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ダブルベッドというとかなり大きなベッド、広い部屋にしか置けないと思っている人も多いようですが、実は狭い部屋にもダブルベッドを設置することができます。
もちろん、お部屋が狭い場合には、ベッド選びやレイアウトに工夫が必要になりますが、ゆったり眠りたい人、恋人が泊まりに来た時に一緒に寝たい人にはおすすめです。
ここでは、狭いお部屋にダブルベッドをどうレイアウトすれば良いか、選び方の注意点やおすすめのダブルベッドと合わせてご紹介しています。
目次
ダブルベッドのサイズと部屋の大きさ
狭いお部屋にダブルベッドを置く場合、まずはベッドとお部屋の広さをしっかり確認しておくことが大事です。
一般的なダブルベッドのサイズは幅140cm×195cm、ヘッドボードやフットボードの有無、デザインなどで多少の違いはありますが、基本的にはこのサイズだと考えて良いでしょう。
お部屋の広さについては、地域によって、あるいは部屋の形、によっても違ってきますが、4.5畳のお部屋は2.73m×2.73m、５畳では2.85m×2.85m、６畳では2.7m×3.6cmです。
4.5畳＆6畳のレイアウト例
お部屋のベッドのサイズ感がつかめたところで、実際にダブルベッドをレイアウトするとどのようになるかを見ていきましょう。
4.5畳(273×273cm)のレイアウト例
4.5畳のお部屋は、こじんまりとした寝室というイメージで、ダブルベッドの設置が難しそうにも思えますが、設置自体はできます。
ただし、ダブルベッド以外には小さなナイトテーブル程度の家具しか置くことができず、ベッドのデザインによっては圧迫感があるかもしれません。
6畳の部屋(270cm×360cm)のレイアウト例
寝室としては一般的な６畳のお部屋なら、圧迫感なくダブルベッドを設置することもでき、小さめのチェストやナイトテーブル、ドレッサーなどの家具をベッドの横に設置できます。
床面下に引き出しが付いている収納ベッドなど、機能性の高いベッドを選ぶことで、さらにスペースに余裕ができるでしょう。
狭いお部屋にダブルベッドを配置する場合の注意点
4.5畳や６畳などの狭いお部屋にもダブルベッドが設置できるということはおわかりいただけたかと思いますが、ベッドの選び方次第でお部屋が狭く感じたり、部屋の中を移動しづらかったりすることもあるので注意が必要です。
この他の注意点としては次のようなものが挙げられます。
お手入れのしやすさ
ベッドを設置すると空きスペースがほとんどなくなってしまうという手狭なお部屋の場合、ベッド周辺の掃除、ベッドメイクも大変です。
床面下にお掃除ロボットが入るベッド、床板がすのこで湿気がたまりにくいなど、毎日のお手入れがラクになるものを選んでおくと安心して眠ることができ、お手入れのストレスも軽減できます。
スペースを有効活用する
お部屋が狭いとベッド以外の家具を置けないので、ベッド自体が収納として使えるものを選んでおくと整理整頓も簡単です。
床面下に引き出し収納が付いていたり、ヘッドボードがシェルフのようになっていたりとスペースを無駄にしない機能的なベッドはたくさんあります。
何を収納するのか、どう使いたいのかを具体的にイメージしておくと、必要なベッドはどれか、選びやすくなるはずです。
空間に広がりを感じさせる
部屋を広くすることはできませんが、ベッドの選び方で広く見せることはできます。
天井までの距離をできるだけ広くとれるロータイプのベッドは、狭いお部屋に設置するベッドとしてもおすすめです。
6畳の部屋にダブルベッドを2つ置くことは可能？
6畳の広さは270cm×360cm、ダブルベッド2台は約280cm×195cmとなり、2台を設置することは可能です。
ただし、通路を確保するため一定の幅を確保しなければなりません。
通路や窓・ドア、クローゼットの前に必要な幅を確保するためには工夫が必要です。以下のポイントに注意してください。
| 項目 | 最低幅 | 推奨幅 |
|---|---|---|
| 通路幅 | 60cm | 80cm以上 |
| 窓の前 | 50cm | – |
| ドアの前 | 60cm | – |
| クローゼットの前 | 60cm | 80cm以上 |
上記に気をつけてレイアウトを工夫すれば快適に過ごせる部屋を作ることができます。
また、6畳間にダブルベッド2台配置するレイアウトは以下の3パターンです。参考にしてみてください。
＜2台の間を空けて配置する＞
＜奥の壁にぴったりと配置する＞
＜部屋の中央に2台並べて配置する＞
6畳の部屋にベッドを2つ置くときの注意点
家具は最低限にして導線を確保する
6畳の部屋にダブルベッド2台を置く場合、通路や他の家具を置くスペースが限られます。以下のポイントを考慮して、最低限の生活動線を確保し、快適な環境を作ることが重要です。
・サイドテーブルはコンパクトなものを選ぶか、棚付きのベッドを選ぶ
・収納は備え付けのクローゼットや押し入れをメインで活用。または、ベッド下を有効活用する
・ベッドはなるべく壁にぴったりつけて設置する
・寝室専用とし、テレビやデスク、ソファを置かない
・お部屋を広く見せるすのこマットやローベッドがおすすめ
ダブルベッド2台では狭いときはベッドのサイズを変える
今までの解説を読んでダブルベッドを6畳に2台置くことは可能とわかりましたが、通路が狭く家具を置く余裕もないと感じたのではないでしょうか。
もう少し室内にゆとりが欲しい場合、サイズの異なる組み合わせを取り入れると自分の理想に近いレイアウトを実現させることができるかもしれません。
そこでここではシングルベッドとセミダブルを取り入れた組み合わせについて解説します。
＜シングルベッド2台＞
シングルベッド×2台の総幅は200cmです。イメージのような配置にすると、ベッド横の通路幅はそれぞれ約76cmと余裕のあるレイアウトとなります。
他の家具も余裕をもって置けます。また、2台の間をあけて配置しても問題ない広さです。
＜シングルベッド＆セミダブルベッド＞
シングルベッドとセミダブルベッドの総幅は220cmです。ベッド横の通路幅はそれぞれ約66cmとなり、無理のない広さといえますがほかの家具を置くにはサイズの確認が必要です。
この組み合わせは8畳以上の広さを推奨します。6畳の部屋でも配置は可能ですが、8畳以上の広さがあればより快適に過ごせます。
＜セミダブルベッド2台＞
セミダブルベッド2台の総幅は240cmです。
カップルや夫婦＋小さい子供に向いています。ベッド横の通路幅はそれぞれ約56cmとなり、全体的に手狭な印象です。配置する時にクローゼットやドアの位置に注意しなければなりません。
セミダブルベッド2台を6畳の部屋では少し窮屈になるため、寝る部屋と割り切って使うのをおすすめします。尚、この組み合わせの推奨する部屋の広さは最低8畳以上です。
＜シングルベッド＆ダブルベッド＞
シングルベッドとダブルベッドの総幅は240cmです。夫婦＋小さい子供など親子に向いています。ダブルベッドは夫婦で使用し、シングルベッドを子供用に使うのもいいですね。
ですが、上記セミダブル2台と総幅が同じなため、6畳で使うには寝る部屋と割り切らないといけないサイズ感でしょう。他の家具を設置したり余裕を持って快適に過ごしたいなら10畳以上が理想です。
⇛シングルベッドの一覧はこちら
⇛ダブルベッドの一覧はこちら
4.5畳＆6畳に最適！省スペースのおすすめダブルベッド5選
ダブルベッドの基本的なサイズは同じでも、デザインによって全体のサイズは変わりますし、収納機能がプラスされたダブルベッドなら、大き目でも設置しやすく、便利に使えます。
ここでは、色々なタイプのダブルベッドを５つピックアップしてご紹介しましょう。
４段階に高さ調節可能なすのこベッド「バノン」
長短2本の継ぎ脚で、4段階に高さ調節可能なすのこベッド。
床面下を収納として使えるだけでなく、ヘッドボードのないデザインで省スペース設置が可能です。
国産檜を使用した贅沢なすのこベッド
床面の高さは３段階に調節でき、収納スペースとしても活用できる便利なすのこベッドは、ヘッドレスのすっきりとしたデザイン。
檜の香りがお部屋を癒し空間にしてくれます。
アイデア次第で色々使える天然杉材のパレットベッド
すのこ形状の正方形パレットを並べて作るパレットベッド。
組み立てや移動もラクラク、お引っ越しや模様替えにも便利で、好みの色に塗装して違った雰囲気にすることもできます。
使い勝手にこだわったヘッドボード付き収納ベッド「ZESTO」
幅や奥行きを計算し、使い勝手の良さにこだわったヘッドボードは、ベッド回りに必要なものの収納に便利。
ベッド下には引き出しも付いているので、スペースを有効活用できます。
開放感のあるお部屋を演出するローベッド「レスター」
マットレスを乗せても高くなりすぎなず、お部屋を広く見せてくれる床面11cmのローベッド。
枕元にはLED照明とコンセント付きで、スマホなどの充電にも便利です。
まとめ
お部屋が狭くてもダブルベッドの設置は可能ですし、ベッドの選び方次第で居心地が良く、手足の伸ばしてゆったり眠れる寝室づくりができます。
また、レイアウトを工夫すれば狭い部屋にも色々な組み合わせのベッドが置けるのもわかりましたね。
こちらのページでは、他にもたくさんのダブルベッドをご紹介しているので、ぜひお気に入りを見つけてください。
