お部屋にベッドを配置する時に色々と迷うポイントはありますが、そのうちの一つが「壁につけるか、離すか」という問題です。
どちらの配置にもメリット、デメリットがありそうで自分の部屋にはどちらが向いているのかがわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はベッドと壁の隙間を埋める場合、埋めない場合それぞれのメリット・デメリットとあわせて、おすすめのベッドもご紹介させていただきます。
目次
「ベッドを壁にくっつける時」のメリットと注意点
ベッドを壁付けで設置した場合のメリットは、無駄なスペースを作らないので部屋を広く使えることです。
部屋の中を移動する際の動線も確保しやすく、今ある家具とのレイアウトが簡単にできるのもメリットと言えるでしょう。
見た目にもまとまりがありので、すっきりとしたお部屋に魅せたい時にはおすすめのレイアウトです。
ただし、引き出し付きのベッドの場合は左右の組み換えができないと引き出しを無駄にすることになりますし、壁とベッドが接することで通気性が悪くなり結露が生じやすくなる、カビが発生しやすくなるという注意点もあります。
片側が壁付けしてあると布団が落ちるのを防げそうですが、寝方によっては布団が片側に寄りすぎて落ちてしまうこともあるので気をつけましょう。
「ベッドを壁から離す時」のメリットと注意点
ベッドを壁にくっつけるメリットと注意点についてお伝えしましたが、次はベッドを壁から離した時のメリットと注意点もお伝えしておきましょう。
壁から離して設置することで空気の流れを遮ることがなくなるので、カビや湿気対策ができるというメリットがあります。
また、壁から大きく話して設置することができるのであれば、どこからでも掃除がしやすく、ホコリがたまりにくくなるでしょう。
ただし、人が入れるほどの隙間を開けることができなければ、逆にホコリがたまりやすく掃除しにくいというデメリットになりますし、デッドスペースができることで生活動線を確保しづらく、少しずつストレスを感じるようになるかもしれません。
さらに、寝ている間に布団が落ちやすくなるので寝相の悪い人は要注意です。
赤ちゃんや小さい子どもと一緒に寝る場合は隙間をなくそう
大人であればベッドと壁の隙間に落ちることはないかもしれませんが、赤ちゃんや小さなお子様の場合は落下防止策を取る必要があります。
一番の落下防止策は隙間をなくすことですが、ベッドフレームのデザインやレイアウトのせいで隙間ができてしまうこともあります。
その場合は、マットレスの下に差し込むだけで使えるベッドガードも検討してみましょう。
サイズを調整できるもの、高さのあるタイプ、圧迫感のないメッシュタイプなど種類も色々あるので、お子様の年齢や使っているベッドに合わせて選べます。
万が一、赤ちゃんやお子様が落下した時のことを考えるなら、ベッド自体の高さが低いものを選んでおく方が良いでしょう。
広いスペースを確保できるクイーンサイズ、キングサイズなどのベッドで、なおかつロータイプ、フロアタイプを選んでおけば、安心してお子様をベッドに寝かせることができるでしょう。
ベッドの隙間はDIYで工夫するのもアリ
ベッドと壁の隙間はなくすのが一番とはいえ、間取り的に無理、ベッドのサイズがお部屋のサイズと合わないという時には、どうしても隙間ができてしまうものです。
そんな時は、簡単なDIYで隙間を埋めてみましょう。
ホームセンターなどで隙間のサイズに合う木材を購入し、棚や台を作って隙間にはめ込むのも良いですし、隙間にウレタンフォームやクッションを挟み込むだけでも良いでしょう。
大きな隙間が開いてしまうようならベッドと同じくらいの高さのスツールやベンチを購入して埋めるのもアリです。
この他にも床と天井で突っ張るタイプの壁面収納ラックで、壁を自作するのも良いかもしれません。
上部を収納として活用すれば隙間を埋めつつ、収納場所を増やすことができるので一石二鳥。
壁に付けられないベッドでも工夫次第で何とかできることもあるので、諦めないでチャレンジしてみてください。
おすすめベッド8選
ベッドの隙間問題はDIYで解決することもできますが、そもそも隙間ができにくいベッドを選ぶのも一つの方法です。
ここで紹介しているベッドはサイズ展開が豊富なものばかりなので、買い替えを考えている方はぜひご覧ください。
シンプルで頑丈な天然木すのこベッド
北欧フィンランド産のパイン材を使用したすのこベッドは、どんなお部屋にも合うシンプルなヘッドレスデザイン。
2台を連結した時にも隙間が気にならず、見た目もスッキリしているので手狭な寝室にもおすすめです。
三つ折りも二分割もできる桐製すのこマット
天然の桐材を100%使用した総桐すのこマットは、すのこ板の一枚ずつにスリット入り。
すのこの通気性と桐の調湿、耐熱効果で年中快適に眠れます。
隙間が気にならないだけでなく、高さを抑えてあるのでお子様二も安心です。
床面の高さを3段階に調節できる天然木すのこベッド
北欧をイメージした丸みのあるフレームは、装飾を少なくすることで連結した時も隙間が気にならないこだわり設計。
ヘッドボードには小物を置ける棚付きで、スマホやタブレットを立て掛ければ動画視聴も可能です。
木目とアイアン脚がお洒落なヴィンテージ調木製ベッド
味わい深い表情の木目と武骨なアイアン脚を組み合わせたスタイリッシュなベッドです。
すっきりとしたフォルムなので隙間を作らず連結でき、寝心地もバツグン。
小物が置けるスリムで省スペースな棚も付いています。
ガス圧式縦型跳ね上げ収納ベッド
床面下が深さ30cmの大容量収納になっているので、収納家具が置けない寝室にも最適なベッドです。
スマートでデザイン性に優れた見た目に充実の機能を搭載。
スペースの有効活用にもおすすめです。
開放的で機能的なすのこ床板ローベッド
圧迫感を低減できるロータイプのすのこベッドです。
ヘッドボードの棚には1口コンセント付きなので、スマホなどの充電にも便利。
2台横並びにした時の隙間ができにくく、床面が低いので小さなお子様との添い寝にもおすすめです。
機能性バツグンのシンプルデザインベッド
直線的なデザインの細部に丸みを持たせることで、スタイリッシュな中にも優しい印象を感じさせるお洒落ベッド。
小物が置ける棚や充電に便利なコンセント、枕元の照明など寝室を居心地の良い空間にするための機能も充実しています。
空間にゆとりを感じさせるプラットフォームベッド
大き目サイズでも圧迫感なく設置できるローデザインのプラットフォームベッドです。
マットレスを乗せても高くなりすぎないのでお子様にも安心。
スリムな奥行のヘッドボードながら、棚やコンセントもついています。
まとめ
ベッドを壁付けするか、離すかはメリットとデメリットを理解したうえで決めるのが一番。
もし、隙間ができてしまう場合でも工夫次第でデメリットをカバーできることがあるので、色々と試してみましょう。
また、ベッドを選ぶ時に隙間ができないものを選ぶのも一つの方法です。
こちらのページでは隙間ができにくいベッドなど、色々なタイプのベッドをご紹介しているので参考にしてください。