フランス電動ベッドの特徴第2段!!
前回はフランスベッドの種類と選び方についてお伝えさせていただきました。
>>フランスベッドの電動・介護ベッド。何がいいの? 人気の理由と特徴① 種類と選び方
今回はフランスベッドこだわりのリクライニングの安全性についてお話させていただきます。
安心安全と強くアピール出来るポイント
フランスベッドの電動リクライニングベッドは様々な安心安全の為の心配りをしています。
Point.1 フリーホイール構造
全てのシリーズに「フリーホイール構造」を採用。フレームがモーターと直結していないため、
背を下げる際フレームはその自重のみで降下します。
したがって、万一、フレームの下に挟まれた場合でも、モーターの力は加わらない構造になっています。
■通常の場合
通常の状態ではマットレスの乗るフレーム①とモーター駆動する部品②は接した状態で動きます。
■フランスベッドの場合
フレーム①の裏に物が挟まったりした場合、モーター駆動部品はそのまま動き続けますが、
①と②は連結していないので①は物に当たって止まります。
(ただし、フレーム①自体の重さは物にかかります)
Point.2 挟み込み防止装置
上位機種(エゼックス、S ファルド、グランディ)には「挟み込み防止装置」をさらに装備し、
挟み込みが起こった場合、停止または反転する為、より高い安全性を実現しています。
※反転式は障害物を除去しやすく、操作と逆の動作になるため異常に気付きやすい。
※停止式は、姿勢の急な変化がなく使用者の身体への負担が少ない。
Point.3 スキマに指が入らない設計
重大な危険が予想される構造部分(連結可動部分など)のスキマは指が入らない、
もしくは指が入っても挟まれない大きさで設計されているので、安全です。
Point.4 独自の基準「FES」規格で試験
強度や耐久性などを国内のJIS 規格に加え、それよりもより厳しい基準を設定しているフランスベッド独自の基準「FES」規格で試験、検査をしています。
Q1、電動フレームに勢いよく乗ってしまっても大丈夫 ?!
【荷重試験をしています】
■ 人が乗ると想定されるあらゆる箇所に、成人男性体重の3倍以上もの荷重をかける試験を行っています。
※構造的に弱い箇所(背上げ部のワイヤーメッシュ中央部分など)にも試験を行います。
Q2,頻繁にリクライニング機能を使ってても大丈夫 ?!
【耐久性試験をしています】
■ 背を30°上げた状態(背上げの途中)で繰り返し荷重を8万回かける試験を行っています。
■ 3M のハイロー稼働の途中で止め、繰り返し荷重を8万回かける試験を行っています。
※上がりきらない状態は、もっとも荷重に弱い状態です。その状態で荷重をかけることでより厳しい検査となります。
※8万回という数字は、25回/日、寝る・座る・寝返りなど様々な動作をして×8年間+αの想定で導き出された数値です。
※どちらもマットレスを乗せていない状態で試験をしていますので、実際の使用状態よりも過酷な条件での試験となります。
【モーター試験をしています】
■ リクライニング機能:背、腹部、脚部に成人男性が寝ている想定のおもりを付けて 3万往復稼働させる試験を行っています。
■ 昇降機能:水平状態のマットレスに成人男性が寝ている想定のおもりを置き1 万往復稼働させる試験を行っています。
※リクライニングや上下動作を往復でさせる為、1日に数百回程度しか試験出来ないので終了までに3〜4ヶ月もかかる試験です。
※試験回数の差は、昇降機能が3 回/日、リクライニング機能が10 回/日使用すると想定した場合の× 8 年間+αの数値となっています。
まとめ
いかがでしたか?
特徴②ではリクライニングの安全性についてご説明させていただきました。
フランスベッドがいかに安全性を考慮した電動ベッドを設計しているか、お分かりいただけましたでしょうか。
次回また特徴③でお会いしましょう。続く・・・
>>フランスベッドの電動・介護ベッド。何がいいの? 人気の理由と特徴③ サイドレールの安全性