一人暮らし向けの物件は、収納用クローゼットが狭くつくられているケースもあります。
そのため、荷物の多い方は手持ちの服やバッグ類が収納しきれず、困ってしまうかもしれません。
だからといって新たなチェスト類を購入すると、さらに部屋が狭くなってしまいます。
そういった収納問題で悩んでいる方におすすめしたいのが、収納力のあるベッドです。
ベッド下収納を設置できるタイプならば、お部屋を広く有効活用できます。
今回はベッド下収納タイプの種類やメリットとデメリット、そして気になるカビ予防対策など詳しくお話していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次 [開く]
ベッド下収納には何を入れるか?
ベッド下収納は便利な一方で、取り出すときにはかがむ必要があります。
そのため、日常的に出し入れの多いアイテムを収納すると、少々不便を感じるケースも少なくありません。
ベッド下収納に入れるのならば季節外れの衣類や、普段使う頻度の低いけれどボリュームのあるタオル類がおすすめです。
また、ウィンタースポーツを楽しむ方は、コンパクトになりにくいスノーウェアの収納に困っているかもしれません。
そういった方にも、ベッド下収納は大いに役立つでしょう。
また、防災グッズの保管にもおすすめです。
夜眠っていても、緊急時にはすぐに持ち出すことが出来るでしょう。
その他にも書籍を所持しているのであれば、普段読まない本を収納するのも良さそうです。
自分の持ち物を思い出してみると、「使う頻度は低いけれど必要なアイテム」「かさばって保管が大変なアイテム」がいくつか思い当たるかもしれません。
ベッド下収納は、そのような保管場所に迷っているアイテムの悩みを一気に解消してくれます。
ベッド下収納の種類
ベッド下収納タイプといっても、種類はさまざまです。
大まかに分けると4種類ありますが、収納したいアイテムによっては複数を組み合わせても良いでしょう。
ベッド下収納に何を保管したいのかをイメージしてから選ぶとムダがありません。
コロコロがついた「キャスター付きのもの」
比較的低いタイプのベッドに多いのが、キャスター付きのものです。
形状はさまざまですが、背の低い小物類を置けるスペースのボックスや、縁のついたボードの下にキャスターが付いているタイプ(キャスターボード)があります。
収納したアイテムが必要なときには、簡単に引き出すことが可能です。
ベッド下には収納するものの、比較的使う頻度が高いアイテムの保管に向いています。
シンプルで使いやすい「引き出しタイプのもの」
まるでタンスの引き出しのように、ベッド下に収納するボックスを配置するタイプです。
使いやすくて便利な一方で、引き出しタイプはそれなりの高さがあるため、ロータイプなど低いベッドでは使用することができません。
ベッド下のスペースであっても、頻度高く使うアイテムを保管したい方におすすめです。
ホコリから守る「フタつきのもの」
キャスター付きタイプと引き出しタイプでは手軽に引き出すことはできますが、ホコリが気になる方もいるかもしれません。
ベッド下収納に使う頻度が低いアイテムを保管しようと考えているのならば、フタつきタイプがおすすめです。
いわゆる衣装ケースのような形状のため、中のアイテムにホコリが付着することはないでしょう。
また、防虫剤の使用も可能です。
メリットは多いものの、キャスター付きタイプや引き出しタイプよりもやや割高感があります。
見た目もすっきりした「ベッドに収納が付いているもの」
ベッドには最初から収納部分が付いているタイプもあります。
ベッド下収納のタイプはさまざまですが、とくに多いのが側面に引き出しが付いたタイプです。
先ほど話しした引き出しタイプが、あらかじめ備え付けられているタイプをイメージしてください。
最初からベッドにデザインの一部として組み込まれているため、一見するとベッド下収納があるタイプとは思えません。
また、サイズも当然ピッタリに設計されているため、見た目もすっきりとしています。
引き出しタイプの他にも、マットレス下がそのまま広々とした空間になっており、スノーボードやスーツケースと言った大型アイテムも楽々保管できるベッドもあります。
ベッド下収納のメリットデメリット
ベッド下収納を使えばデッドスペースを有効活用することができ、部屋もすっきりと見えるメリットがあります。
しかし、その一方でデメリットも存在しています。
開いているスペースだからととりあえずベッド下収納を使うと、後悔するかもしれません。
ここではメリットとデメリットを紹介するとともに、問題点の解消方法についても詳しくお話ししていきます。
ベッド下収納のメリット
通常ベッド下は空きスペースになっています。
そういったスペースを有効活用できる点が、ベッド下収納の大きなメリットです。
クローゼットに荷物が入りきらずチェスト類を購入しようかと考えている方は、ベッド下収納を設置することで、すっきり部屋が片付くかもしれません。
ベッド下収納のデメリット
ベッド下収納は床と近いので、当然ホコリが溜まります。
そのため、気づいたときにはホコリを取るなど手入れも必要になるでしょう。
その他にも、部屋の間取りや収納のタイプによっては取り出しづらいと感じて、結局使わなくなってしまったという方も少なくありません。
そして何よりも湿気がたまりやすく、気づいたときには収納していたアイテムにカビが発生しているトラブルもあるようです。
これらの解消法としては、まずホコリはフタ付きタイプを購入することで防げます。
また、部屋の間取りや周囲のインテリアも考えて、取り出しやすい収納タイプを選ぶことが大切です。
キャスター付きのベッド下収納を選べば、通常の引き出しのように使えて便利です。
湿気対策については、次の項目で詳しくお話ししていきましょう。
【湿気対策】ベッド下収納のカビ予防
毎日ベッドで眠るとマットレスに湿気が溜まります。
そういった湿気は通常ではマットレスの下から発散されていくものの、ベッド下収納があることによって、滞ってしまうかもしれません。
そうなると、いつまでもジメジメとした状態が続いてカビが発生します。
ベッド下収納を使いつつ、カビの発生を防ぐためには以下の事柄を心がけてください。
定期的に引き出しを開閉して、空気の巡回をさせて発散
カビが発生してしまうのは、湿気を含んだ空気がいつまでもベッド下に滞ってしまうことが原因です。
定期的にベッド下収納を開閉して、空気の巡回をさせることで、カビの発生を防ぐことができるでしょう。
ただ収納を開閉するだけのため、非常に手軽です。
「週末に外出するときには、引き出しを開けたままで出かける」など、自分の中でルールをつくっておくと良いでしょう。
炭などの調湿剤を入れておく
ホームセンターやドラッグストアなどでは、湿気を取ってくれる調湿剤が販売されています。
3つなどいくつかセットになって300円程度ですから、気軽に購入できそうです。
また、炭は湿気を取ってくれる働きがあります。
その他にも消臭効果も期待できるので、ベッド下収納に入れておくと良いかもしれません。
炭は定期的に風通しのよい場所に置くことで、何度も繰り返し使用できるので便利です。
すのこタイプのベッドを購入すると通気性がUP
もしこれからベッドを購入する予定があるならば、すのこタイプがおすすめです。
すのこタイプは通気性に優れており、カビが発生しにくい特徴があります。
すのこベッドと言うと少々デザイン性に欠けるイメージを抱いている方もいるようです。
しかし、ネルコンシェルジュnerucoで取り扱っているベッドをはじめ、最近ではデザイン性の高いすのこベッドも多数登場しています。
おすすめベッド下収納&収納しやすいベッド
ネルコンシェルジュnerucoがおすすめしたい、ベッド下収納が充実&収納しやすいベッドをご紹介します。
ベッド下に何を収納したいのかイメージして、自分の好みに合うデザインや機能を選んでください。
■おすすめのベッド下収納
後付け収納 引出し2杯セット バノン マーヴィン専用
同じ素材、同じカラー展開のバノンシリーズやマーヴィンのベッドフレームに合わせやすいデザイン。ベッド下に設置することで収納機能をプラス。衣服やタオル、小物などを効率よく収納できます。
2個セットで便利「EdithIRON×WOOD アイアンキャスター付きストレージボード」
ベッド下にサッと引き出せる収納スペースをつくりたいのであれば、こちらのキャスター付きストレージボードがおすすめです。
ベッド下に置くだけで、すぐに収納スペースとして活用できます。
また見た目もスマートでオシャレなので、見せる収納としても活用できそうです。
キャスター付きでたっぷり収納「Edith アイアンベッドショートシングルサイズ」
スペースを無駄なく使用できるキャスター付きのベッド下収納です。
また、こちらは耐荷重にも優れており、マットレスを敷けば簡易ベッドとして使用することが可能です。
また、エキストラベッドとしても使用できるので、子供の添い寝にも役立ちます。
天然桐を使った収納台「桐ストレージボードキャスター付き」
こちらのストレージボードは天然桐を使用しているため、通気性が良く湿気が溜まりがちなスペースでも、安心して使用ができるでしょう。
天然の桐は周りの湿度に応じて、吸湿・放湿をしてくれます。
また重さも約1.4kgと軽いため、楽に引き出せるところもポイントです。
■ベッド下に収納スペースがあるベッド
最大高さ57.5cm「セリヤ すのこベッド ハイタイプ」
デッドスペースを最大限活用したいのであれば、こちらのベッドがおすすめです。
最大高さは57.5cmと高く、複数の衣装ケースを収納することも可能です。
すのこを使用しているため、気になる湿気対策にもなります。
寝る位置が高いと、布団の落下が気になる方もいるでしょう。
こちらのベッドにはサイドカードが付いているので安心です。
組立簡単 高さ46cmハイタイプすのこベッド バノン
人気の天然木すのこベッド「バノン」に高さ46cmのハイタイプが登場です!高さが増えた分、ベッド下にさらに多くの収納が出来るようになりました。
■ベッド下に収納が付いているベッド
クールなデザインが魅力「収納付き ZESTO」
クールなブラックに、美しい木目が映えるデザイン性の高い収納付きベッドです。
側面に大きな引き出しがついており、簡単に出し入れが可能です。
フレームの内部にはストッパーが付いているので入れ込みを防ぎ、収納したときにもピタリとはまるため、見た目も非常にスッキリします。
また、引き出しは左右取付が可能なので、どのような間取りの部屋でも使えて便利です。
「引き出し収納ベッド レスター」
側面にホコリが入りにくい箱型の引き出し収納が付いたタイプのベッドで、開閉がスムーズになるよう、レールが付いているのもポイントです。
また引き出し収納だけでなく、コンセントやヘッドボード、そしてLED照明も付いている多機能タイプになっています。
ベッド使用品も最大限有効活用したい方におすすめです。
まとめ
ベッド下収納は荷物が多い方はもちろん、クローゼットが小さな方にもおすすめです。
ベッド下収納を使えば、これまでデッドスペースとなっていた場所を有効活用できるでしょう。
また防災グッズを収納しておけば、万が一の際にも役立つかもしれません。
ホコリやカビの対策もして、メリットの多いベッド下収納を上手に活用していきましょう。
今回ご紹介した以外にも、ネルコンシェルジュnerucoで取り扱っている収納力のあるベッドを知りたい方は、ぜひ下記のURLをチェックしてください。