寝室を寝る前にリラックスするための場所、自分だけの癒しの場所として使う場合、テレビを置きたいという人も少なくありません。
ただ、テレビを置くとすればレイアウトを考える必要がありますし、設置するメリットだけでなくデメリットも知っておく必要があります。
ここでは、寝ながら快適にテレビを見るために押さえておくべきポイントについて解説していきます。
目次
寝室にテレビを置くメリット・デメリット
寝室にテレビがあれば寝る直前まで見られるというメリットがありますが、デメリットがあるのも確かです。
設置するかどうかを決める前に両方を知っておき、デメリットをなくす対策をしておくのがおすすめです。
メリット
・寝る前にリラックスできる
ソファに座ってテレビを見るよりもベッドに横になった方がリラックスできる、休日はゴロゴロしながらテレビを見て過ごしたいと思っている人にとって、寝室にテレビを置くメリットは大きいと言えるでしょう。
・好きな番組や映像を見ながら眠れる
リビングでテレビを見たり、ネットに接続して好きな映像を流していたりしてもそのまま眠るわけにいきませんが、寝室ならそのまま眠ってしまっても大丈夫です。
・チャンネル争いが減る
家族がいる場合、見たい番組があっても意見が合わないこともあります。
リビングと寝室の両方にテレビがあれば、チャンネル争いをすることもなく趣味の番組を選べます。
デメリット
・設置場所が限られる
テレビを見るにはベッドとテレビの間にある程度の距離が必要ですが、寝室の場合は大きな家具であるベッドがあるせいで設置場所が限られることも多く、見やすい位置に設置するのが難しいケースも少なくありません。
・圧迫感がある
画面サイズの大きなテレビはもちろん、小さなテレビだとしてもテレビ台とテレビ本体を設置するとなると圧迫感があり、寝室が狭く感じるというデメリットがあります。
・掃除の手間が増える
テレビ台やテレビはホコリが付くと目立ってしまうので、マメな掃除が必要です。
布団や毛布など繊維が飛びやすい寝室にテレビを設置すると静電気で繊維がくっついてしまうので、リビング以上に掃除の手間が増えるかもしれません。
ベッドとテレビのレイアウトパターン
寝室にテレビを設置するメリット、デメリットについて解説しましたが、次は実際にレイアウトした場合についてレイアウトの違いによるメリットについてお伝えしていきます。
ベッドの正面(足元側)にテレビを配置
寝ころんだ状態でも見やすく、ベッドまでの距離が取りやすいので、少し大き目のテレビを置きたい場合におすすめの配置です。
ベッドの横にテレビを配置
小さめのテレビを配置する場合、横向きで寝たままテレビを見たい場合はベッド横に配置するのがおすすめです。
距離が近いのでリモコン操作でストレスを感じることもないでしょう。
ベッドとテレビの距離とテレビのサイズ
臨場感あふれる映像を楽しみたいなら、できるだけ大きなテレビを設置したいところですがテレビ画面の大きさによって推奨視聴距離というものがあります。
どのくらいの距離が確保できるのかによっておすすめのテレビサイズも変わってきます。
推奨視聴距離の確保
ブラウン管テレビが主流の頃は視聴距離として画面の高さの5~7倍の距離が必要と言われていましたが、現在のテレビは近づいてみても画面が美しく、精密なため約3倍の距離があれば良いとされています。
4Kテレビは画面高さの約1.5倍が視聴距離の目安となっているものの、実際には近すぎて圧迫感があるとも言われているので、フルHDテレビ、4Kテレビのどちらも画面高さの約3倍の距離を確保すれば大丈夫と考えておけば良いでしょう。
サイズ | 画面の高さ | 視聴距離 8K/4Kテレビの目安 |
視聴距離 フルHD(2K)テレビの目安 |
---|---|---|---|
43V型 | 52.9cm | 約0.8m | 約1.6m |
50V型 | 61.6cm | 約0.9m | 約1.8m |
55V型 | 68.0cm | 約1.0m | 約2.0m |
65V型 | 80.4cm | 約1.2m | 約2.4m |
75V型 | 92.8cm | 約1.4m | 約2.8m |
表の引用元:テレビはどのくらいの間(距離)を空けて見るのがいいですか? | SHARP
ベッドの周りの生活動線を確保
ベッドの周りを移動したり、出入り口のドアを開閉したりするためにもスペースが必要で、最低でもベッドから50センチの距離を取っておくのがおすすめです。
移動のたびにベッドに足をぶつけたり、クローゼットのドアを完全に開けられなかったりといったストレスを感じないためにも、テレビを設置した後にベッド周りの生活動線として50センチ程度の距離を確保しましょう。
縦型レイアウトは視聴距離を取りやすい
ベッドの足元にテレビを設置する場合、視聴距離が取りやすいので横にレイアウトするよりも大きいサイズのテレビが設置できます。
シングルベッドの場合横幅は約100センチですが、長さは約200センチなので単純に考えても2倍程度の距離が取れるということなので、大きなテレビを設置したいのであれば縦型レイアウトでの配置を検討しましょう。
テレビをレイアウトして快適な寝室を作ろう
ここまで、テレビを寝室に設置するメリット、デメリット、おすすめのレイアウトや推奨視聴距離についてお伝えしてきました。
最近はテレビ番組だけでなくネットに接続して動画サイトをテレビ画面で見たり、自分で撮影した動画をテレビで楽しんだりする人も増えているので、今まで以上に寝室にテレビを配置して、寝ながら見たいと思っている人も多いのではないでしょうか。
一日の終わり、寝る前の時間に好きな映像を流してリラックス、そのまま眠ってしまえるのが理想という人も少なくないはずです。
ここでお伝えしたことを参考に、テレビが見やすく、ゆったりくつろげる寝室づくりをしてください。
ベッド専門店が選ぶ!寝室で快適なテレビ視聴におすすめなベッド5選
ベッドでゴロゴロしながらテレビを見ようと思っているなら、テレビ視聴に適したベッドを選ぶのがおすすめです。
普通のベッドよりもテレビが見やすく、楽な姿勢がキープできて、なおかつ寝心地が良い。
ベッド専門店だからこそ選べる、テレビ視聴におすすめなベッドを5つご紹介します。
リモコン操作可能な静音2モーター搭載電動ベッド
オリジナルのポケットコイルスプリングマットレスがセットになった電動ベッド。
専用のリモコンで頭、脚の上下が可能です。
脚を調整すれば5段階に高さ調整もでき、耐荷重もシングルの場合180kgと頑丈なベッドです。
売れ筋NO.1の木製すのこベッド
シンプルなデザインと頑丈な設計で売れ筋NO.1の当社オリジナル天然木すのこベッドは、公的検査機関で静止耐荷重350kg(JIS規格耐荷重7000N=約700kg試験合格品)をクリアしているので大柄な方も安心。
床板は通気性に優れたすのこ仕様、継ぎ脚で4段階に高さ調節も可能です。
昼はソファ、夜はベッドに2wayで使えるデイベッド
天井との距離が広いのでお部屋を開放的に見せてくれる低床タイプのデイベッド。
奥行スリムな宮棚にはスマホなどの充電に便利なコンセント付きで、転び止めが付いているので小物を棚に立て掛けてディスプレイすることも可能です。
こなれた風合いのファブリックレザーベッド
ヘッドボードにファブリックレザー生地を使用したベッド。
ヘッドボードには、クッション材が入っているので、ゆったりとくつろぎながらテレビを見るのにも最適です。
ヴィンテージソファのようなデザインは、寝室の主役にもなるほどの存在感があります。
フランスベッド製の国産リクライニング電動マットレス
リクライニング機能付きなので、背上げ姿勢で、本を読んだり、テレビを見たりできるマットレス。
お好みの角度で停止して、座椅子やソファのように使うこともできます。
手元で角度調節できるリモコンは、左右どちらにも設置可能です。
まとめ
テレビを寝室に配置する場合、ベッドとの距離やレイアウトなどを考えなければいけませんが、ベッド購入時にテレビが見やすいもの、レイアウトしやすいものを選んでおくのも一つの方法です。
ここで紹介したベッド以外にも、寝室の広さや設置したいテレビに合わせて色々なベッドが選べるので、ぜひこちらのページもご覧ください。