新しくベッドの購入をしようと検討していると、ベッドのへッドボード(バックボード)があった方が良いのか悩んでいる方もいるかもしれません。
ベッドのヘッドボード(バックボード)にはスマートフォンやタブレット、その他にもちょっとした小物を置くことができて便利です。
しかし、とくにそういった小物類をベッド付近に置く予定がなかったり、他にスペースを確保していたりする場合は、ベッドのへッドボードは不要ではないかと迷ってしまうかもしれません。
今回はベッド周りを快適にしてくれる、ベッドのボードについてお話ししていきます。
へッドボードの種類や後付タイプ、そしておすすめのベッドもご紹介していきましょう。
ヘッドボードとは?
へッドボードとは、ベッドの頭側に取り付けられた部分を指します。別名ではバックボードとも呼ばれています。
別名ではヘッドボード、バックボードとも呼ばれています。
ベッドを想像したとき、枕を置くすぐ上の部分についている部分をイメージすると分かりやすいかもしれません。
ベッドのへッドボードの素材は突き板仕様や木製など、さまざまです。
ベッドボードを取り付ける意味としては、装飾やデザインの役割を担うためです。
しかし、実際に使っていくと、へッドボードはベッドに腰掛けた際の背もたれの役割や枕やマットレス、寝具類のズレも防いでくれる大切な役割を担ってくれていることに気づくはずです。
また、ベッドによってはスマートフォンや本などを置ける収納棚になっているタイプや、LED照明器具を埋め込んだタイプも登場しています。
さまざまなタイプがある中、へッドボードが存在しないすっきりとしたタイプのベッドは「ヘッドレス」と呼ばれています。
ヘッドボードの種類
ベッドボードにはいくつかの種類があります。
それぞれの種類について説明していくのと同時に、おすすめしたい人をご紹介していきましょう。
ベッドのへッドボード、バックボードがあった方が良いのか悩んでいる方はチェックしてください。
種類1:収納力が期待できる「棚付き」
へッドボード部分に棚が付いているタイプです。
スマートフォンや本、目覚まし時計といった、ちょっとした小物を置くのに便利です。
棚付きベッドボードの種類によっては、しっかりと収納スペースが確保されていたり、LED照明やコンセントといった機能が搭載されていたりする便利なタイプもあります。
機能性が高く非常に便利な一方で、ベッドとしての長さ方向のサイズは一回り大きくなります。
また、頭部はへッドボード部分近くあるため、万が一地震が起こったとしてもケガをしない形状や素材のものを置くことになるでしょう。
種類2:「パネル型」
パネル型はベッドフレームの頭にあたる部分に、板が取り付けられているタイプです。
木製ならば木製、アイアン製ならばアイアン製のベッドボードが取り付けられているデザインが多くなっています。
何かを収納するスペースやコンセントといった特別な機能もありません。
マットレスや寝具類のズレを防いだり、ベッドに座ったときに体を支えたりといった役割を担うでしょう。
機能がないベッドの大きさとしては最小限に収まります。
種類3:「クッションタイプ」
クッションタイプは、先ほどお話ししたパネル型がクッションになっているタイプです。
ふわふわとしており、ソファー代わりに腰掛けて使うこともできるでしょう。
クッションタイプもパネル型ベッドボードと同様に、特別な機能は搭載されていません。
クッションタイプであっても、マットレスや寝具のズレを防ぐことはできます。
種類4:「後付けタイプ」
ヘッドボードの後付けタイプは、ヘッドレスベッドの枕元において使うタイプです。
ヘッドレスタイプのベッドを使い始めてから、やはりスマートフォンを置く場所が欲しいなどと思ったときに、追加で購入することが可能です。
後付けタイプにはさまざまなデザインがありますが、中でも多いのが収納力に優れた棚付きタイプです。
ベッドに取り付けるのではなく、あくまで枕元に置くだけで使用でき、不要になったときには取り外すことができます。
ベッドをより活用したいならばへッドボード付きがおすすめ
ベッドのへッドボードには寝具類のズレを防ぐ以外にも、座ったときの背もたれにもなります。
他にも棚付きを選べば、収納家具の一つになるでしょう。
このようにベッドを最大限に活用したいならば、へッドボード付きがおすすめです。
ただし、へッドボード付きの場合は、ベッドのサイズ(主に縦サイズ)が大きくなります。
もしへッドボード部分に寄りかかる予定もなく、収納は他に確保できるならば、ヘッドレスを検討しても良いかもしれません。
頭の部分を壁にくっつければ、マットレスや寝具のズレを防ぐことができます。
また、何よりも部屋がすっきりと見えるでしょう。
ヘッドレスタイプのベッドを購入して、へッドボードではなくサイドテーブルをつけて使うのも一つの手です。
棚付きベッドの種類
へッドボードに棚が付いているベッドは「棚付きベッド」、または「宮付きベッド」と言います。
「宮」とは何なのか気になる方もいるかもしれませんが、建築用語で「物入れ」という意味を持っているそうです。
棚付きベッドは就寝直前や起床直後から使う小物類や、目覚まし時計などを置くことができます。
とくにメガネを愛用している方は、起きてからもすぐに着用できることもあって、棚付きベッドを選ぶ方が多いようです。
棚付きベッドにはさまざまさまざまな機能がついています。
購入検討している方に向けて、どのような機能があるのかピックアップしていきましょう。
デジタル機器の充電ができる「USBポート付き」
ベッドに腰掛けてスマートフォンやパソコンといったデジタル機器を操作するのであれば、USBポート付きが便利です。
実際に使うときはもちろん、寝ている間に充電が可能になります。
USBポート付きの棚付きベッドはコンセントも付いているデザインも多いので、必要に応じて選んでください。
夜間でも安心の「照明付き」
ベッドボード部分に照明がついているタイプです。
夜中にふと目を覚ましてしまったときはもちろん、眠る直前まで読書休みのところ楽しんでいる方ならば、補助灯としても使えるでしょう。
光はそこまで強くないため、これだけつけていれば大丈夫と言ったわけではないものの、手元をより見やすくしたり、雰囲気を出したりする用途で使うには十分です。
近年では照明にLEDを採用しているタイプが多く、電球の交換頻度も低くなっています。
使い勝手の良い「コンセント口付き」
先ほどお話ししたUSBポート付きと同様に、へッドボード部分にコンセントが付いているタイプです。
コンセントなのでデジタル機器に限らず、さまざまな用途に使うことができるでしょう。
例えばコンセント差し込み式の照明や加湿器などに便利です。
ただし便利だからといって、延長コード代わりに使用するのは危険です。
使う前にベッドの説明書をしっかりと読み、過剰接続に注意して安全に使用してください。
就寝前の読書が趣味ならば「本棚付き」
就寝前に本を読む習慣があるならば、本棚付きのへッドボードがおすすめです。
さらに先ほどお話しした照明もついていれば、別に補助灯を用意する必要はありません。
また、本棚を購入するほどではないけれど、いくつか書籍があるという方も収納スペースとして活用できるので、検討していただきたいタイプです。
また、簡単なボックスや引き出し類を入れれば、本以外の小物類もしっかり収納できます。
ただし、あくまで枕元であることから、落下したときにケガのリスクになるようなものは収納しないようにしましょう。
もうこれで迷子にならない「タブレットスタンド付き」
最近増えているのが、タブレットスタンド付きのベッドボードです。
一見すると棚付きではないパネル型と似ているものの、タブレットが差し込めるほどのくぼみがあります。
使っていないタブレットはそちらに収納すると決めておけば、お部屋の中での迷子を防げるでしょう。
また、USBポートやコンセント口もついている棚付きベッドを選ぶと、タブレットスタンドに置きながら充電が可能です。
ヘッドボード付きのおすすめベッド
実際にへッドボードがあるベッドフレームを見てみたいといった方もいるかもしれません。
そこで、ここではネルコンシェルジュnerucoがおすすめしたい棚付きベッドを紹介します。
後付タイプもいくつか紹介していくので、各ベッドボードのイメージをつかむために役立ててください。
通気性も◎「Lepus(レプス)棚 コンセント1口 LED照明付きベッド」
棚付きベッドは魅力的だけれども、できるだけシンプルなデザインを探していると言った方におすすめなのがこちらです。
コンセント口やLED照明も付いているのに、すっきりとしたスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
また、ベッドボード部分に溝があるので、スマートフォンやタブレット類を立てて保管することもできます。
さらにすのこベッドのため、通気性も抜群です。
使い勝手にこだわったヘッドボード付き「収納付き USBコンセント付き zesto ゼスト」
一見シンプルなベッドフレームに見えますが、使い勝手にこだわったデザインがこちらです。
ヘッドボード部分はやや深く設計されているので、物が落ちてくることはありません。
本やスマートフォン、目覚まし時計など必要なものの収納が可能です。
また、USBコンセントも付いており、デジタル機器の充電もできるでしょう。
さらに、ベッドフレームの下には大容量の引き出しが2つ付いています。
スタンドが便利「檜すのこベッド シングル棚コンセント タブレットスタンド付」
通気性が良く、見た目も温かみのあると人気なのがすのこベッドです。
すのこベッドはシンプルなデザインが多いものの、こちらはベッドボード部分が充実しています。
ベッドボードが二段になっており、タブレットスタンドも付いています。
そしてスタンドは左右にスライドができるため、使い勝手が抜群です。
シンプルでも高機能「引き出し収納ベッド 棚・コンセント・LED照明付き LESTER レスター」
ホワイトとブラックのモノトーンがクールなベッドフレームです。
コンセントとLED照明がついています。
また、ベッドボード部分は側面のくぼみと上部分に収納できるような設計になっているため、シンプルながらもしっかりと活用することができるでしょう。
また、ベッドフレームの下も大容量の引き出しが2つついています。
お部屋に置きたいハイセンスさ「Cordy シングルファブリックベッド アイアンベッド」
こちらはクッション型のベッドボードです。
へッドボードはベッドフレームと同じ素材のデザインが多いのですが、こちらはアイアン素材とコーデュロイ素材が組み合せで、カジュアルなのに上品な印象に仕上がっています。
また、棚ではないものの手すりがついているため、そこに小物類を置くことができる仕様です。
ベッドボードを後付け可能なタイプ
「zesto ゼスト ヘッドボードワゴンキャスター付き ヘッドボード」
収納力抜群のシンプルなベッドボードです。
キャスターが付いているので、ベッドのヘッドから引き出し、横にスライドすることができます。
ベッドボードに興味はあるけれど、ベッドの幅と合わないのではないかと不安を抱いている方もいるでしょう。
こちらの製品はスライド式になっており、自分のベッドとぴったりと合わせられます。
「シェルフ木製 組立簡単 後付けヘッドボード」
組み立てがとても簡単な後付ヘッドボードです。
組み立てに慣れていない人でも、10分程度で完成できる手軽さから人気があります。
また、ベッドボードとして使うのはもちろん、オープンシェルフとしても使用が可能です。
仕切りが付いているので、整理整頓も簡単です。
見せる収納として活用するのも良いでしょう。
まとめ
ベッドのへッドボードは、自分のライフスタイルに合ったものを選べばとても便利です。
小物類を置いたり、収納したりしたいのであれば棚付きをおすすめします。
収納の予定がないならば、マットレスのズレを防いで背もたれ代わりに使えるパネル型又はクッション型で十分でしょう。
ベッドの頭部分は壁に付けて使用する予定であり、さらにスッキリした部屋づくりをしたいのならば、ヘッドレスタイプを選びましょう。
もしヘッドレスタイプを購入して、やはりベッドボードが欲しかったという状況になったときには、後付けタイプもあります。
ネルコンシェルジュnerucoでは、豊富なへッドボードから自分の好みに合ったタイプを選ぶことができます。
へッドボードの有無やタイプを迷っているようであれば、下記URLを参考にしてくださいね。