ロフトベッドは寝る場所が高い位置になるため、落下の危険性があります。
上り下りの際に階段や梯子から足を踏み外す可能性についてもきちんと考えておいた方が良いでしょう。
ここでは、ロフトベッドを使う際に必ず気をつけなければならない落下防止策、安全に使えるロフトベッドの条件とあわせて、おすすめのロフトベッドをご紹介します。
ロフトベッドのデメリット
普通のベッドなら床からの高さはマットレスを含めても50センチ程度ですが、ロフトベッドの場合は低くても100センチ近くになります。
小さなお子様であれば50センチの高さから落下しても危険ですが、ロフトベッドの場合はより一層危険ということです。
また、ロフトベッドは梯子や階段を使わなければ上り下りができないため、普通のベッドよりも落下の危険性が高くなります。
空間を有効活用できるインテリアとして人気のロフトベッドですが、落下防止策を万全にしなければならないというデメリットがあることも理解したうえで、購入するかどうかを決める必要があります。
ここでは、ロフトベッドのデメリットをお伝えしましたが、次にどんなメリットがあるのかについて見ていきましょう。
ロフトベッドのメリット
ロフトベッドのデメリットとなっている落下の危険性は、ベッドが高い位置にあるから生まれるものですが、これがメリットを生む一因にもなっています。
一般的な高さのベッドの場合は、床面下を活用するとしてもせいぜい衣装ケースをしまうくらいしかありませんが、ロフトベッドの場合は高ければ高いほど床面下の空間が広くなるので、使い方のバリエーションも広がります。
高さ150センチ前後のロフトベッドなら床面下をクローゼットのように使うこともできますし、小さなお子様であれば中に入り込めるような秘密基地風に使うこともできます。
ハイタイプと呼ばれる高さ200センチほどのロフトベッドであれば、床面下にソファを設置したり、テレビを設置したりしてリラックススペースとして使うこともできるので、本来の広さ以上にゆったりと使うことも可能です。
ロフト下に設置する家具はデスクやチェスト、キャビネットなど色々選べるので、ベッドのスペース分だけあれば必要な家具が全て収まるような配置もできます。
ここでは、ロフトベッドの高さがインテリアとしてのメリットにもなるということをお伝えしました。
次に安全に使えるロフトベッドの条件について、詳しくお伝えしていきます。
安全なロフトベッドの条件とは
その製品が安全なものかどうかを判断するためには、SG基準が参考になります。
ロフトベッドの場合は「ベッド上段の床板上面から手すり上端面の最低面までの高さが250 mm以上」あれば安全とされているので、ロフトベッドを選ぶ時には柵の高さをしっかりチェックしましょう。
ただし、ベッドフレームが安全な基準を満たしている場合でも、使用するマットレスや寝具によっては十分な高さが確保できなくなることもあるため、実際に使用するマットレスや寝具の厚みもあわせて確認しておくのがおすすめです。
では、次に柵が高く、安心して眠れるロフトベッドをご紹介しましょう。
柵が高いベッドなら安心
ロフトベッドのような高い位置にあるベッドで安全に眠るためには、周りを囲ってくれる柵が何よりも重要です。
自分自身が落ちないために役立つのはもちろん、布団の落下も防いでくれるので寝相が悪い人も安心。
柵が高いと外側からも見えにくいので、プライベート空間として、落ち着くスペースを作りたい人にもおすすめです。
・木製ロフトベッドAshley(アシュリー)
柵が43.6cmもあるため、周囲をしっかりガードしてくれ安心して眠れるロフトベッドです。
落下防止の柵が収納も兼ねており、柵の内側、外側の両方に小物などが収納できます。
安全性を考慮するなら薄型マットレス
ロフトベッドの落下防止には周囲を囲む柵が有効ですが、使用するマットレスを薄型にすることで安全性を高めることもできます。
また、薄型マットレスは安全性だけでなく毎日のベッドメイクもラクにしてくれるので、扱いやすいマットレスを探している人にもピッタリです。
・11cm厚のポケットコイルスプリングマットレス
厚さ11cmでも底付き感のないポケットコイルスプリングマットレス。
点で支えるコイルスプリングを使用しているので体圧分散効果が高く、お子様から大人まで使えます。
落下防止のベッドガードでより安全に
既に購入済みのロフトベッドや購入を検討しているロフトベッドに柵がない、あるいは柵が低くて不安という場合は、ベッドガードを後付けする方法もあります。
素材や幅、高さが色々選べるので、ベッドのデザインやお部屋の雰囲気に合ったものを選びましょう。
・木目調ベッドガード
木製ベッドにも馴染む木目調のシートが貼られた、スチール製のベッドガード。
マットの下に差し込むだけで布団のずり落ちや転落を防止してくれます。
角をなくしラウンド形状にしてあるので、ぶつかった時にも安心です。
まとめ
ロフトベッドは狭いお部屋を有効に使いたい時にピッタリなインテリアですが、毎日使うものだからこそ安全に使うための対策は重要です。
こちらのページでは様々な高さ、タイプの柵が付いたロフトベッドを紹介しているので、安全なロフトベッド探しにぜひ役立ててください。