ベッドを清潔に保ちたいと思っても、マットレスを丸洗いすることはできません。
そのため、マットレスの上には寝具を敷く必要がありますが、寝具には汚れ防止だけでなく、寝心地アップの効果も期待できるので、正しい選び方、ベッドメイクの手順を知っておいた方が良いでしょう。
ここでは、マットレスのお手入れ方法、寝具の選び方やベッドメイキングの手順と併せて、マットレスを守るおすすめのベッドもご紹介していきます。
マットレスのお手入れ
汚れても洗えないマットレスは、ベッドパッドなどの寝具で汚れをガードするのが基本です。
2週間に一回程度はマットレスを立て掛けて裏になっている部分の湿気を取り、全体に風を通しましょう。
また、1か月に1回は掃除機をかけておくとダニの死骸などアレルギーの原因になるものを除去することができます。
マットレスの下に除湿シートなどを敷いている場合、使っているシートの用法通りに入れ替える、あるいは干して再生させるなどの手入れもしておいてください。
部分的に汚れてしまった時は、硬く絞ったタオルでシミをたたいて汚れを取り、その後に水で薄めた洗剤や重曹水などを汚れの種類に合わせてスプレーし、最後にしっかりと乾かします。
汚れは時間が経つほど落ちにくくなるので、気づいたときに早めに落としておくのがおすすめです。
寝具の種類と機能を確認しましょう
ベッドに使う寝具にはいくつかの種類があり、それぞれに使う意味があります。
すべて使わなければいけないわけではないものの、機能を知っておかないと何が必要なのかの判断もできないので、まずは寝具の種類と機能について確認しておきましょう。
<ベッドシーツ(ボックスシーツ)>
マットレスにかけるシーツは汗や汚れからガードするために必要です。
全周にゴムが入ったボックスシーツは取り換えやすく便利です。
<ベッドパッド>
ベッドパッドはマットレスとシーツの間に敷くもので、少し厚みがあるので汗がマットレスに染み込むのを防いでくれます。
<敷きパッド>
シーツの上に敷く敷きパッドは、肌に触れるものなので洗濯しやすいもの、肌触りの良いものを選ぶのがおすすめです。
<除湿シート>
湿気を取ってくれる除湿シートはマットレスの下に敷くとカビやニオイ防止にも効果が期待できます。
<マットレスプロテクター>
防水、防ダニ加工されたマットレスプロテクターは、マットレスの上に敷き保護するための寝具です。
<マットレストッパー>
マットレスの硬さが合わない時などに使うマットレストッパーは、マットレスの上に敷いて寝心地の悪さを改善するための寝具です。
寝具を敷く順番
ここまでベッドに敷く寝具の役割について説明してきましたが、ここでは寝具を敷く順番について解説していきます。
まず、最初に敷くのは除湿シートですが、これはベッドの床板とマットレスの間に敷くものです。
湿気やカビが気になる季節は特におすすめですが、絶対になければならないというものではないので寝室の状況や気候に合わせて使うかどうかを決めても良いでしょう。
除湿シートを敷いたらベッドフレームにマットレスを乗せ、その上にマットレストッパー、マットレスプロテクターを敷きますが、これらは補助的なものなので寝心地を改善したい場合など必要に応じて使用するものだと覚えておきましょう。
その後、ベッドパッドの順に敷いていき、最後にシーツをかければベッドメイクは完了。敷きパッドは、シーツの上に敷いてご使用することをおすすめします。
季節に合わせて寝具も調整しましょう
ベッドに敷く寝具の種類、それぞれの役割、敷く順番についてお伝えしてきましたが、さらに快適に眠るためには季節に合わせて寝具を調整するのがおすすめです。
蒸し暑い季節なら肌に触れるとひんやりする素材のシーツを敷く、肌寒い時期はベッドに入った瞬間にヒヤッとしないよう毛足が長い、あったかい寝具や発熱、蓄熱素材の寝具を使うと良いでしょう。
季節に合わせた寝具を使うことでベッドの寝心地がさらに良くなり、心地良い睡眠環境を作ることができます。
マットレスを快適に保つおすすめすのこベッド5選
洗ったり、干したりするのが難しいマットレスの大敵は湿気ですが、それを防ぐにはすのこベッドが有効です。
通気性に優れたすのこベッドは、マットレスの湿気を発散、カビやニオイの予防にも役立つので、すのこ仕様の床板を採用しているベッドを選びましょう。
自由なレイアウトが楽しめるヘッドレスすのこベッド
静止耐荷重350Kgの頑丈さはもちろん、どんなインテリアにも馴染むシンプルなデザインが嬉しいすのこベッドです。
ソファとベッドの両方を置くのが難しいお部屋でも、昼間はソファ、夜はベッドという2Wayな使い方ができます。
省スペース収納も可能な三つ折りすのこマット
天然の桐材を100%使用しているので、調湿、耐熱効果が高いすのこマットです。
すのこ板1枚1枚にスリットが入っているので通気性もバツグンで、季節を問わず快適。
三つ折りにできるだけでなく、縦に二分割できるのでコンパクトに収納できます。
引き出し収納付き木目調フレームすのこベッド
便利なUSBポート、コンセントをヘッドボードに搭載したすのこベッドです。
床面下にはキャスター付きの引き出しが2杯付いているので、寝具の洗い替えを入れておくのにも便利。
ヘッドボードには使い勝手の良い棚も付いています。
高さを3段階に調整できる天然木すのこベッド
枕元に小物を置ける棚付きで、便利なコンセントも搭載しているので寝ている間にスマホなどの充電ができます。
耐荷重200キロの頑丈設計で、床面は3段階に高さ調節可能。
シンプルデザインに充実の機能を詰め込んだベッドです。
ひのき材を贅沢に使用したシンプルすのこベッド
天然木ならではの優しさや温かみを感じられるすのこベッドです。
シンプルなデザインなので和室にも設置しやすく、和モダンなインテリアとの相性もバツグン。
頑丈なので布団でもマットレスでもお使いいただくことができます。
まとめ
健康のためにもマットレスを清潔に保ち、快適な睡眠環境を整えることは重要なポイントです。
ベッドメイキングに使う寝具の種類と敷く順番、それぞれの役割を理解することで寝心地が良くなるのはもちろん、マットレスを長持ちさせることもできるので節約にもつながります。
こちらのページでは、ベッド、マットレス、寝具など「寝る」ことに関するすべてを一度に揃えることができるので、ぜひ参考にしてください。