電動ベッドは、ベッドからの起き上がりや立ち上がりで体に負担をかけたくない方にもおすすめで、慢性的に足腰の痛みを感じている方や手術後の体をサポートしたいという方には最適です。
ただ、介護用というイメージがあるせいか、自分にはまだ早いと思っている人も少なくありません。
ここでは、一般的な電動ベッドと介護用ベッドの違い、コンパクトで気軽に設置できるおすすめの電動ベッドについてご紹介します。
電動ベッドとは
電動ベッドとは電動モーターで背中や脚部分をリクライニングさせることができるベッドで、介護用のベッドも電動ベッドに含まれます。
最近は、テレワークやオンライン授業が一般的になったこともあり、電動ベッドを作業用に使う若い方も増えているようです。
介護ベッドとの違い
介護ベッドにも電動ベッドにも電動モーターが付いているので、介護ベッドは電動ベッドの一種と言えますが、単に電動ベッドと呼ばれるものはベッドからの起き上がりをサポートする役目、リラックスするための機能を備えたものと考えて良いでしょう。
一方の介護ベッドは、被介護者、介護者の負担を軽くする役目、介護補助のために使うものです。
また、介護ベッドとして販売されているものは、介護がしやすいよう横幅が狭め、3モータータイプが多く、価格が高めという特徴があります。
電動ベッドのメリット
電動ベッドは少し贅沢な気がするという人もいますが、電動ベッドのメリットを考えてみると高すぎるとは言えませんし、思った以上に手ごろな価格のものもたくさんあります。
どんなメリットがあるか、下記にまとめてみました。
・起き上がりを補助
ベッドから起き上がろうとしたけれど体に力が入らず、起き上がりに時間がかかるといった場合でも、電動ベッドなら背中部分を起こすことができるので、病気の時や手術後に体力が落ちている時も安心です。
・足腰の負担を軽減
ベッドに寝転ぶ時、起き上がる時、立ち上がる時などは、足や腰にかなり負担がかかりますが、電動ベッドのリクライニング機能や昇降機能を使えば足腰の負担を軽減することができます。
・好みのポジション設定が簡単
背中や脚の角度、ベッドの床面の高さなどを手軽に調整できるのも電動ベッドの魅力の一つです。
中には、ポジション設定のプログラムがあらかじめ登録されているものもあり、ボタン一つで自分好みの姿勢でくつろぐことも可能です。
・軽量で省スペース設置が可能
場所を取るイメージのある電動ベッドですが、折り畳んで収納できたり、キャスターが付いていたりと軽量かつ省スペース設置、収納ができるものもたくさんあるので、一人暮らしのお部屋にも気軽に設置できます。
・お手頃価格
本格的な介護ベッドは高額なものも多いですが、電動ベッドとして販売されているものの中には、思った以上にお手頃なものもあるので、購入費用を抑えたい方にもぴったりです。
コンパクトなおすすめ電動ベッド3選
元々、ベッドはお部屋の中で大きな面積を占めるものですが、上手に選べば充実した機能の電動ベッドでもコンパクトに設置できるものが見つかります。
ここでは、おすすめのコンパクト電動ベッドをご紹介します。
3段階の高さ調整が可能な折り畳み電動ベッド
簡単なリモコン操作で頭と脚の上下操作ができる静音2モーター内蔵の電動ベッド。重量は約36kgと電動ベッドの中では比較的軽量になっています。
折り畳んで収納できるコンパクト設計なので、手狭なお部屋にも最適です。
床板は通気性と耐久性に優れたスチール・メッシュを採用しています。
まとめ
省スペースで設置できるのに多機能で、ベッド上で何でもできてしまう電動ベッド。
メリットを知れば知るほど実際に使ってみたいと思った方もいるのではないでしょうか。
こちらのページでは、便利な電動ベッドを取り揃えているので、ぜひ自分に合ったベッドを見つけてください。