今ある電動ベッドを別の部屋に移動させたいけれど動かしても良いのか、または電動ベッドの購入を考えているけれど、引っ越しの際に移動させられるのかが知りたいという方は少なくありません。
電動ベッドは大きな家具というだけでなく、電動部品が付いているので移動させられるかどうか迷うところです。
ここでは、電動ベッドの移動方法があるのか、移動しやすい電動ベッドの特徴やおすすめ商品についてお伝えします。
【結論】極力移動させない方が良い
電動ベッドの移動について、結論から言うと「できるだけ移動させない」のがおすすめです。
その理由は、移動させることでネジが緩んでしまったり、コードを損傷したりして作動しなくなる可能性があるからです。
また、重量のある電動ベッドを移動させるとなると床や壁に傷をつける恐れがあるうえ、移動には男性でも2名以上が必要で、足腰への負担も相当なものになります。
絶対移動できないという訳ではないものの、移動させることによるリスクを考えると電動ベッドの移動は避けた方が良いということです。
どうしても移動させたい場合
最初に、電動ベッドの移動はおすすめできないとお伝えしましたが、それでも移動したい、移動させなければいけない理由があるという場合は、次の点をしっかりと確認し、最悪の場合は故障してしまう可能性があるという点も理解したうえで慎重に行ってください。
・移動スペースの確保
家の中で別の部屋に移動する場合、引っ越しで移動する場合のどちらでも、電動ベッドを移動するための動線を確保する必要があります。
十分なスペースを確保せず、無理やり移動しようとすると床や壁に傷がつくだけでなく、電動ベッド本体、コードなどを損傷して動作不良を起こすこともあります。
・移動手段の確認
電動ベッドを移動する手段は「そのまま運ぶ」、「解体して運ぶ」のいずれかですが、解体するのであれば再度組み立てる時の手順も確認しておかなければなりません。
解体、移動、組み立ての際には、大人2人以上が必要ですし、広いスペースがないと解体や組み立てもできないため、他の家具を移動させたり、床や壁を養生したりといった事前準備も必要です。
キャスター付きや軽い電動ベッドなら移動が楽
重い電動ベッドをラクに動かすには、購入の際に軽量タイプを選んでおく、キャスターの付いたものを購入しておくという方法もあります。
電動部品の付いた電動ベッドは、一般的なベッドに比べると重くなりがちですが、シンプルなデザインのものを選べば、思ったよりも軽く、扱いやすいものを見つけられます。
また、最初からキャスターが付いているもの、あるいはキャスターの後付けが可能なものであれば部屋から部屋の移動も簡単ですし、折り畳める電動ベッドなら廊下や部屋の入り口ドアが狭くても移動しやすいでしょう。
移動がしやすい電動ベッド2選
これから電動ベッドを購入する、または買い替えを検討している方は、将来的に移動することも考えて電動ベッド選びをしてはいかがでしょうか。
最終的に動かすことがなかったとしても、移動しやすい軽量タイプや折りたたみのタイプは比較的ラクに移動ができるのでおすすめです。
ここでは、移動のしやすさを考慮した電動ベッドをご紹介します。
折り畳んで収納可能な軽量タイプの電動ベッド
直観的に操作できるリモコンで頭部と脚部を別々、あるいは同時に上げ下げできます。
脚の付け外しで高さを3段階に調節できるので、ベッド下を収納としても活用可能。
電動ベッドの中では軽量で移動もしやすく、手狭なお部屋にも気軽に設置できます。
まとめ
できるだけ移動させない方が良い電動ベッドですが、どうしても移動させなければならない場合があるのも確かです。
移動しやすい電動ベッド選びをしておくと、いざという時に慌てることもありません。
どんな電動ベッドを購入するか迷ったら、機能やデザイン、価格だけでなく、移動のしやすさも考慮しておきましょう。
こちらのページでは、移動について考えられた電動ベッドも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。