頻繁に買い換えるものではないベッドは、使っているうちに傷がついたり、日焼けや色褪せで質感が変わったりすることもありますし、デザインが時代遅れになることもあります。
そうなると寝室に入るたびに不満を感じることになり、それがストレスになることもあるでしょう。
そんな時、買い替えを検討するのも良いですが、ベッドとしての機能に問題がない場合は、リメイクで雰囲気を変えるのも一つの方法です。
ここでは、ベッドをリメイクする際の注意点や具体的なリメイク方法、買い替える場合におすすめのベッドについてご紹介しています。
ベッドリメイクのメリット
ベッドに飽きた、使いづらさを感じる、古さが目立つという場合、買い替えてしまうのも一つの手ですがリメイクすることによるメリットもたくさんあります。
まず一つ目は費用を抑えられることで、買い替えれば数万円かかるところを数千円程度に抑えることもできるでしょう。
二つ目はお洒落なベッドに生まれ変わらせることができることで、ちょっと工夫するだけで古びたベッドも見違えるようになるかもしれません。
三つ目のメリットは他にないオリジナルのベッドにできることです。
リメイクする際に自分好みの素材、カラーを選べば市販にはない自分だけのベッドになります。
最後の四つ目はベッドの寿命が延びることです。
買い替えるとなれば破棄するしかないベッドですが、リメイクすればまだまだ何年も使い続けることができます。
ベッドリメイクのデメリット
ベッドをリメイクするメリットをお伝えしましたが、次にリメイクによるデメリットについてもご説明します。
一つ目は時間と手間がかかることです。
元々DIYが好きな人ならそれほど負担を感じないかもしれませんが、そうでなければリメイクのやり方を調べるだけでも大変。
道具を揃えるところからスタートとなると、思った以上に費用が掛かるかもしれません。
二つ目は失敗する可能性があるということで、これも初リメイクという人にはよくあることと言えそうです。
三つ目のデメリットは、自分好みにしたはずが思い通りにならず、好みに合わない可能性があるということです。
イメージした通りにリメイクできるかどうかは、これまでのリメイク経験やセンスによっても変わってきます。
自信がない場合は、大幅なリメイクではなく失敗しづらいポイント的なリメイクから始めてみると良いかもしれません。
ベッドリメイクの方法
ベッドリメイクのデメリットでは、失敗の可能性、思い通りにいかない可能性についてお伝えしましたが、そうならないためにもリメイクの方法、手順、必要な道具などのリサーチが必要です。
ベッドをリメイクする場合、どのパーツをリメイクするのか、どんなリメイクをするのかによっても失敗のリスクは変わりますし、手間や時間も変わってくるので、無理のない範囲からスタートしましょう。
ヘッドボードをDIY
ヘッドレスベッドにヘッドボードを付ける、今あるヘッドボードに機能をプラスするなどヘッドボードをDIYするリメイク方法もあります。
小さな棚を付けたり、照明を組み込んだり、多機能なヘッドボードを一からDIYしたりと自分のスキルに合わせてリメイクの度合いを選ぶこともできます。
脚の交換
ベッドの高さが変わるだけで雰囲気も違ってきます。
脚を高くしてベッド下を収納にしたり、低くしてフロアベッドのように開放感のあるベッドにしたりというのも良いでしょう。
色の塗り替え
お部屋の中で大きな面積を占めるベッドの色が変われば、かなり印象を変えることができます。
フレームを塗装するのはもちろん、カッティングシートを貼るという方法もあります。
最近はホームセンターに工作室やペイントルームなどがあるので、そういった場所も活用してリメイクを成功させましょう。
ベッドリメイクの注意点
ガラリと雰囲気を変えることも可能なベッドのリメイクですが、大型家具であり、安全性が要求される家具をリメイクするからこその注意点もあります。
ベッドの構造を理解する
棚を付けたい、引き出しを付けたいなどベッドに機能をプラスしたいと思ってリメイクする人は多いですが、その際に大事なのがベッドの構造を理解しておくことです。
構造上必要なパーツを取ってしまうとベッドの安全性を保てなくなりますし、構造を理解していないことで無駄な作業が増えることもあります。
構造的に問題のないリメイクなのか、耐久性に影響はないのかなどをしっかり考えてからリメイクしてください。
必要な工具と材料を用意する
作業の途中で工具や材料が足りなくなると手間が増えてしまいます。
何が必要なのか、どんな手順で作業するのかを事前に考えることは失敗を防ぐための方法でもあるので、面倒でも紙などに書き出して確認しておきましょう。
安全に作業を行う
ベッドに使われているパーツは大きなものも多く、落としたりぶつけたりするとケガをする可能性もあります。
また、壁や床に傷をつけてしまったり、他の家具を壊してしまったりすることもあるので、安全に作業することが大事です。
広いスペースを確保し、手袋などを準備しておくこと、壁や床は養生しておくことで自分の体はもちろん、部屋を傷つける可能性も減らせます。
おすすめベッド10選
ベッドをリメイクしたくなる、買い替えたくなる理由の一つに「デザインの古臭さ」を挙げる人もいますが、飽きずに長く使うためにはシンプルで流行に左右されないベッドを選んでおくのがおすすめです。
ここで紹介するベッドは、どんな部屋にも馴染みやすく、何年経っても飽きずに使えるものばかりなので、買い替えの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
天然パイン材を使用したヘッドレスすのこベッド
頑丈設計で静止耐荷重350Kgを実現したヘッドレスタイプのすのこベッドです。
お部屋の広さや好みに合わせて、床面の高さは4段階に調節可能。
デイベッドやソファとしても使えるので、一人暮らしのワンルームにもピッタリです。
爽やかな森の香りの檜ステージベッド
シンプルな北欧調デザインは、和モダンなお部屋との相性もバツグン。
リラックス効果の高い檜材を贅沢に使用した総ひのきのすのこベッドは、ヘッドレスでロータイプなのでお部屋を広く見せてくれます。
大容量収納できる棚付きすのこベッド
一般的な脚付きベッドよりも床面下スペースの面積が広いので、大手ホームセンターなどで販売されている大きいサイズの収納ケースがすっぽり入ります。
ヘッドボードには、スマホなどが充電できる2口コンセントも付いています。
存在感あるヴィンテージ調ベッド
細身のスチール棒を格子状に並べたスポークデザインのヘッドボードは、存在感がありながらも重すぎない印象となり、インダストリアルテイストの武骨な印象も感じる雰囲気に仕上がっています。
耐荷重150kgと頑丈なベッドです。
圧迫感を低減した開放的なローベッド
天井までの空間が広がるローデザインのベッドです。
厚さ15cm以上のスプリングマットを使用することでハウスダストゾーンを避けられるので安心。
ヘッドボードには1口コンセントを搭載した棚が付いています。
北欧産天然木を使用した木製棚付きすのこベッド
自然なあたたかみのある風合いが魅力の北欧産天然木をふんだんに使用した、シンプルなカントリー調デザインのすのこベッドです。
ヘッドボードの棚は小物を仕分けて置ける仕切り付き、コンセントも付いているのでスマホの充電にも便利です。
カントリー調が可愛い天然木製すのこベッド
床面下に引出し収納2杯付き、ヘッド部には棚と2口コンセントも付いた機能的なすのこベッド。
頑丈なすのこを採用しているので布団の使用も可能。女性に人気のカントリー調ベッドです。
4杯の引き出し付き大収納チェストベッド
スリムで省スペースなパネル型ヘッドボードと4杯の引き出しが付きチェストベッドです。
反対側には長尺物がしまえる収納スペースも付いています。
モダンなデザインと機能性の両方を求めたい方におすすめです。
ほどよい高さのロータイプロフトベッド
北欧産天然木をふんだんに使用した、天然木の優しいあたたかみが感じられるロフトベッド。
床面下に大きなスペースを確保しつつ、高さを抑えているので圧迫感なく設置できます。
床面はすのこ仕様でオールシーズン快適に眠れます。
空間を有効活用できるロフトベッド
ベッド下にオープンシェルフ、引出し収納などの便利な収納をまとめたロフトベッドです。
高さを抑えてあるので子供部屋や一人暮らしのお部屋にも設置しやすく、圧迫感も軽減。
今ある家具にも馴染みやすい、落ち着いたシックなデザインです。
まとめ
飽きてしまったベッドや古さがストレスになっていたベッドもリメイクで蘇らせることは可能です。
ただ、どうしてもDIYが苦手、リメイクにかける時間がないという人は思い切って買い替えるのもアリでしょう。
買い替える時には飽きがこないものを選んだり、寝具などで手軽にイメージを変えられるものを選んでおくのがおすすめです。
こちらのページにでは色々なシンプルベッドを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。