ヘッドレスベッドはコンパクトで良いとは思うけれど、ずっと使っていて飽きてしまった、やっぱりヘッドボードが必要という人は少なくありません。
こんな時、ベッドを買い替えるしかないと思う人もいるかもしれませんが、実は後付けのヘッドボードを買い足すという方法もあります。
ここでは、ヘッドレスベッドのメリット、デメリット、後付けヘッドボードの選び方などについて、詳しくお伝えしていきます。
目次
ヘッドボードがないヘッドレスベッドのメリット、デメリット
自分にとって必要な後付ヘッドボードを見つけるためには、まずヘッドレスベッドのメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。
そうすることで必要な機能が十分に揃った後付けヘッドボードを探すことができ、せっかく購入したヘッドボードが無駄になってしまうことも防げます。
・ヘッドレスベッドのメリット
省スペースで設置できるので、狭い寝室にも置きやすいことがヘッドレスベッドの一番のメリットと言えます。
同じシングルサイズでもヘッドボード分の長さがなくなるだけですっきり見え、ベッドの圧迫感が軽減されます。
また、組み立てや解体が簡単なので引っ越しや処分の際の手間もかからず、価格も比較的安いものが多いのもメリットです。
・ヘッドレスベッドのデメリット
寝ている間にスマホを充電したい、目覚ましとして使っているスマホを手が届く場所に置いておきたい場合、ヘッドレスベッドの隣にサイドテーブルなどを設置する必要があります。
スペースに余裕があればヘッドレスベッドとサイドテーブルの両方を置けますが、それが難しいとなると枕元に置くことになり寝ている間に落ちてしまう可能性があるでしょう。
また、ベッドの配置によっては枕が落ちやすくなるのもヘッドレスベッドのデメリットです。
頭側を壁にピッタリと付けて設置できれば解消できるデメリットですが、間取りによってはレイアウトが限定されることもあるため不便に感じるかもしれません。
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どんなヘッドボードがほしい?
ヘッドレスベッドのメリットとデメリットを再確認したら、次はヘッドボードに求めるものについて考えてみましょう。
ヘッドボードの有無は見た目にも影響しますが、それだけでなくヘッドボードが付くことで機能性もアップします。
理想的なヘッドボードを見つけるためにも、具体的に条件を挙げていきましょう。
・デザインや素材
スッキリと見せたいのか、それとも重厚感のある寝室にしたいのかによって、ヘッドボードのデザインは変わってきます。
カジュアルに見えるアイアンが使われているもの、高級感のある天然木製のものなど素材によっても印象が変わるので、ベッドに合わせるのはもちろん、設置するお部屋全体の雰囲気に合うものを選んでください。
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・収納力
ヘッドボードを収納として活用したいのであれば、どのくらいの収納力があるのかも要チェックです。
棚板が可動式なら色々なサイズのものを収納してもデッドスペースができにくいですし、棚に扉が付いていれば隠す収納として活用できます。
何を収納するのかを具体的に考えてみると、どんなタイプの収納が必要なのかがもわかるはずです。
・機能性
スマホの充電をしたいならコンセントやUSBポートがあれば便利ですし、夜中に目を覚ました時に手元で明かりを点けられるライトがあれば安心です。
コンセントが1口なのか2口なのか、ホコリが入りにくいスライド式なのかといった点も細かくチェックしておくと、実際に使ってみてから何か違うと思うこともないでしょう。
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おすすめ後付ヘッドボード5選
ヘッドボードのあるベッドは便利だと思うものの、今あるベッドを買い替える予定がないという場合も後付ヘッドボードをプラスすることができます。
ここでは5種類のヘッドボードをご紹介しているので、どんな機能が欲しいのか、どのくらいの設置スペースが確保できるのかを確認し、合いそうなものがあれば使ってみてはいかがでしょうか。
デスクにもワゴンにもなるキャスター付きヘッドボード
ベッドとの組み合わせでヘッドボードになるだけでなく、簡易のデスクやテーブル、収納付きワゴンにもなる機能性に優れた後付ヘッドボードです。
奥行25cmのスリムタイプなので狭いお部屋にも置きやすく、キャスターが付いているので移動もラクにできます。
10分で組み立てられるオープンラックタイプ
パーツをはめ込み、背板と組み合わせるだけなので誰でも簡単に組み立てられる後付ヘッドボード。
仕切り付きの棚がたくさん並んでいるため、仕分け収納しやすいのはもちろん、小物のディスプレイ収納にもおすすめです。
ちょい置きに便利なコンパクトサイズの後付テーブル
ごちゃつきがちなベッド周りがすっきり片付くちょい置きテーブルです。
ベッドフレームに挟んで固定するだけなので取り付けも簡単。
縁が付いているので、小物を置いたときの落下を防いでくれて安心です。
2口コンセントが付いた簡単取り付けのちょい置き棚
スマホなどの枕元に置いておきたい小物のちょい置きができる後付け棚。
2口コンセントが付いているので、寝ている間に充電もできます。
棚を挟める場所があれば設置できるので、サイドテーブルが置けない手狭なお部屋にもおすすめです。
ベッド周りの整理整頓に便利な後付ヘッドボード
収納するものや組み合わせるベッドの高さに合わせて、棚板の高さが調節できる便利な後付けヘッドボード。
読みかけの本やスマホなどをベッドの上に置かなくても良いので、枕元がすっきりと片付きます。
得意な人はDIYで理想のヘッドボードを作るのもおすすめ
ここまで、後付できるヘッドボードを5つご紹介しましたが、もしもDIYが得意なら自分で理想のヘッドボードを作るという方法もあります。
ホームセンターに行けば木材が豊富に揃っていますし、頼めば加工してもらうことも可能です。
自分で作れば必要な機能を備えたものになるのは確実ですし、自作することで愛着がわくかもしれません。
どうしても自作する時間が取れない人、DIYが苦手という人はナイトテーブルやワゴンなどをヘッドボードの代用品にするのも良いでしょう。
今ある家具を無駄にすることなく、ベッド周りに足りない機能をプラスすることができるので、使っていないテーブルやワゴンがある人にはおすすめの方法です。
理想のヘッドボードがあるかも!おすすめ棚付きベッド8選
ちょうどベッドの買い替えを検討していた、これからベッドを購入予定だったという人は、自分の理想を詰め込んだヘッドボード付きのベッドを探してみるのも良いかもしれません。
ここでは8つの棚付きベッドをご紹介しているので、ぜひ自分に合うものを探してみてください。
落ち着いた雰囲気の大人っぽいデザインベッド
枕元に穏やかな雰囲気を演出するLED照明付きベッドです。
洗練されたデザインがお洒落で、大人っぽい印象。
スリムな奥行ながらコンセントや小物が置ける棚が付いたヘッドボードは、サイドにも本などが収納できるシェルフを備えています。
便利な機能とお洒落なデザインを兼ね備えたすのこベッド
USBポート1口とコンセント2口の計3口を搭載した便利なベッドです。
枕元でスマホやタブレットの充電ができるので、目覚まし代わりに使っている人にもおすすめ。
ベッド下には2杯の引き出し収納も付いています。
天然木の木目が美しい北欧風すのこベッド
北欧をイメージした優しく丸みを帯びたフレームが、お部屋に温もりを与えてくれる天然木を貼ったベッドです。
便利なコンセント付きヘッドボードは背面にも棚があるので、お部屋の間仕切りとして使えます。
大容量の収納スペースが確保できる棚付きすのこベッド
床面下のスペースが広いので大手ホームセンターなどで購入できるLサイズの収納ケースがすっぽり入り、大容量の収納スペースが確保できます。
ヘッドボードは2口コンセント付きで、小物が置ける宮棚になっています。
宮棚付きヴィンテージ調デザインベッド
木目とアイアンの組み合わせが無骨な中にも味わい深さを感じさせる木製ベッドです。
ヘッドボードの棚は小物が置ける省スペース仕様で、スマホの充電にも便利なコンセントはホコリが入りにくいスライド式。
お洒落も機能もしっかりと兼ね備えています。
お部屋を広く見せてくれるロースタイルのプラットフォームベッド
開放感あふれる空間を演出してくれるローベッドに左右どちらか設置場所を選べるナイトテーブル付き。
ヘッドボードにはスリムな奥行の宮棚とスライド式コンセントが2口付いているので、寝ている間にスマホなどの充電を済ませたい時にも便利です。
ヴィンテージ調デザインの棚付きアイアンベッド
天然木とマットなブラックスチールを組み合わせたヴィンテージ調のアイアンベッドです。
品の良さ・インダストリアルテイストのクールさのバランスが絶妙で、置いてあるだけでカッコ良くお洒落な寝室に。
スリムな奥行きのヘッド部には小物が置ける棚も付いています。
睡眠、収納、作業が一台で完結するオールインベッド
洋服の掛ける収納にはハンガーレール、自分好みにアレンジできる有孔ボード、小物などが置けるヘッドシェルフを1台にすっきりまとめたベッドです。
ぐらつき防止や頑丈さも考慮した安全構造なので、寝心地も抜群です。
まとめ
ヘッドボードがあると圧迫感がありそう、設置場所に余裕がなくてと最初はヘッドボード付きのベッドを諦めたものの、やっぱりあった方が良いとなった時に後付けヘッドボードという選択肢があることを知っておけば安心です。
ヘッドボードがあった方が良い、なくても良いの、どちらが正解かは人によっても、設置するお部屋によっても変わってきます。
ベッドの買い替えや新規購入を検討する場合、たくさんのベッドを比較してから決めることが、後悔しないベッド選びのコツとも言えます。
こちらのページでは、様々なタイプのベッドをご紹介しているので、購入前にはぜひ一度ご覧ください。