TOP neruco Note ベッドマットレスの寿命は何年?買い替え時期と長持ちさせるコツを解説

ベッドマットレスの寿命は何年?買い替え時期と長持ちさせるコツを解説



16,300 views

この記事を書いた人: 

「前よりも横になると体が沈み込むような気がする」「朝起きても疲労感が抜けきらない」といったとき、もしかすると使用しているベッドマットレスが寿命を迎えつつあるのかもしれません。
ベッドマットレスは毎日数時間にわたって身体全体を支えるものであり、長く使っているとどうしてもへたりが生じます。
我慢して使っているとスッキリと目覚められなかったり、腰や肩が痛むようになったりと、日中の活動にも悪い影響が出るかもしれません。
この記事では、ベッドマットレスの寿命について詳しくお話ししていきます。
ちょっと最近寝心地が変わってきたという方はもちろん、長く同じベッドマットレスを使っている方はチェックしてください。

ベッドマットレスの寿命

ベッドマットレスの寿命は種類によっても異なります。
マットレスにコイルが入っているタイプでは、比較的へたりにくい傾向があるでしょう。
使っている型の体格や寝方によっても異なるものの、コイルマットレスの寿命はおおよそ5~10年程度です。
そして、もう一つのマットレスの種類として、ウレタン素材などを用いたコイルのないタイプもあります。
コイルを使用していない安価なウレタンタイプはヘタリやすく、3~5年ほどで寿命を迎えるでしょう。
コイルが入っている方が体を支える力が強いため、寿命としては長くなっています。
ただし高機能だからこそ、安価なウレタンタイプのマットレスよりも値段が高い傾向があるようです。
ウレタンタイプも密度がある高価なタイプはコイル同等の寿命のマットレスもございます。

買い替えを検討するポイント

種類別でベッドマットレスの寿命をお話ししましたが、寝る人の体格や使い方によって、その期間は数年単位で変わってきます。
10年間使用できることもあれば、5年程度でへたってくるケースもあるため、一概に「マットレスの寿命は〇年」「〇年経過したマットレスは交換するべき」とは言い切れないのです。
ベッドマットレスの寿命とは、「劣化して快適に使えなくなってきたタイミング」とも言えます。
ここではベッドマットレスが寿命を迎えたと思われる症状について、詳しくお話ししていきましょう。

ポイント1:ベッドマットレスが凹んできた

体には凹凸があるため、ベッドマットレスに対して圧力がとくに強くかかる部分と、そうでない部分に分けられます。
寝ている間に圧力がかかる部分は、他の部分よりも早く凹みが生じるでしょう。
そういった凹凸がしっかりと感じられるようになると、寝心地にも影響を及ぼします。
例えば腰や肩に痛みを感じることもあるかもしれません。

ポイント2:寝返りが打ちにくく感じてきた

先ほどのベッドマットレスに凹凸が生じるようになると、寝返りが打ちにくくなってきます。
沈んでいる部分とそうでない部分に段差が生じるため、寝返りをすると目が覚めてしまうといった状態に陥ることもあるでしょう。
そうなると熟睡できず、日中の活動にも影響を及ぼすかもしれません。

・ポイント3:軋む音が気になる

コイルを使ったベッドマットレスを愛用していると、どんなに大切に使っていても内部が少しずつ劣化していきます。
そうすると、コイルの伸縮に合わせて軋む音が聞こえるようになるでしょう。
ベッドに横になったときだけでなく、寝返りを打ったときにも「キーキー」「キュキュ」といった音がするようであれば、ベッドマットレスのコイル部分が寿命を迎えていると考えて良いでしょう。

ポイント4:カビが生えてしまった

人間は眠っているときには、季節を問わずコップ一杯分ほどの汗(約200cc)をかいているそうです。
その汗の一部は、ベッドマットレスが吸収することになるでしょう。
そのため、ベッドマットレスは定期的に立ち上げるなどして、風通しを良くする必要があります。
風通しが悪くなると、ベッドマットレスにカビが生えてしまうトラブルもあるのです。
多少のカビであれば拭き取ったり、専用の洗剤でケアしたりすることが可能ではあるものの、範囲が広くなってしまうと、そういった対処法も難しくなります。
カビを放置しておくと、アレルギーなど体調不良の原因になってしまうかもしれません。
カビが生えて対処できなくなったタイミングも、ベッドマットレスの寿命と考えて良いでしょう。

ポイント5:ベッドマットレスが破損している

ベッドマットレスが少しへたってきたなと感じていても、実は内部が破損しているパターンもあります。
破損をしてしまうということは、完全に寿命を迎えたということです。
昨日までは普通に眠れたのに、今日横になったら一部に大きな凹みや歪みを感じるといったときには、破損している可能性があります。
破損をしたまま使用しているとただ寝心地が悪いだけでなく、ケガにつながる恐れもあるため、できるだけ早く新しいベッドマットレスに買い替えましょう。

長持ちさせるコツ

ベッドマットレスには寿命があるといっても、できるだけ長く愛用したいものです。
どのように取り扱いをすれば、寿命を延ばすことができるのでしょうか。
下記のポイントを抑えて、お気に入りのベッドマットレスを長く愛用してください。

・定期的にローテーションさせる(上下、表裏)

ベッドマットレスの同じ部分に強い圧がかかり続けると、その部分のみが凹んでしまうといった破損につながります。
そういった凹みや破損を防ぐためには、定期的にベッドマットレスをローテーションさせることをおすすめします。
例えば、頭と足の部分を入れ替えるだけでも、寿命を延ばすことができるでしょう。
また、ベッドマットレスの中には両面使用できるタイプもあります。
そういったタイプならば裏表もひっくり返すことで、さらに寿命が延びます。

・敷きパッド、ベッドパッドを敷く

ベッドマットレスの上に、直接シーツを敷いて眠っている方もいるかもしれません。
しかし、そのシーツとの間に敷きパッドやベッドパッドをはさむことで、マットレスへの負担を軽減することができます。
保温や放湿機能がある敷きパッドやベッドパッドもあるので、ベッドマットレスの寿命を延ばすだけでなく、快適な睡眠環境を整えることにも役立ちそうです。

・日干し、陰干しをする

こちらはベッドマットレスのカビ対策に有効です。
日干しや陰干しをして、風通しを良くすれば、カビの発生を防ぐことができるでしょう。
外に干すことが難しくても、定期的にベッドフレームの上でベッドマットレスを立ち上げるだけでも有効です。
また、ベッドマットレスの中には分割できるタイプもあります。
分割すれば敷布団のようにベランダで干すこともできるので、より清潔な状態を保つことができるでしょう。

・シーツや枕カバーなどこまめに洗濯する

こちらもカビの対策として有効です。
眠っている間には自然と汗をかいていることもあり、ベッドシーツや枕カバーは湿気を含んだ状態になります。
そのまま放置しておくと、ベッドマットレスの通気性にも悪影響です。
シーツや枕カバーなどはこまめに洗濯することをおすすめします。

・除湿シートを活用する

ベッドマットレスの風通しを良くしようとしても、部屋の間取りによっては難しい方もいるかもしれません。
そこでおすすめしたいのが除湿シートです。
ベットマットレスの下に敷くことで、滞りがちな湿気を取り除き、カビの発生を防いでくれます。
除湿シートは日に当てて乾燥させれば、繰り返し使うことが可能なので経済的です。

おすすめベッドマットレス6選

そろそろベッドマットレスの寿命かなと感じたら、買い替えを検討します。
一言でベッドマットレスと言っても、機能はさまざまです。
ただなんとなく新しいものに替えるのではなく、機能面にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。
ネルコンシェルジュnerucoでおすすめのベッドマットレスをいくつかご紹介していくので、買い替えの参考にしてください。
 

nerucoオリジナル「高密度ポケットコイルマットレス」

nerucoでしか購入できないポケットコイルマットレスです。
高級マットレスでも採用されている、ポケットコイルを高密度に配置しています。
そのため、まるで包み込まれるような快適な寝心地を実現しています。
高密度ポケットコイルだからこそ、寝返りをしても振動が伝わりにくいため、隣で寝ている人を起こすこともないでしょう。

使い勝手も寝心地も抜群「三つ折り ポケットコイルマットレス」

一般的に折りたたみマットレスはウレタンタイプが多くなっています。
しかし、こちらはポケットコイルスプリングを高密度に使用しているため、快適な寝心地を実現させています。
さらに3つに折りたためるだけでなく、それぞれ分割可能です。
一人暮らしのお部屋でもベランダにマットレスを干すことができるでしょう。
一つ分解すれば簡易ソファとしても使えて便利です。

薄くてもしっかり体圧を分散「薄型ポケットコイル スプリングマットレス」

こちらのマットレスは厚さ11cmと薄型です。
しかし、高密度ポケットコイルスプリングを使用しているため、しっかり体圧を分散させるので寝心地は抜群です。
薄くても体の凹凸に自然とフィットするので、理想的な姿勢に導いてくれるでしょう。
通常のベッドフレームはもちろん、チェストベッドやロフトベッドといった高さのあるフレームにおすすめです。

硬めが好みの方に「ハード高密度 ポケットコイルマットレスZ」

柔らかく沈むよりも、硬めのマットレスがお好みの方におすすめです。
日本人の体格や環境を考慮してつくられた高密度ポケットコイルスプリングを採用した、nerucoのオリジナル製品になっています。
第三者機関によって実施された耐久性実験にもクリアしており、長く愛用することができるでしょう。

さらに硬めの寝心地がお好きな方に「超硬い 高密度スプリングマットレス」

老舗ベッドメーカーのフランスベッドが開発に携わった、高密度スプリングマットレスです。
最大の特徴は硬めであること。
超がつくほどの硬さで、体がマットレスに沈み込むのが苦手な方におすすめします。
マットレスの面全体で体をしっかりサポートすることから、体格が良い方や成長期のお子さんにもピッタリです。

2つ折りでも寝心地抜群「折り畳みベッド専用 2つ折りマットレス」

こちらは折りたたみベッド専用の、2つ折りタイプのマットレスです。
折りたたみタイプの場合では簡易的なマットレスが多く、寝心地が今一つといったケースもありました。
しかし、こちらはポケットコイルをたっぷりと使用しているため、寝心地にも優れています。
また、折り畳めるだけでなく分割もできるため、女性でも簡単に持ち運びができるでしょう。

まとめ

ベッドマットレスはコイルを使用したものであれば5~10年、コイルのないウレタンタイプならば3~5年程度が寿命だと言われています。
ベッドマットレスの寿命を延ばすためには、定期的に上下や表裏を逆にしたり、カビの発生を防ぐために風通しを良くしたりすると良いでしょう。
しかし、どんなに手入れをしても日々体重がかかるものだからこそ、いつかは寿命を迎えてしまいます。
そろそろベッドマットレスの寿命かなと感じたときには、体に不調が出るまえに、買い替えを検討してください。
寝るコンシェルジュnerucoでは、さまざまなタイプのベッドマットレスをラインナップしているので、ぜひチェックしてください。

 

※この記事の内容は、投稿日(更新)時点での情報に基づいて書かれています。仕様変更や取扱い終了商品もございます。ご了承ください。

この記事をSNSでシェアする

この記事を書いた人:あびる

ネルコンシェルジュ2号(スリープアドバイザー、電動ベッドアドバイザー資格取得)
ベッド・マットレス・寝具販売30年、(株)インテリアオフィスワン代表の阿比留亮です。
前職からベッド・寝具を仕入れ販売し、2003年、ネット時代の到来を感じ、一念発起。
ベッド・寝具のネットショップ運営会社を設立し、「ネルコンシェルジュ neruco」楽天市場店、Yahoo!店、amazon店、本店をOPENしました。
「ネルコンシェルジュ neruco」では、前職の経験をいかして、
国内・海外の優良メーカーと、ベッド、マットレス、寝具の共同開発・販売を行っています。
ネルコンシェルジュ nerucoのプロダクト指針です。
1、Comfortable 快適性があること
2、Design デザインがよいこと
3、Function 機能性があること
4、Price リーズナブル・プライスであること
5、Quality 品質が確かなこと
6、Environment 環境に配慮すること
弊社は、上記のポイントをふまえ、過剰な広告費を商品原価にふくませたりはせず、
確かな品質を、適正価格で販売する事をモットーにしております。
当社は、まだ認知度は、低いのですが、直近では毎月190万アクセスいただき、
毎月2万余名のお客様にご購入いただいております。
また、2020年からは、レビュー=お客様の声1件に対し、
森林を再生をする活動に寄付をはじめました。

作成者が書いた他の記事を見る
 
ページトップ