都心で一人暮らしをする場合、お部屋の広さに余裕がある人はそれほど多くないでしょう。
狭さをカバーするためにロフトベッドの購入を検討している人もいるかもしれませんが、ベッドを置くと窓やベランダを塞いでしまうケースも少なくありません。
ここでは、狭いワンルームでロフトベッドを窓際に置くことになったら、何に注意すれば良いのか、どんなロフトベッドなら設置しやすいのかについてお伝えしています。
ロフトベッドを窓際に置く際の注意点
都心のワンルームでは窓が一面にしかなかったり、ベランダへの掃き出し窓が唯一の採光部ということも少なくありません。
作り付けのクローゼットが付いている部屋は便利ですが、その代わりにベッドなどを置くスペースが限定されてしまうため、窓際以外には設置できなくなります。
窓際にロフトベッドを置くことでどんな問題があるのか、一つずつ詳しく見ていきましょう。
・部屋が暗くなる
ロフトベッドは一般的なベッドよりも高さがあるので、窓際に設置した場合に窓を塞ぐ面積も大きくなります。
そのため、採光部が塞がれて部屋が暗くなってしまいます。
ベッドの長さは約200センチなので掃き出し窓をちょうど覆ってしまうサイズ、普通の窓でも隠れてしまうサイズです。
掃き出し窓を完全に塞ぐのはベランダに出入りすることを考えると無理なので、一般的なサイズのロフトベッドの設置は諦めた方が良いかもしれません。
・外気温の影響を受ける
夏にエアコンの効いた部屋にいても窓際に行くと暑いという経験をしたことがある人もいると思いますが、窓際は外気温の影響を受けやすい場所なので、ロフトベッドを設置した場合、夏は暑く、冬は寒いということになりかねません。
部屋全体はエアコンで適温になっているのに、ベッドで寝ようと思ったら暑かったり、寒かったりするということなので快適な睡眠環境とは言えないでしょう。
・コンセントを塞ぐことがある
一人暮らしのワンルームは、元々コンセントの数が少ない部屋も多いと言われています。
その数少ないコンセントが配置されているのは、ほとんどが窓際の壁なので、ロフトベッドを設置することでコンセントが使えなくなる可能性もあります。
延長コードでコンセントが使えるようにすることはできますが、延長コードが邪魔になることもあるので、できることならコンセントを避けて設置したほうが良いでしょう。
では、次に狭い部屋にも置きやすく、ここで紹介した問題を解消できるロフトベッドをご紹介します。
ネルコンシェルジュおすすめ、狭い部屋に置けるロフトベッド
ロフトベッドには通常のベッドと同じようにシングルサイズ、セミダブルサイズなどの種類がありますが、シングルよりも小さいショートシングルというサイズもあります。
ショートシングルサイズのベッドは縦の長さが約180センチなので、通常のシングルサイズよりも15センチほど短くなります。
ロフトベッドの場合は一般的なシングルベッドよりも大きいので、少しでも短くなるとかなり設置場所の選択肢が多くなるはずです。
ベッドの長さが15センチ短くなっても実感がわかない、それほど変わらないと思うかもしれませんが、お部屋によっては短くなったことで窓際以外の壁につけてベッドを設置できるようになることも考えられますし、窓際に置く場合でも15センチは窓を確保できるということです。
狭い部屋の窓際にしかロフトベッドを置けないのであれば、できるだけコンパクトに設置できるものが一番。
そう考えるとショートシングルサイズのロフトベッドがおすすめな理由もわかっていただけるのではないでしょうか。
では、次にショートシングルサイズのロフトベッドの中でも、特におすすめしたいものをご紹介していきましょう。
おすすめロフトベッド1
ショートサイズでもヘッド部に棚やコンセントが付いていれば機能は十分。
使い勝手の良さとコンパクトで設置しやすい利便性を兼ね備えたロフトベッドです。
天然木製ショートシングルサイズのロフトベッド
通常より15センチ短い201センチの天然木製ショートシングルサイズのロフトベッド。
高さ120センチなので窓を塞いでしまうこともなく、採光の邪魔になりません。
おすすめロフトベッド2
高さを少し抑えることで圧迫感をなくし、窓際に設置した時にも採光が取りやすいミドルタイプのロフトベッド。
床面下にソファなども置ける高さなので、手狭なお部屋でもリラックススペースを作ることができます。
長さ199センチのショートシングルロフトベッド
200センチ以下で狭いお部屋にも置きやすいショートシングルサイズのロフトベッド。
床面下に収納としても十分な広さを確保しているので、収納家具をベッド下にまとめられます。
おすすめのショートサイズマットレス
ショートサイズのロフトベッドには、ショートサイズのマットレスを使いましょう。
長さが短くなっても寝心地の良さはそのまま。
快適に眠れるおすすめのショートサイズマットレスです。
ショートシングルサイズのポケットコイルマットレス
点で体を支えるポケットコイルマットレスなので寝心地は抜群。
ロフトベッドでも安全に使える11センチの薄型マットレスは、ベッドメイクラクラク。
長さ180センチなのでショートシングルサイズのロフトベッドにピッタリです。
まとめ
窓を塞ぐようにベッドを配置したくはないけれど、部屋の広さを考えると窓際以外に設置場所がないという時も、ショートシングルサイズという選択肢があります。
元々ロフトベッドはお部屋を有効活用できるのがメリットですが、さらにショートシングルサイズを選べば、スマートにお部屋へ設置できるので検討してみてはいかがでしょうか。