寝室をくつろぎスペースとしても活用したいという方の中には、テレビではなくプロジェクターを設置してホームシアターのようにしたいと考えている方もいるようです。
家庭用の手頃なホームプロジェクターも増えており、ベッドに寝転びながら好きな映画を見て、快適なおうち時間を過ごす人も少なくありません。
ここでは、どうすればプロジェクターの映像をベッドから快適に見ることができるのか、設置方法やベッドの選び方について詳しくお伝えしていきます。
投影箇所は壁(スクリーン)か天井どっちがいい?
プロジェクターの投影をする際に一般的には壁を選ぶことが多いようですが、最近は天井を投影場所にする人も多いため、天井投影用のプロジェクターも続々と登場しています。
ここでは、壁と天井の投影箇所による違い、それぞれのメリット、デメリットを解説します。
壁(スクリーン)
白い壁、あるいは壁に吊るしたスクリーンに投影するプロジェクターはごく一般的なものなので、ほとんどのプロジェクターが壁への投影に対応しています。
ベッドで寝ながら見るだけでなく、座った状態でも見やすく、複数人での視聴にも向いているというメリットがあります。
ただ、映像を大きく映すためのスクリーンを吊るす場所、あるいは投影するための何もない大きな壁を確保するのが難しい点がデメリットと言えます。
天井
プロジェクターの種類によっては天井への投影が可能なものもあり、ベッドに寝転んだまま見ることができるのが大きなメリットです。
また、壁に比べると何もない大きなスペースを確保しやすいため、大画面に投影できる点もメリットと言えるでしょう。
デメリットとしては壁に投影するプロジェクターに比べると機器の選択肢が少ない点が挙げられます。
投影サイズと投影距離
天井と壁、それぞれに投影する場合のメリット、デメリットについてお伝えしましたが、次はプロジェクターを選ぶ時に重要なポイントとなる「投影サイズと投影距離」について解説していきます。
「投影距離」とは、プロジェクターのレンズから投影するための壁(スクリーン)や天井までの距離のことで、「投影サイズ」は投影距離によって変わってきます。
ほとんどのプロジェクターにズーム機能が付いているため、ある程度の幅はありますが選定の際にはどのサイズまで投影できるかの確認は必須です。
つまり、大きな画面で見たいと思っても部屋が狭くプロジェクターとスクリーンまでの距離が短い場合は難しいということになります。
投影サイズの目安は「視聴する人の目線に当たる場所からスクリーンまでの距離(cm)÷2.5~3」で算出することも可能です。
例えば、スクリーンまでの距離が240cmだった場合、大きな画面で見たいのであれば90インチ、小さな画面で良ければ80インチ程度のスクリーンがおすすめです。
あくまでも目安のため、必ずしも投影が保証されるものではありませんが、スクリーンを選ぶ時の算出方法として覚えておくと良いかもしれません。
プロジェクターの設置箇所
プロジェクターの投影距離、投影サイズを確認したら、次はどこに設置するかを考えましょう。
イメージ的にはプロジェクターは投影するスクリーン、あるいは壁や天井の正面に設置するものと思いがちですが、必ずしも正面に設置しなければいけないわけではありません。
最近は、寝室など家具の配置に合わせた設置が可能なものも増えています。
テーブルや棚の上
手軽にプロジェクターを設置するならテーブルや棚の上がおすすめです。
小型のものならテーブルに飲み物などを置いても邪魔にならないので、プロジェクターの定位置として置きっぱなしにすることができます。
ただし、飲み物などをこぼさないように注意が必要なため不安な時には専用のミニテーブルなどを準備するのも良いかもしれません。
棚の場合は飲み物などを置くことがないのでテーブルに比べると安心ですが、壁付けしてあるタイプの場合は排気口が塞がれてしまうかもしれないので壁に密着させないように設置しましょう。
天吊型
設置スペースを確保しづらい場合は天吊型も検討してみましょう。
プロジェクターの前を人が横切って映像が遮られてしまうということもなく、映画やゲームに集中したい方には最適です。
ただし、設置後の移動が難しく、自分で取り付けるのは手間がかかり、配線などが綺麗に隠せないことも考えられます。
心配な場合は業者に依頼するのも一つの方法ですが、費用がかかるのがデメリットでもあります。
超短焦点型プロジェクター
プロジェクターの設置場所を確保できない、投影距離を十分に取れないという場合におすすめなのが50センチ程度の投影距離でも80インチの大画面に映像が写せる超短焦点レンズを採用したプロジェクターです。
狭い部屋でも設置場所や距離に悩まずプロジェクター選びをしたいのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
設置場所などで迷った時は、プロジェクターメーカーのサイトも参考にしてみましょう。
どんな場所でも完璧にホームシアタープロジェクターを設置する秘訣 | BenQ
ベッドからプロジェクターを快適に視聴するためのおすすめベッド5選
寝室にプロジェクターを設置したら、次は快適に視聴できるベッド選びについて考えてみましょう。
ここで紹介するのは、ベッドでゴロゴロしながらプロジェクターで投影した映像を見るのに適したベッド5選です。
買い換え、新規購入の際にはぜひ参考にしてください。
シンプル&頑丈設計のヘッドレスすのこベッド
静止耐荷重350kg(JIS規格耐荷重7000N=約700kg試験合格品)の頑丈設計ヘッドレスベッドです。
コンパクトに設置できるので手狭な寝室にもおすすめで、シンプルなデザインなので寝具とのコーディネートもラクラク。
飽きずに長くお使いいただけます。
アプリ対応の2モーター電動リクライニングベッド
専用リモコンか対応可能なOSが入ったスマホ、タブレットでも頭、脚の上下リクライニング操作が可能な電動ベッドです。
自分の好きなポジションを記憶させることも可能なので、プロジェクター視聴にぴったりな姿勢の設定もラクにできます。
高級ホテルを思わせる本革レザーベッド
洗練されたモダンデザインと素材へのこだわりから生まれたレザーベッド。
本革レザーにデザイン性の高いアイアン脚の組み合わせがホテルライクでお洒落。
ヘッドボードにクッションが入っているので、ゆったりもたれてプロジェクター視聴ができます。
桐天然木を使用したステージベッド
木目の暖かみがお部屋を優しい雰囲気で彩るステージベッドです。
シンプルで飽きの来ない北欧風のデザイン、コンパクトで省スペースなフォルムは手狭な寝室にも最適。
ロータイプなので、天井を高く、空間にゆとりを持たせてくれます。
木製手すり付きアイアン&ファブリックベッド
ブラックカラーのアイアンフレームに優しい色味のコーデュロイ生地を使用したファブリックベッド。
ヘッドボードはクッションタイプなので、ベッドの上でのんびりした時間を過ごしたい方にもおすすめです。
まとめ
寝室にプロジェクターを設置すると家で過ごす時間がさらに充実、寝室が自分だけのリラックススペースに変わってくれるはずです。
ゆったり眠れるのはもちろん、好きな映像を楽しみながらゴロゴロできるベッドはプロジェクターとの相性もバツグン。
新しいベッドを検討中でしたら、ぜひこちらのページで紹介しているベッドもご覧ください。