の支柱でぐらつきもありません。
まとめ
LEDテープは手軽にできるDIYですが、ベッドの印象は大きく変わりますし、照明としても実用的。
貼る場所や貼り方、色選びでもイメージを変えることができるので、今のベッドに飽きた、ちょうど照明を新しくしようと思っていたという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここで紹介した以外にも、LEDテープと相性の良いベッドはたくさんあるので、こちらのページもぜひご覧ください。
▶参考:【ベッドフレームの選び方】ベッド専門店nerucoが選び方をご紹介します!