ベッドで寝るか布団で寝るかは好みによりますが、ベッドには布団と違ったメリット、デメリットがあるので購入を検討している人は、その点をきちんと知っておいた方が良いでしょう。
ここでは健康面、機能性の2点でベッドと布団を比較したうえで、お部屋に置いても邪魔にならないおすすめベッドもご紹介します。
目次
健康面でのベッドのメリットを布団と比較してご紹介
ベッドにも布団にも良いところがたくさんあるとはいえ、それぞれを比較するとベッドの方が健康面で優れていると言える点もあります。
自分好みの寝心地を選べる
ベッドで使うマットレスは体型や寝心地の好みに合わせて、色々な種類から選ぶことができます。
自分に合うマットレスを見つけることが出来れば、快適に眠れるので目覚めも爽快で、どんなに寝ても疲れが取れないということがなくなります。
腰や膝への負担を減らせる
床に敷いた布団に寝転んだり、布団から起き上がったりするよりも、ベッドからの方が膝や腰に負担がかかりません。
高さを変えられるベッドなら、使う人の体格に合わせることができるので、腰掛けた時に最適な高さにすることができ、さらに膝や腰にかかる負担を減らすことができます。
ハウスダストを避けられる
床から30cm程度の高さまではハウスダストゾーンと呼ばれており、ホコリやアレルギーの原因になる物質が溜まりやすいとされています。
ベッドの多くはハウスダストゾーンよりも高い位置で寝ることになるので、ホコリやアレルギーの原因物質に悩まされずに済みますが、布団の場合はハウスダストゾーンの中で寝ることになるため、のどや鼻に不快感を感じたり、アレルギー発作が出てしまう可能性もあります。
ダニやカビ対策がしやすい
ベッドは床と直接接しているわけではないので、床面下に空気を通すようにしておけばダニやカビの発生を防ぐことができます。
一方、布団は上げ下げが面倒だからと敷きっぱなしにしてしまうと床との間に湿気がたまり、カビが生えたり、ダニが発生したりといったことも考えられます。
機能性でのベッドのメリットを布団と比較してご紹介
ここまで、ベッドの健康面でのメリットをお伝えしてきましたが、次は機能性についてベッドと布団を比較しベッドにどんなメリットがあるのかを解説していきましょう。
必要な機能を選べる
ベッドはごくシンプルなものから、機能を充実させたものまで幅広くラインナップがあります。
枕元にコンセントが欲しい、小物が置ける棚や手元を照らせる照明が付いているものが良いなど、希望通りの機能を搭載したものを選べます。
布団の場合は、何かをプラスしようと思ったらそのためのスペースを確保しなければなりませんし、一つずつ別々に購入しなければいけないので費用面でもベッドの方がメリットが大きいと言えそうです。
通気性を確保しやすい
ベッドの床板がすのこ状であれば、寝ている間に汗をかいてもマットレスに湿気がたまりにくいのでジメジメすることもなく、蒸し暑い季節も快適に眠れます。
寝る以外にもスペースを活用できる
ベッドに収納が付いたもの、ベッドとソファの切り替えが可能なソファベッドなら狭い部屋にベッドを設置しても邪魔になるどころか、スペースを有効活用できるのでお部屋を広く使うことができます。
ベッドの健康面・機能性で布団と比較したデメリットは?
健康面、機能性でのベッドのメリットを布団と比較しながらお伝えしてきましたが、もちろん布団と比較したデメリットもあります。
設置スペースの確保
色々な機能をベッド一台にまとめられるとはいえ、そもそもベッドを置くスペースの確保が難しいというケースも少なくありません。
コンパクトに設置できると言われているベッドでも布団に比べると大きいのは確かで、狭い部屋が余計に狭く感じる、圧迫感があるという点はベッドのデメリットと言えるでしょう。
落下の危険性
高さのあるベッドから落ちてケガをする、寝ている間に布団が落ちて風邪をひいてしまうなど、ベッドだからこその危険性があるのはデメリットです。
特に寝相が悪い人の場合は落下のリスクについて、よく考えたうえで布団にするか、ベッドにするかを決めた方が良さそうです。
高いベッドが無駄になるリスク
ベッドの寝心地がどうしても自分に合わない場合、決して安い買い物ではないだけにお金を無駄にしたと激しく後悔するはずです。
布団であれば比較的気軽に買い直しができるのに比べて、ベッドの場合は買い直す費用はもちろん、失敗したベッドをどう処分するかといった問題も考える必要があります。
硬めの寝心地が良ければ布団
マットレスにも硬めのものがありますが、布団に比べると体が沈み込む感じがするかもしれません。
しっかりとした硬さが好みの場合、ベッドではなく布団で寝た方が快適に思えるでしょう。
邪魔にならないおすすめベッド5選
ベッドにはシングル、ダブルなどのサイズがありますが、同じシングルでもデザインによってサイズ感が異なります。
お部屋に置いたときに邪魔だなと感じないベッドを選ぶには、シンプルなものがおすすめです。
ここでは、邪魔にならず、快適に眠れるおすすめベッド5選をご紹介します。
二分割できる三つ折り桐すのこマット
布団と床の間にすのこマットを挟むだけで通気性が格段にアップし、カビやダニの発生を抑える効果が期待できます。
天然の桐材を使用しているので女性でも軽々移動でき、三つ折りや縦に二分割してコンパクト収納も可能です。
天然桐材の折りたたみすのこベッド
調湿効果に優れた桐材をふんだんにしようしたすのこベッドは、通気性抜群なのでオールシーズン快適な眠りが期待できます。
ヘッドには小物が置ける棚とコンセント、USBポート付きなのでスマホなどの充電にも便利です。
布団も使えるキャスター付き折りたたみベッド
湿気や虫対策にもなる檜をすのこ床板に採用した折りたたみベッドです。
キャスター付きなので移動もラクにでき、少ない力で開閉できるスプリング付きなので女性や高齢の方も安心。
折りたたみ時は布団も干せます。
北欧ビンテージ調デザインの木製ソファベッド
専用のポケットコイルマットレス付きで、届いたらすぐに使えるソファベッドです。
フレームには天然木の美しい木目と風合いを楽しむことができる天然木タモ材突板を使用しているので、ナチュラルテイストのインテリアとの相性はバツグンです。
北欧の温もりが感じられる木製デイベッド
夜はすのこベッド、日中はソファとして使える2Way仕様の木製デイベッドです。
床板に採用されているすのこは通気性に優れているので、湿気を上手に逃がしてくれて快適におやすみいただけます。
まとめ
自分の部屋にはベッドが置けないと思っている人も、選び方次第では邪魔にならないベッドをみつけることができるので、まずは色々なベッドをみてみるのがおすすめです。
ベッドには布団と違ったメリットがたくさんあるので、そのメリットを自分の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
こちらのページでも邪魔にならないお洒落で便利なベッドをご紹介しているので、ぜひご覧ください。
折りたたみベッドのカテゴリ一覧はこちら
▶参考:【ベッドフレームの選び方】ベッド専門店nerucoが選び方をご紹介します!