フランス電動ベッドの特徴第3弾!!
前回はフランスベッドのリクライニングの安全性についてお伝えさせていただきました。
>>フランスベッドの電動・介護ベッド。何がいいの? 人気の理由と特徴① 種類と選び方
>>フランスベッドの電動・介護ベッド。何がいいの? 人気の理由と特徴② リクライニングの安全性
今回はフランスベッドこだわりのサイドレールの安全性についてお話させていただきます。
サイドレールの安全性は?!
フランスベッドは、サイドレールが差し込まれた状態で水平方向に2万回ものひっぱる試験を行うことで、安全性の向上を測っています。
※サイドレールへの寄りかかりや、使用者がふらつくなどして転倒しそうになった際に掴まった場合などを想定し、誤ってサイドレールを持ってベッド本体を動かそうとした場合を「最大値」として試験しています。この項目はJIS には存在せず、FES規格のオリジナルの試験項目です。
ベッド用グリップって体重かけて使うけど大丈夫?!
・立ち上がる時、つたい歩きする時など、体重をかけることを想定して、グリップの2箇所をそれぞれ上からの荷重試験を実施。
・グリップを90°曲げた状態でその先端部分に荷重をかける。※グリップ自体の強度はもちろん荷重をかける事によってベッドの反対側が浮き上がらず、安定しているかを確認する試験でもあります。
・グリップを 90°曲げた状態でベッドから出っ張ってしまうグリップ部に人がぶつかってしまった場合を想定して、重りをベッド用グリップにぶつける。(衝撃への耐久性)
この他にも様々な試験を実施し、より高い基準の安全性を確認しています。※これらの試験はあくまで想定ですので、破損やケガの原因になるような行為はさけて頂くよう取扱説明書などで注意を促しています。
サイドレールやベッド用グリップなどの名称による違いは何ですか?
JIS 規格内(JIS T9254 在宅用電動介護用ベッド)では次のような名称で定義されています。
・利用者をベッドから転落させないためのさく(柵)→ サイドレール
・ベッドに固定して使用する起き上がり、立ち上がり、移乗などの動作を補助するグリップ(支援バー)→ ベッド用グリップ
フランスベッドでは、このJIS 規格が要求する安全性をクリアした商品についてのみ、上記の名称を使用しています。厳密に言うと「サイドレール」は上記の定義から、手すりではないとされています。あくまでベッド上から利用者や寝装品が落ちるのを防ぐ「柵」であるということで、ベッド用グリップとは違う基準や、試験内容となっています。
・手すりとして安心して使いたい方 → 「ベッド用グリップ」
・ベッドからの転落に不安を感じる、寝装品が落ちるのを防ぎたい方 → 「サイドレール」
・ちょっとした手すりが付いていると安心、インテリア性のある手すりが欲しい方 → 「ハンドレール」など、使用者の身体の状態や、使い方の要望などを把握した上で、その方に合った付属品をお勧めしています。
※ JIS T9254 ではサイドレール、ベッド用グリップを上記のように定義をしていますが、そうでない商品に対して名称を使用した場合の罰則などは無く、市場では規格に定められた安全性をクリアしていなくてもこの名称を使用しているものも存在していますので注意が必要です。
ほぼ全てのシリーズの機種を、「F ☆☆☆☆」仕様にしています。(イーゼル005F を除く)
F☆☆☆☆(エフ・フォースター)とは、シックハウス症候群を引き起こす原因といわれるホルムアルデヒドの発散量を示す建築基準法に基づく表示です。☆の数が多い程、発散量が少なくなり、F☆☆☆☆が最も少ない表示です。
建築基準法の中では、家の中に後から持ち込む家具(置き家具)は規制の対象となっていませんが、フランスベッドでは単に商品からの発散量を管理するのではなく、商品の表面以外にも芯材や木口等も含めた構成される全ての材料を対象に「公的機関の証明書」や国で指定された「化学物質管理仕様書」など型式毎に材料管理を行い、その材料のトライサビリティーを担保できる管理方法で行なっています。
それはホルムアルデヒドだけに留まらず、さまざまな揮発性有機化合物の管理も製材・防虫加工・接着剤・塗料などに至るまで徹底した管理を行っています。
まとめ
以上のように、フランスベッドでは手摺の安全にも試験を重ね、強化に努めていますので、安心してお選びいただけます。
体に負担のないよう、安心安全なフランスベッドの電動介護ベッドをご利用ください。