良く眠れたと、朝、起きた時に感じるには、「良質な睡眠」がキーワードになります。
質の高い睡眠をとる方法として、3つ紹介いたします。
まず1つ目。入浴は眠る90分前がおすすめです。
これは、人間には、深部体温と皮膚体温があります。深部体温は皮膚体温より通常2度高いのですが、深部体温と皮膚体温の差を少なくすると眠気が出てくるといわれています。眠る90分前にお風呂に入ると、深部体温が下がり、眠気が出てきます。お風呂から出た後は、何をして時間を過ごせば良いのか。本を読んだり、スマホで音楽を聴いたりと、リラックスできる環境を作っておくことが大切です。
リラックスできる = ストレスが少ない、部屋の環境となると、眠くなったらすぐに眠れるベッドの上でリラックスできれば一番良いのではと思います。まるで、おだやかな日中、カフェで心を落ち着かせるような、そんな雰囲気でリラックスできれば良いなと思います。そして、好きな音楽に耳をかたむけながら、眠くなっていく。でも、眠る前のスマホの充電は、忘れずにしたいところです。
そして、2つ目。最も深い眠りの時に寝ていること
これは、眠り始めの90分が一番大事です。この時間帯に成長ホルモンの70~80%が分泌されます。美肌、疲労回復、発毛などに関わるとされています。この時間帯に寝ていることが大切です。ところが、夜寝ていて、急にトイレに行きたくなって、起きてしまう。それは、とてももったいないことです。眠る前にトイレに行っておくというのは、理にかなっていることなのです。途中で起きてしまうと質の低い睡眠になってしまいます。
最後に、3つ目。朝、太陽の光を浴びる。
これは、体内時計をリセットすることで、夜に眠気が出てくることになります。休日の朝、起きないでずっと寝てしまっている。夜更かしして、ついつい、寝続けてしまうというのは、良くありません。特に部屋のカーテンが遮光カーテンの場合、太陽の光を浴びないで気が付いたら、夕方なんてこともありえます。
長く眠れたから良いのでは決してなく、短い睡眠でも質の高い睡眠を取れるように心がけましょう。