ベッドの高さでお部屋の雰囲気が変わるだけでなく、使い勝手の良さや機能にも違いがあります。
また、使う人によって高めが良い、低めが良いなどの好みもありますし、おすすめの高さも異なるので、ベストな高さのベッドを選ぶためには、まず高さ別のメリット、デメリットを知っておいた方が良いでしょう。
ここでは、ベッドを高さ別に分けてそれぞれのメリット、デメリットを解説、購入前のチェックポイントもあわせてご紹介しているので、ベッド選びの前にはぜひ参考にしてください。
ベッドの高さ種類は?
ベッドは、床からベッドの床面までの高さによって主に4種類に分けることができます。
ただし、高さと種類は厳密に決められているわけではなく、メーカーによって呼び方も異なるので、購入時には床面の高さが何センチなのかの確認が必要です。
ここでは、一般的なベッドの高さがどのくらいなのかをご紹介しておきましょう。
・低めのベッド
「ローベッド」や「ステージベッド」などと呼ばれる高さで、床面とほぼ同じ高さのものや10cm程度のものもあります。
・中くらいのベッド
ベッドとして最も一般的な高さで、床面までの高さは30~40cm程度のものが多いようです。
ちょっと腰掛けたい時に座りやすい高さのものと考えるとわかりやすいかもしれません。
・高めのベッド
床面下に収納スペースが付いた高めのベッドは、製造メーカーによって高さがバラバラです。
大容量収納スペースがついたものであれば、床面が50cm以上になることも多いようです。
・ハイタイプのベッド
ロフトベッドやシステムベッドなどと呼ばれるベッドは、床面下に収納家具やデスクなどが入るものも多いので、高さが200cm近いものもあります。
高さ別のメリット・デメリット
ベッドの高さは主に4種類に分けられること、それぞれがどのくらいの高さになるのかについてご説明しましたが、次に高さ別のメリット・デメリットについてもお伝えしていきましょう。
<低めのベッドのメリット・デメリット>
低めのベッドのメリットは天井までの空間に広がりを感じさせることができるので、開放感があり、お部屋を広く見せられることです。
また、ベッドから落下してもケガのリスクが低いので、寝相が悪い人にも向いているでしょう。
ただし、ベッド下のスペースがないので収納として利用できないというデメリットがあります。
<中くらいのベッド のメリット・デメリット>
ごく一般的な高さの中くらいのベッドは、購入時の選択肢が幅広いというメリットがあります。
デザインや素材も豊富、価格も手頃なものから高級なものまで揃っているので、欲しいベッドが見つかりやすいでしょう。
ソファがないお部屋で、ベッドの端にちょっと座りたいという時にもおすすめです。
低めベッド同様に、ベッド下を収納として使いづらい点がデメリットになるかもしれません。
<高めのベッド のメリット・デメリット>
高めのベッドは機能が充実したものが多く、収納力に優れているので、狭いお部屋に置くベッドとして最適です。
ただし、高機能なものは値段も高くなりがちですし、重量もあり、サイズも大き目になるので移動に手間がかかるのがデメリットと言えるでしょう。
<ハイタイプのベッド のメリット・デメリット>
ハイタイプのベッドは高さの分、圧迫感があると思われがちですが、ベッドの下に収納やデスクなどがすっぽり収まるロフトベッドであれば、逆にお部屋の空きスペースが増えてすっきり片付くこともあります。
高さがあればあるほど、床面下のスペースは増えますが、ベッドに寝た時に天井が近くなるので、寝ている時に圧迫感があるかもしれません。
また、移動、組立が大変なので、引っ越しや模様替えなどの予定がある場合は気をつけた方が良いでしょう。
購入前に確認しておきたいこと
ここまで、ベッドの高さ別メリット・デメリットをお伝えしました。
次は、実際に購入する時に確認しておくべきポイントについてご説明します。
・マットレスの厚み
商品購入時に記載されているベッドの高さには、マットレスの厚みがプラスされていません。
マットレスの厚みは10cm程度のものから30cmほどのものまで色々ありますが、自分が使うマットレスの厚み+ベッドの高さがどのくらいになるのかの確認が必要です。
・床面下の高さ
床面下を収納に使う予定はないのでローベッドで良いけれど、お掃除ロボットは使いたいという場合、床面下の高さを計測しておく必要があります。
お掃除ロボットのメーカーによっても高さが違うので、どのくらいのスペースがあれば使えるのか確認しておいてください。
・ライフスタイルの変化
ずっと同じ部屋で使うかどうかわからない、レイアウトを変更する可能性があるなど、ベッド購入後にライフスタイルが変化することは珍しくありません。
ベッドによっては脚の付け替え、取り外しなどで高さを変えられるものもあるので、将来的なことを考えて高さ変更可能なものを購入しておくのもおすすめです。
高さ別のおすすめシングルベッド
<低めのベッド>
空間にゆとりを持たせるローベッド「レスター」
シンプルなデザインにLED照明、コンセントを搭載した棚が付いた高機能なローベッド。
上段の棚にはタブレットを立て掛けて置くことができるので、ベッドでの動画視聴にもピッタリです。
<中くらいのベッド>
北欧調デザインの天然木製すのこベッド「Taylor」
フレームに自然なあたたかみのある北欧産天然木を使用したすのこベッド。
すっきりとした無駄のないデザインで、どんなお部屋にも馴染んでくれます。
<高めのベッド>
床面跳ね上げ式の大容量収納ベッド
狭いお部屋も有効活用できる大容量収納スペース付きベッド。
床面にはウッドスプリングを採用しているので寝心地もバツグン。
機能性、デザイン性も兼ね備えた理想のベッドです。
<ハイタイプのベッド>
ベッドサイドにも棚が付いた木製ロフトベッド「Ashley」
高さ160.5cmでたっぷりの収納機能が付いたロフトベッド。
自由に使えるロフト下のフリースペースが、手狭なお部屋の有効活用にも最適で、子供から大人までお使いいただけます。
<高さが調節できる万能ベッド>
継ぎ脚で4段階に高さ調節可能な木製すのこベッド「バノン」
ライフスタイルに合わせて4段階に高さ調節できるすのこベッド。
長短2本の脚がの付け外しや組み合わせで、お好みの高さに変えられます。
高さ調節ができるベッドは下記記事でもご紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
まとめ
同じシングルベッドでも高さによって見た目の雰囲気はもちろん、機能や使い勝手もガラリと変わります。
どのくらいの高さが自分に合っているのか、設置予定のお部屋に馴染みやすいのかを確認するためにも、まずたくさんのベッドを見てみてはいかがでしょうか。
こちらのページでは、シングルベッドを豊富にそろえてご紹介しているので、購入前にはぜひご覧ください。