ベッドには、収納のある収納付きベッドと、
収納の無いベッドの2種類があります。
収納付きベッドの種類としては、
サイドに引き出しのある引き出し付きベッドやチェストベッド、
床面を上にあげてその下に収納する跳ね上げ式ベッド、
ヘッドやフットにブックラックが付いているもの等があります。
収納の無いベッドは、
単に脚付きベッドと呼ばれたり、脚の無いローベッドであったり、
ヘッドの無いヘッドレスベッドから、ヘッドにスマホや小物等が置けるスペースのある棚付きベッドなど
様々です。
普通に考えたら、1台で寝るスペースだけでなく、通常、チェストやラック等が担う収納までこなせる
収納付きベッドの方が、便利だし省スペースだし良いのではないか?と思ってしまいます。
ですが、収納の無いベッドにも収納付きベッドに比べて良い点がありますので
今日は双方のメリットとデメリットを数点紹介して、お客様がベッドを購入する際の参考になったら良いなと思います。
収納付きベッドのメリットとデメリット
収納付きベッドのメリット
冒頭でも紹介しましたが、やはりベッドだけで、寝るスペースと衣類や寝具、本等の収納の両方をこなせるという点です。
特に家が狭い日本の場合、ベッドだけで収納もこなせる収納付きベッドだと、省スペースでお部屋の余った空間を活用する幅が増えます。
それに、ベッドは収納があっても無くても、価格が高く、気に入らなくても処分が面倒なお買い物になりがちなので、
収納の無いベッドを買った場合、ベッド以外の収納家具をそろえることも考えると、お得な気がします。
収納付きベッドのデメリット
まず、収納の無いベッドに比べて、機能及びそのパーツがプラスされている分価格が高いです。
高い製造コストを減らすため、フレームの表面を天然木やその突板ではなく、
木目を印刷した紙やシートを貼ったものが多いため、見た目も若干安っぽいです。
天然木を使い、さらに日本製となると価格はかなりのものになります。
一概には言えませんが、パーツが増えた分、梱包も多くなり、重くなりがち、組立や解体も大変です。
また、引き出し付きタイプの収納付きベッドの場合、その引き出しは床面下にあるため、
床に近く、ホコリが床面下や引き出しそのものに入りやすいです。
そもそも、引き出しでも跳ね上げ式でもヘッドサイドでも、
ベッドの外寸サイズ内に収まる量の収納スペースしかないため、
寝具や衣類など、収納できるものが限られてしまい、人にもよりますが、
案外それほどお部屋からものを減らすことにはならないかもしれません。
収納の無いベッドのメリットとデメリット
収納の無いベッドのメリット
例えばデザイン等が同じで収納有り無しのタイプがある場合、収納があるベッドに比べ、価格は安くなります。
あるいは、収納の無いベッドは収納機能を付ける/製造するコストを他に回せるため、
床面がすのこになっていたり、布団が干せるすのこベッドであったり、
見た目にも、木目を印刷した紙貼りで安っぽくなりがちな収納付きベッドに比べ、
上記画像のように天然木無垢材、もしくは天然木の突板を使用した、天然木ならではの温かみや上質さを味わえるものも多いです。
天然木を使用するベッドは、その上質さを際立たせるため、あえて収納など機能を付けない場合もあります。
デザインの幅も広がり、北欧テイストのもの~モダン、ヴィンテージなものまでデザインがおしゃれなものも収納付きベッドに比べると多い印象です。
ヘッド上にスペースが付いた棚付きベッド(宮付きベッドとも)であれば、
スマートフォンや小物等が置けます。
これまた人によりますが、ヘッドの棚スペースだけで十分だったり、
逆に床面下に引き出し等が無い方が、収納ボックス等で自由にカスタマイズできます。
脚付きベッドの場合、床面下が開けているため、お掃除もラクラクです。
収納の無いベッドのデメリット
収納が無いため、当然収納は他の収納家具に任せることになります。
そのため、収納付きベッドのあるお部屋に比べ、お部屋の空間を活用する幅は狭くなります。
収納有り無しのタイプがあるもので無いものを最初に選んだ場合、
後に引き出しが欲しくなっても、引き出しのみ追加するのが難しいメーカーや商品もあります。
双方のメリットとデメリットを踏まえた上で自分に合ったベッド選びを
良いベッドフレームは価格も高く、衣類や小物みたいに購入した後気に入らなくても、
押し入れや引き出しにしまっておけば良いとはいきません。
なので、長く使うこと、あるいは気に入らなかった場合の返品や処分等の手間を
よく考えた上で、購入を決めたいですね。
ニトリさんやIKEAさんのように、大手で実際に店舗に足を運んで実物を見れるならまだしも、
ネット通販だと実物の確認が難しいため、商品ページをよく見て少しでも気になるところは
販売会社に問い合わせて見ることをおすすめします。
ちなみに筆者は収納の無い、脚が付いた棚付きベッドをおすすめします!
私は一人暮らしの身ですが、脚が付いた宮棚付きベッドをおすすめしたいと思います。
理由としては、
私は普段、商品を撮影したり、商品ページを制作する際、
いろんなベッドを見るのですが、やはりちょっと、収納付きベッドにありがちな紙貼りのベッドは安っぽく、傷付きやすいように感じてしまいます…。
それに収納が無くても、私のように何かと雑な人間ほど、
床面下に収納ボックス等を置いて自由にカスタムできる方が、後々快適に過ごせる気がします!
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難しいですねぇ…。
以上でした!