今回のテーマは”ヒノキ”。
例年の43倍もの飛散量を持って猛威を振るったヒノキ(の花粉)、昨年はほとんど影響を受けなかった私も、今年はズビズビでお手上げ状態です。これが5月まで続くっていうんだから気も滅入りますよね。
そんな全て伐採してしまいたいほど忌々しいヒノキですが、勿論悪いことばかりではなく、木材は日本の古来より高級建材として歴史的な建築物や、曲げわっぱ(弁当箱)などの伝統工芸品や檜風呂など様々なものに使用され、親しみのある身近な素材として慣れ親しんできました。
今回はそんなひのきのメリットをご紹介します。
・ひのきの強度
ひのきの強度は不思議なことに、なんと伐採後200年程徐々に強くなり、そこからさらに1000年かけて緩やか~に伐採後の強度まで戻ると言われております。人の尺度で考えると途方もない話ですね。
使用する環境などによって(強度は)多少左右されることもあるので断言はできませんが、差し引いてもひのきには十分信用に値する強度が備わっていると言えます。
・ひのきの香り
ひのきといえば香りといっても過言ではないほど、アロマオイルなどで広く浸透しています。森っぽい香りというか…少しツンとした香りが爽やかに感じる人もいれば苦手な人も、私は個人的に山や森が好きなので針葉樹の香り全般は心地良く感じます。そんな香りにはリラックス効果や鎮静効果などがあることが証明されています。また、アンモニアの濃度を減少させる消臭効果も認められており、森のように澄んだ空気にしてくれます。
・ひのきの抗菌性
ご存知かもしれませんが、上記で説明したひのきの香りにはフィトンチッド(αカジノールやヒノキチオールなど)といわれる殺菌力・抗菌力をもつ成分が含まれています。これがダ二を死滅させたり、カビの発生を抑制してくれたりするんです。人間にはリラックス効果などプラスに働き、ダニなどの発生は抑制してくれる天然素材ならではの優しさがあるんです。
そんな檜をベッドの材料に
そんなひのきをベッドにすると上記のようなリラックス効果や抗菌効果に加え、天然由来の素材を使用しているのでお子様からお年寄りの方まで安心してお使いいただける優しさと、建材にも使用される頑強さで毎日安心してお休みいただける1ランク上のベッドに大変身。普段は花粉を飛ばしまくって私たちを苦しめるひのきも加工してしまえばいいことが沢山なんです。
まとめ。
今回はざっくりとひのきについて説明させていただきましたが、他にも様々な効果があります。さすがにヒノキでヒノキの花粉までは防げませんが、鼻通りの良くなるような爽やかな香りでスッキリ目覚めさせてくれる憎めないやつなんです。
そんな天然のひのきを使ったベッド、当店でも多数取り扱っておりますので、この機会に是非お試しになってみてはいかがでしょうか。