今回ご紹介するのは【アイアンベッド】です。
ベッドといえば天然木のフレームや、綺麗な化粧板を使用したものが多く流通しております。
そんな中、どちらかというとマイノリティなアイアンベッドは、安っぽく見えたり少し頼りなく見えたりするのではないでしょうか。
それではアイアンベッド目線で木製ベッドと比較してみましょう。
【メリット】
比較的安価で組立・分解が簡単で引っ越しの多い方にも便利、木製と違いカビが発生する心配がないといった点があげられます。
また、木製の棚付きベッドなどはヘッドボードに部材が集中していて1人で持ち上げられないほど重いといった事がありますが、アイアンベッドの場合、機能を省いている分、軽量で組立てやすい点も嬉しいポイントの1つです。
なんといってもスマート。ヘッド、フット、サイドフレームに余計なボリュームが無く、圧迫感を感じにくいデザインです。また、サイドフレームのボリュームが少ないのでフレーム下の高さは通常の木製ベッドに比べて広く、ベッド下を収納スペースとして活用する際の自由度も上がります。
さらに、すのこ部分はフレームと一体化していることがほとんどですので、フレーム組立後によっこいしょともうひと踏ん張りしてすのこを乗せるといった手間が要りません。床面がメッシュ状になっているものは木製のすのこよりさらに通気性良好です。
【デメリット】
木製ベッドに比べ強度に粘り強さがない、冬場に触れると冷たいといった事があります。
耐久性に関しては、確かに木製ベッドには劣るものの、飛んだり跳ねたりといった極端に負荷のかかることをしなければ日常の使用には十分耐えうる強度を持っています。飛んだり跳ねたりしたいという方は是非、頑丈タイプのすのこベッドをお買い求めください。
フレームが冷たいという点には
ベッドのタイプ(仕様)にもよりますが、そもそもベッドで横になってフレームに触れる事ってあまりないですよね、そういうことです。
「なんか物足りないな~」、「簡素で味気なく見える…」と思う方には 木とアイアンのハイブリットなタイプがオススメ。異なる素材を組み合わせたインテリアとしてもデザイン性の高いものとなってるので、ご満足いただけるのではないかと思います。
【ワンポイント】
使用しているうちに固定しているネジが徐々に緩んでくる場合があり、変に荷重が掛かったりすると軋み音の発生やフレームが歪みに繋がりますので、思い出したときにでも軽くネジを締め直していただくと、快適にお使いいただけます。
まとめ
以上のように説明した通り、木のベッドとは違う価格の安さや組立の手軽さ、ボリュームを抑えたシンプルなデザインなど手間や無駄を省いたお手軽且つ実用的なアイアンベッドも是非よろしくお願いします。