シングルベッドにクッションを乗せればソファの背もたれのように使えて一石二鳥ですが、ただクッションを乗せるだけでは雑然とした雰囲気になることも。
そうならないためには、クッション選びや置き方のポイントを押さえておくことが大事です。
ここでは、シングルベッドに置くクッション選び、クッションと相性が良いベッドについてご紹介していきます。
ベッドにクッションを置く理由は?
そもそも、なぜシングルベッドにクッションを置くのか、寝る時に邪魔になるのではと思う人もいるかもしれませんが、クッションを置くことでベッドがソファのように使えるというメリットがあります。
また、クッションを枕として使えば寝ている時に邪魔になることもありません。
ベッドに布団が置いてあるだけだと生活感が見えてしまいますが、お洒落なクッションを並べて置けば、インテリアとして楽しむこともできます。
つまり、シングルベッドにクッションを置くことで、背もたれや枕として使う実用性と空間をデザインするインテリア性の両方を叶えられるということです。
クッションの置き方
ベッドにクッションを置く理由、インテリア性、実用性の高さについてお伝えしましたが、気をつけなければならないのは、ただ「置く」だけでは生活感のあるベッドにしか見えないということです。
クッションの置き方には「スタッキング」と「スタンディング」という2つの基本があり、ホテルのようにお洒落な寝室づくりのためには、この基本が重要なポイントとなります。
もちろん、スタッキング+スタンディングのような組み合わせも可能なので、まずは基本をマスターするところから始めてみましょう。
・スタッキング
「スタッキング」は枕を寝かせた状態で2つほど重ね、その手前にクッションを立てかける方法で、すっきりとした見た目が特徴です。
奥に置いた枕の前にクッションを並べるだけで良いので、ベッドメイクも簡単ですし、ヘッドボードを背もたれとして使う場合にもピッタリです。
・スタンディング
「スタンディング」は、立てたクッションを立体的に並べる方法で、ボリューム感が特徴です。
大きなクッションから小さなクッションとサイズを変えて並べるだけでお洒落に見えます。
また、きちんと並べるだけでなく、無造作に放り投げたように置いてみるとカジュアルスタイルのインテリアにも合わせやすくなります。
クッションの色選び
クッションの置き方で、どんな風に印象が変わるのか、基本の置き方と共にお伝えしました。
次は、クッションの色をどう選べば良いのかについてお伝えしていきましょう。
・クッションのサイズで色を変える
サイズ違いのクッションをスタッキングしたり、スタンディングで並べたりする場合、サイズごとに色を変えるときちんとした印象になります。
何層かに重なったクッションが層ごとに色分けされていれば整頓されているイメージになりますし、同じ色のグラデーションで層を作れば、一段とボリュームが出ます。
・アクセントになるカラーをプラスする
同系色のクッションを並べて置くとスッキリと見せることができますが、そこにアクセントカラーをプラスすると立体感が生まれます。
アクセントカラーだけでなく、クッション全体を引き立てることができるので、インテリアとしての存在感を発揮してくれるはずです。
・多色使いで個性的に
たくさんのカラーをミックスした個性的かつ大胆なアレンジも楽しめます。
素材やクッションのデザイン、サイズなど、全てをバラバラにすることで、逆にボヘミアンな感じの統一感が生み出すことができるでしょう。
スタンディングやスタッキングなど置き方の基本に沿っていれば、意外と乱雑に見えないものなので、ぜひお試しください。
・周囲のインテリアとシンクロさせる
ベッドは大きな面積を占める家具なので、周囲のインテリアとの調和を考えるとお洒落に見えます。
カーテンやカーペット、ラグの色とクッションをシンクロさせたり、反対色を持ってきてアクセントにしたりといった色選びも楽しめます。
クッションと相性がいいおしゃれなシングルベッド
ベッドとクッションを組み合わせる場合、素材の相性の良さが大事なポイントとなります。
木材ではなくファブリックが使われたベッドなら、クッションとも相性バツグン。
ここでは、ファブリック生地が使われたベッドをご紹介しましょう。
ファブリック×アイアンのヴィンテージ調ベッド「Cordy」
ヘッドボードがクッションタイプのファブリック張りベッド。
太畝コーデュロイの温かな雰囲気とブラックアイアンのクールな印象のコントラストが、カジュアルながらも大人っぽさを醸し出します。
ホテルライクな姫系ファブリックベッド「VISCONTE」
エレガントなハイバック仕様のヘッドボードには、ボタン留めとステッチが施されており、高級ホテルのような雰囲気。
マットレス落とし込みタイプなので見た目がスッキリしています。
マットレスを2枚重ねたようなボリューム感のボトムベッド
高級ホテルでも採用されているダブルクッションベッドが、自宅でも気軽に取り入れられます。
フレームにもスプリングが入っているので体圧が程よく分散され、上質で快適な寝心地を味わえます。
まとめ
シングルベッドに様々なカラーのクッションを置くだけで、雰囲気の違ったインテリアとして楽しむことができます。
あえてシンプルなベッドを購入し、クッションで色々と表情を変えてみるのも良いかもしれません。
こちらのページではクッションに合わせやすいベッドはもちろん、シンプルでアレンジしやすいベッドもたくさんそろっているので、ぜひ参考にしてください。