お部屋づくりをするにあたって、風水の力を取り入れている方も多いでしょう。
風水とは簡単に説明すると、良い運気を呼び込む部屋づくりのことを言います。
具体的にはインテリアや色を、風水の考え方に則って配置していくことになるでしょう。
ただ運気アップというだけでなく、部屋もすっきりと片付き居心地の良い空間になることから、性別や年齢を問わず積極的に風水を取り入れている方も多いようです。
今回は風水を使った部屋づくりの中でも、ベッドフレームをご紹介します。
どんなベッドフレームが良い?
風水的に良いベッドフレームは、下記の条件を満たすものです。
まずはベッドフレームの素材からお話していきましょう。
ベストなのは木製タイプのベッドフレーム
風水的に最も良いベッドフレームは「木製タイプ」です。
風水ではベッドフレームに限らず、自然のものをインテリアに取り入れることを推奨しています。
その方が自然から受けるパワーを受け取ることができると考えられているためです。
アイアン素材のベッドフレームは風水的にNG
逆に風水的にあまり良くないと言われているベッドフレームは、パイプなどアイアン素材を用いたものです。
なぜアイアン素材は良くないのかというと、下記のような理由が考えられるためです。
1.人工的な素材
2.見た目に温もりを感じない
3.実際に触れても冷たさを感じる
上記のような理由により、風水的にはNGになっています。
アイアン素材のベッドフレームが好みならば、一部分だけ木材を使っているスタイリッシュなタイプを選ぶと良いでしょう。
ソファーベッドもオススメできない
ソファーベッドも風水的にはオススメできません。
それはなぜかというと、普段くつろぐ場所と寝る場所が同じになってしまうためです。
風水的には1日の疲れを癒し、次の日への活力を養う寝室は重要な場所だとされています。
一方、リビングは家族が集う場所であり、コミュニケーションをとる賑やかな空間でもあるでしょう。
そういった人が集う場所にとって、象徴的な存在であるソファーとベッドが一緒になっていると、心が完全に休まらないといった状況が考えられます。
日中はソファー用のカバーをつけて、寝るときには外すといったメリハリが重要です。
フレームは何色が良い?
風水的に考えるとベッドフレームはナチュラルな木材が良いでしょう。
できるだけ加工されていないベッドフレームが、風水としてはベストです。
ナチュラルな色合いがインテリアに合わないときには、できるだけ明るい色目のものを選んでください。
具体的には白やベージュがオススメです。反対に黒は風水的に考えると避けたい色です。
ベッドは1日も疲れを癒す場所ですが、黒のベッドフレームではネガティブな思いが滞ってしまい、寝てもすっきりしないことにつながりそうです。
もし、現在使用しているベッドフレームが黒や灰色といった暗い色合いならば、リネン類を白やベージュといった明るい色合いに替えてみましょう。
ベッドのレイアウトは?
風水ではベッドフレームの素材や色も重要ですが、それと同様に配置する場所にも吉凶が存在しています。
ベッドフレームのレイアウトするのであれば、下記の5つのポイントに注意してください。
1.ドア正面にベッドを配置しない
風水において、ドアとは運気の通り道です。
その運気というのは、良いものも悪いものも両方です。
寝ているときには無防備な状態になりやすく、悪い気の影響を受けやすいと言われています。
ベッドフレームを配置するのであれば、できるだけドアは避けてください。
どうしてもドア正面にベッドフレームを配置しなくてはいけないときには、小さい棚やパーテーションを置くなどして、「ドアを開けたらすぐにベッドフレームが見える」という状況は避けましょう。
2.鏡にベッドが映らない
風水にとって鏡とは、置く場所によって大きく吉凶を左右する重要なアイテムです。
強いエネルギーを持っているため、配置には気をつけなくてはいけません。
寝ている姿が鏡に映るようならば、今すぐに変更した方が良いでしょう。
寝ているあいだにあなたの良い運気が、鏡に吸い取られてしまうかもしれません。
3.窓の真下にベッドを置かない
「ドア正面にベッドを配置しない」でもお話ししましたが、窓もドアと同様に、運気の通り道になっています。
気の流れが常に行き来しているため、落ち着かない配置だともいえるでしょう。
可能な限り、窓から離れた場所にベッドフレームを配置してください。
そうとは言っても、寝室の間取りの関係でどうしても窓のそばに配置しなくてはいけないケースもあるかもしれません。
そういったときには、遮光タイプの厚手カーテンを選ぶと良いでしょう。
また、カーテンの色は暗いものよりも明るい色合いの方が、風水としては悪い気が留まりにくくなると言われています。
4.柱や家具の角がベッドに接地しない
ベッドフレームを配置する際に、柱や家具の角にしっかりつける方もいるでしょう。
しかし、柱や他のインテリアの角はベッドフレームから少し離すようにするのがポイントです。
ぴったりとくっついていると、空気が循環しにくくなり、悪い気が溜まりやすくなるためです。
また、ぴったりとつけているつもりでも、溝にはホコリや髪の毛がたまりやすく、そちらも風水としては良い状態ではありません。
少し距離を置くことで、掃除も簡単になります。
5.ワンルームの場合はベッドの位置を工夫
ここまでベッドフレームの配置についてお話ししてきましたが、間取りによっては、ベッドフレームはここに置くしかないといったケースもあるでしょう。
そういったときには、できるだけ工夫をして、上手に風水を取り入れてください。
例えばドアを開けるとどうしてもベッドが目についてしまう間取りの場合は、入口にのれんや間仕切りをすることで、寝ている間に悪い気の影響を受けることを防ぐことができそうです。
その他にもベッドが鏡に映ってしまうのであれば、使わないときには布をかけ、姿が見えないようにしてください。
運気を上げるおすすめベッド6選
風水ではベッドフレームを置く位置も大切ですが、そこで休む人にとって快適な場所であるのかも、運気を大きく左右します。
また、風水の基本は清潔であることです。
例えばホコリや髪の毛、カビといったものは不要な存在であり、そこには悪い運気が滞ってしまうと言われています。
できるだけ手入れがしやすく、そしてカビが発生しにくい環境をつくれるベッドフレームこそが、運気を上げてくれそうです。
実際にどのようなベッドフレームがオススメなのか、いくつかご紹介していきましょう。
風通し抜群!すのこ素材のローベッドフレーム
すのこベッドは風通しが良く、掃除も簡単でカビが生えにくい特徴を持っています。
そのため、風水としては最適のベッドフレームだと言えるでしょう。
こちらはヘッド部分のないシンプルなローベッドなので、コンパクトなお部屋に住んでいる方にもオススメです。
棚付き!機能性すのこベッドフレーム
一般的にすのこベッドフレームは、シンプルなデザインが多くなっています。
そのため、コンセントや収納といった機能面を求めている方からすると、少々物足りないと感じるかもしれません。
こちらはすのこベッドの通気性の良さはそのままに、棚をつけたことによって、使い勝手も格段にアップしたベッドフレームです。
ヒノキ素材で良い香り!リラックスできるベッドフレーム
風水では身の回りを整えるだけでなく、良い香りも運気をもたらしてくれると言われています。
香りにも注目している方にオススメしたいのが、こちらのヒノキ素材のベッドフレームです。
天然木材の温もりを感じられるだけでなく、当然通気性も抜群です。
カラーバリエーションもあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでください。
通気性だけでなくデザイン性も兼ね備えた個性派ベッドフレーム
すっきりとしたシンプルなデザインの方にオススメしたいのが、ステージタイプのベッドフレームです。
北欧テイストの飽きのこないデザインになっており、天然桐素材が温かみをもたらしてくれるでしょう。
通気性をしっかりと確保した考えられた構造をしているため、おしゃれな上に風水的にも◎なベッドフレームです。
風水的にも◎!布団でも使えるすのこベッドフレーム
マットレスよりも、布団の方が安眠できるといった方もいるでしょう。
しかし、ベッドフレームの方が布団よりも湿気が溜まりにくく、ホコリの影響も受けにくいものです。
布団派の方にオススメなのが、こちらのすのこベッドです。
しっかりとしたつくりになっているので、このベッドフレームの上にいつも通りに布団を敷いて眠ることができます。風通しも抜群です。
便利な棚付き!スタイリッシュなベッドフレーム
こちらのベッドフレームは棚がついており、コンセントを使用することも可能です。
他の部分が仕切りとしての役割も担っているため、ドアや窓の近くにベッドフレームを配置しなくてはいけない方にもオススメです。
また、ベッドの下が大きく開いており床面もすのこ状になっているため、風通しを良くすることもできるでしょう。
まとめ
運気を良くしたいのであれば、風水的に最も良いのは木材を使用した温もりを感じるベッドフレームです。
色合いはできるだけ白やベージュといった、明るい方が良いでしょう。
また、ベッドフレームの配置にも工夫が必要です。
風水は運気をアップさせるというだけでなく、安眠しやすい清潔な空間づくりができるメリットもあります。
風水をこれまであまり気にしていなかったという方も、ベッドフレームを購入する際には、取り入れてみてはいかがでしょうか。